◆ エッセイ(2020/4/29)◆
4月から短大の講師の仕事も全部休みになってしまった。
この機会に、音階やエチュードの総復習をやっている。
コロナ収束の頃には、フルート上手になっているかも。
ほかに、夜、家でできることはないかな。いままでやりたかったけど、できなかったことで。と、しばらく前にエッセイを書いてみることを思い立った。
パソコンがあれば文章は書けるし、お金もかからないし。
いざ書き始めようとPCの前に座ってみると、なにも書けない。
ああ、やっぱり目標がないとだめだな。だれも読んでくれる予定のない文章なんて出てこない。
そこで、CDに特典として付けるブックレットを作ってみることにした。
先月の中旬に書き始めて、4~5日で約6500字の草稿を書いてみた。
読み返してみると「商品としては、ちょっとこれは苦しいかなあ・・・」
しぶとく何度も書き直してみた。
読者の視点で自分の文章を評価するのは、けっこう難しい。
そこで、クラウドソーシングで編集・校正のお仕事をしている方に、アドバイスと校正をお願いした。(いまはネットでこんな仕事も依頼できるんだ。すごい!)
戻ってきた原稿には、びっしり赤入れされていた。指摘やアドバイスを読んで、さすがプロだな!と思った。音楽も文章も、技術は大事なんだ。
最近読んだ文章読本に、「書く技術は、毎日書くことにによって身につく」と書いてあった。
楽器の習得と同じだな。フルートの練習の気分転換には、あまりならないかも。
あと、新しい国語辞典や、資料もいろいろ買い足したので、文章を書くのにお金はかからないという考えも間違いだった。
でも、ここまで来たら、最後までやりきろう。
そんなわけで、ぼくの電子工作机は、いま書斎机になっている。
ブックレット試作品。中身の文章はまだできていない。
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