◇ 雑記 ◇


あっという間に新年(2022/1/6)

フランス留学中の忘れられない味の一つは、この、ガレット・デ・ロワ(王様のお菓子)。パイ生地にアーモンドクリームが挟んである。サクサクとした食感、アーモンドとラム酒の芳香がたまらない。初めて食べたとき「こんなおいしいお菓子が世の中にあるんだ!」と驚いた。

日本に帰ってきてからも、少し切ないパリのなつかしさに、毎年食べるようになった。
ガレット・デ・ロワの中には、フェーヴという陶器の小さなおもちゃがひとつだけ入っている。切り分けられたケーキの中にそれが入っていた人は、一年幸せに過ごせるという言い伝えだとか。

今年、フェーブが当たったのは、うちの奥さん!
今年はマカロンのフェーヴだった。




ベッコウのようにきれいな外観のお菓子




いい匂い!




女王様になってうれしそうにフェーヴをながめている


いちばんいい音がするリップ(2021/12/10)

唇の荒れに悩まされる季節になった。
ぼくは少しアレルギーもあるので、リップクリームは40年いろいろなものを試してみた。

フルートの演奏というのは微妙なもので、唇に少しなにかを塗るだけで音が劣化してしまう。かといって、唇が荒れてしまったり割れてしまっては元も子もない。
ノルウェーのニュートロジーナ、ユースキンのリップキュアなど、少し高額のを使っていた時期もあったが、いまは最廉価のこれ。 けっきょくこれがいちばん音がいい!
メントールとカンフル(樟脳)の有効成分と、ワセリンとパラフィン等の保湿成分だけ。 この超シンプルな成分が、なにも付けてないときと変わらない演奏ができるポイントではないかと思う。 メントールがスースーするのが少々気になるが、意外に演奏には影響はない。
このシリーズのひとつ上に「無香料」というのがあって、これも何年か使っていた。こっちには、アロエエキスやヤシ油、UVカット成分が入っていて、ちょっとベタベタした音になる気が……。

Simple is Best! ということか。



どこにでも売っていそうな、いちばん安い優れモノ。


小学校の芸術鑑賞会(2021/10/5)

昨日、無事に開催することができた小学校での芸術鑑賞会。
9月末までコロナ感染の非常事態宣言が出ており、学校の行事はほぼすべて中止、延期になっていた。この芸術鑑賞会も無事開催されるのか数日前までわからなかった。開催が不確定なまま、練習とリハーサルをモチベーションを保ったまま続けるのはエネルギーが必要だった。10月1日に無事開催が決まった時はほっとした。

芸術鑑賞会の当日、体育館に集まってくる1年生から6年生までの全校児童。
息を殺して聞き入っている曲。体でリズムをとりながら聞いている曲。曲間でどやどやと興奮してしゃべり始める子どもたち。
とても楽しい時間だった。無事に開催できてよかった。

鑑賞会の最後に、妻が、「最後まで聴いてくれてありがとう! 私たちも、小学生の時に聴いた芸術鑑賞会の演奏を、今でも覚えています。きょうの演奏も、いつまでもみんなの心に残ってくれると嬉しいです」とMCを入れた。
そうであってくれると嬉しい。



ピアノ・フルート・チェロ・MCのメンバーで。



おもしろい光景のコンサート。


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