◆チューナー (2016/3/7) ◆
下の写真のチューナーは、ぼくが毎日使っているもの。
ぼくだけでなく、うちにフルートを習いに来ている生徒さんも使っている。
けっこう、業務用ユースで酷使されているかんじ。
(電源ボタンと、バックライトボタンの印刷は、はげて消えてしまっている。)
コルグ Wi-Tune WR-01
このチューナーは、2年前に買った。
これを買った当時、製造元のコルグは、すでにこのチューナーの製造を終了していて、お店で在庫処分のようなかんじで安く売られていたのを買った記憶がある。
ところが、このチューナー、使ってみると本当にいいチューナーで、すっかり愛着がわいてしまった。
まず、チューナー本来の性能が高い。
メーターの中央付近は、針が1セント単位(半音の1/100単位)で表示できるようになっていて、この表示解像度の高さは、他の液晶表示式のチューナーでは類を見ない。
また、表示解像度が高いため、針がアナログの機械式メーターのように滑らかに動いて、液晶表示メーター特有の、チラチラ針が動くことによるストレスも感じない。
このチューナーには、小さなトランスミッター(無線のマイク)が付属していて、それを楽器に取り付けて、チューナー本体へワイヤレスで信号を送ることができるようになっているのだけれども、これも、使い始めてみると、いろいろと応用がきいた使い方ができて、便利。
この、「ワイヤレス・システムを搭載」したチューナーは、「世界初!」と、メーカーはうたっていたが、このチューナーが製造終了になり、後続の機種も発売されていないところを見ると、ひょっとして、これが世界最後にもなってしまうってこと???
とにかく、このチューナーは、音の高さを測る道具として、とても精度が高く、とても使いやすく、すっかり愛着がわいてきてしまっているわけなのだが、でも、このようなチューナーは、その後、発売される気配もなく、ひょっとしたら世の中から消えてしまうのではないだろうか?と、心配になってきたのである。
世の中、チープで、安価で、中途半端なチューナーばかりになってしまって・・・。
どうしてだろうね。こんないいチューナーなのに。ちっとも売れなかったんだろうか?
修理不能になって、使えなくなってしまったら、本当に残念だなぁ・・・
ヤマハ TDW-120
とういうわけで、もう1台買ってしまいました。
最初に買ったチューナーと全く同じものに見えるけれども、最初に買ったチューナーは、ブランド名が「KORG」、新しいこちらのチューナーは「YAMAHA」になっている。
どうも、コルグによるOEM(相手先ブランド名製造)製品のようだ。
本当は、コルグの同じチューナーがほしかったのだけれども、新品のコンディションの良いものを手に入れるのは、すでに難しいことがわかり、こちらを購入した。
・・・いや、でも、ブランド名の印刷が違っていたほうが、見分けがつけやすくて、かえって良かったかな。
並べてみると、こんな感じ。
とにかく、そんなわけで、バックアップのチューナーも確保できたし、これで安心して、これまでどおり遠慮なくチューナーを使えるなぁ・・・、という話でした。
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