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No.116: ソルドで靴を買う (2007.1.13)

靴、昨日「フォーロム・デ・アール」でみた感じでは、流行りっぽい店には、流行りっぽくない格好のぼくに似合う靴はなさそうな雰囲気だ。
なんだかんだいって、いつものスーパーの通りがけにある店(いちばん最初に見かけた店)がいちばんよい気がしてきて、夕方、そこに出かける。
店内に入って、実際に商品を見てみると、昨日のモード系の商品より、裁縫などの造りが丁寧で、しかも安い気がする。

試着してみて、一足、気に入ったのがあったので、それを買ってくる。
ちなみにお値段は、ソルド(バーゲン)で半額、29ユーロ(\4500)。べつに無理して安いのを買ったわけでもなくて、いちばん気に入ったのがこの値段だった。



ルイ・フィリップ橋の上。いつもグレーのパリの空。
いつものごとく、夕方から出かける。


いま履いている靴。もう間もなく「土踏まず」も消滅しようとしている。


サン・ポール通りの靴店。たぶん家からいちばん近い靴店。


靴だけ見たら、べつに普通な感じだけれども・・・

履いてみると、びっくりするぐらいきれいなシルエットをしている。
「靴が」きれいに見えるのでなくて、足元全体のシルエットがきれいに見える感じで、にくい感じだ。
革は柔らかく、スニーカーのような履き心地。靴底以外は、内側もすべて革製。しばらく履いてもほころびが出てこないようだったら、これはかなりよいかも。
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No.115: いろいろな一日 (2007.1.12)

今夜は、フルートの先生の演奏会か発表会かなにかがあるということなので、それに出かけようと場所を地図で調べたら、なんと、パリ郊外だった。しかも、開演は8時30分。
もう、パリ市内ならどこでもOKなのだが、郊外は初めてなので、やや緊張。
(迷ったり、電車がなくなってしまったりしても、パリ市内ならなんとかなるんだけど・・・)

夕方頃から出かけて、ショッピング街の靴屋を数件のぞいて、マックでチーズバーガーを食べて、RER(高速郊外鉄道)にのって、「Le Parc de Saint-Maur」という駅まで行く。
(余談だが、このRERの乗り換えのルールがいまだによくわからず、改札を通れないので、しょうがないから、改札をこじ開けたり、派手に飛び越えたりして通過する。RER、きらいだ。切符、ちゃんと買っているのに!)

目的地の地方のコンセルヴァトワールについて、扉から中に入ると、ちょうど先生がそこにいらっしゃって、「ああ、どうそ。ホールはこっちだよ」と教えてくれる。
コンサートの内容はというと、どうも先生の生徒さん(高校生くらいかな?)の発表会のようで、数人の学生風の子が先生とデュエットをやっていた。ピアノ伴奏も学生っぽい。
そんな感じなので、まあそこそこな感じの演奏会ではあるのだけれども、でも、たとえ学生とのデュオとはいえども、先生の演奏をたくさん聴けたのはうれしかった。

帰り、同じ音楽院に通っているフルートの中国人の子と、その子の友達と、ぼくの3人で、一緒の電車に乗って帰る。お互いフランス語が得意でないので、とぎれとぎれの話をしながら。
「中国の学生だったの?」と聴いたら、「ちがう、台湾人だよ」と言っていた。「あー、そうなのー」と答えたんだけど、台湾って、中国が自国領だと主張しているとか、独立を牽制しているとかで、なんだか難しいことになってたんだったっけ?
彼女たち、そのうち日本の東京と北海道に行きたいといっていた。「どうして北海道なの?」と聞いたら、カニが食べたいそうだ。(←お互い「カニ」の単語がわからず、はさみチョキチョキやって意思の疎通。)


「フォーロム・デ・アール」という、家から歩いていける距離にある大型ショッピング街。セールの人ごみは、日本と似たようなもの。
フランスの靴、何足か履いてみたが、どれも細長くて薄くて(そういうのが流行なようだ)、足の横幅が広い日本人の足には合わない。(無理に履くと、ラッキョウみたいなとんでもない形になる。)
写真奥の「andre」という店に、一足だけずんぐり型の靴があって、これはいい!と思ったのだが、残念ながらちょうどいいサイズがなかった。このあと、センター内のマックでチーズバーガーを食う。



目的の駅に着きました。フランスもちょっと郊外に行くとこんな感じなのね。


駅からかなり歩く。(靴底がますます減っちゃうよー)
駅から少し離れると、こんな雰囲気。


ホールに着きました。けっこうおもしろいデザイン。

無事にパリに戻って、シテ島の駅を出ると、市庁舎のほうが妙に明るくてにぎやか。(すでに11時)
様子を見に行ってみると、なんと、市庁舎の前の広場がスケートリンクに変身している!(市営で、季節限定のようだ) 
こんなの、喜んで作っている方も、すべっている方も、あほだ。
こんな時間に、みんな大はしゃぎ。
・・・ぼくもこんど滑ってこよかな。スケート靴、履けるかな。
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No114: 靴もバーゲン (2007.1.11)

きょうは、練習して、日が暮れてから洗濯に行って、そのついでに買い物をして・・・という、普通の1日。
しかし、一歩外に出てみると、どこもかしこもソルド(バーゲン)だなぁ。
靴底が磨り減ってしまった靴、じつは、迷った末、けっきょくまだ買っていないのだが、この際、買ってしまうか?
・・いや、でも、モノにはお金を使えないんだよなあ。
同じぐらいの値段のバレエのチケットは、ポンと買っちゃうくせに。
バレエ、また、3月以降に、おもしろそうなのをぽつぽつやるみたいだしなぁ・・・

MONOPRIXで食料を買い物したら、41ユーロ(6300円)を請求される。
「えっ!41ユーロ?」と言って、そんなはずはないという顔をしたら、調べてくれたんだけれども、なんと、バゲット1本が21ユーロ(\3300)になっていた。(本当は0.7ユーロ(\105))
レジ係の人、「21ユーロ。これは信じられん!」と言って、ほかのレジ係に見せて笑っている。
・・・いや、しかし、日本式の「申し訳ございません」より、「これは信じられん!(笑)」のほうが、なんだか健康的で好きだなぁ。個人的には。



洗濯・買い物のためにリヴォリ通りに出てみると、どこもかしこもソルド。
こりゃ、ほんとにみんなソルドに出かけてる可能性もあるなぁ。
ちなみに、ここは靴屋。うーん・・・。


1本21ユーロ(\3300)の超高級バゲット。

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No.113: リズム (2007.1.10)

きょうは昨日のレッスンの復習。
昨日は、いままで言われてきた大きなうねうねしたリズムではなく、えらく細かい(16分音符単位などの)リズムについていろいろアドバイスをうけて来た。
しかし「ねうねリズム」と「細かいリズム」の関係をちゃんと把握しておらず、頭を整理中。
(両立させる? or 対立させてコントラストをつける?)

そう、それから、リコーダーのレッスンに備えて、そちらの練習もそろそろ本格的にやらないといけないなぁ。
フランス語ももうちょっとはなんとかしなくちゃ。


今日は、遅くまでアパートの他の部屋が真っ暗で、人の気配がしない。外に出てみると、あちこちの店にソルドの張り紙。ああ、きょうから年に1度のバーゲンが始まったんだな。
まさか、みんなバーゲンに出かけちゃってひっそりしている、というわけではないとは思うけど・・・。
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