◇　雑記　◇

◆リサイタル動画 （2015/9/14） ◆

リサイタルが終わってから１ヶ月がたち、なんだか涼しくなってきて、秋の気配。
今から思えば、ちょうどリサイタル当日あたりが、猛暑のピークだったのかも・・・

リサイタルの一部の動画をアップしてみました。
よろしかったらご覧くださいませ。

Debussy - Prélude à l'après-midi d'un faune
ドビュッシー： 牧神の午後への前奏曲
A.Usami, flute / Y.Hasegawa, piano



Blavet - "Ronde", "Tambourins", (Recueil de Pièces)
ブラヴェ： 小曲集より 「ロンド」「タンブーラン」
A.Usami, recorder / N.Usami, recorder



Gaubert - Trois Aquarelles "Par un clair matin"
ゴーベール： ３つの水彩画より 「ある晴れた朝に」
A.Usami, flute / N.Yamigiwa, cello / Y.Hasegawa, piano


Fauré - Après un rêve
フォーレ： 夢のあとに
A.Usami, flute / Y.Hasegawa, piano

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2015/8/8 名古屋・伏見・電気文化会館
宇佐美敦博 フルートリサイタル ～パリの室内楽～ より

◆リサイタル （2015/8/18） ◆

先日、リサイタルが終わって、後片付けもだいたい終わって、ちょっと一息なかんじのこの頃。
暑い中、お忙しい中、リサイタルに来て下さった皆様、本当にありがとうございました。
ぼく自身、心引かれる音楽を演奏している音楽家と一緒に演奏することができて、それから、構想をあたためていた曲をいろいろと演奏することができて、とても満たされた時を過ごすことができたコンサートでした。

前半、「牧神の午後への前奏曲」



前半、Lalaさんとのリコーダーデュオ。
ブラヴェの小品集より「タンブーラン」



前半、ケックランの「リリアンのアルバム」より



後半の、フルート、ピアノ、チェロのトリオ。



終演後、ロビー出口にて、Lalaさんと。

＜近日中に、当日のコンサートの様子の一部の動画をアップしたいと思っています。＞

◆もうすぐリサイタル （2015/7/21） ◆

８月８日のリサイタルまで、あと２週間と少しとなって、いよいよな感じだ。
練習している曲も、なんだか少しずつ最終的な本番の形に移行しつつある感じで、コツコツ仕上げにはいろうとしている毎日。

この写真は、リサイタルのチラシの裏に使った写真。
チラシでは写真と文字が重なっていて、どんな写真かわかりづらくなっているのだけれど、じつは、ここは、留学中に住んでいたサンルイ島から、ルイ・フィリップ橋を渡ってすぐのところの写真。

この小道は、リコーダーのミルチベルグ先生のお宅に行くときに通っていた。
都会の喧騒の中、教会の脇にあるひっそりとした小道で、お気に入りだった場所。

＊　＊　＊

今回のリサイタルのプログラムは、全部パリの作曲家の作品。
ぼくがフランスから帰国してから、もう８年も経つけれど、いまでもパリのことを思い出すと、懐かしくてちょっと切ないような気持ちにさせられる。

今回のリサイタルで演奏する、ファランク作曲のフルート三重奏曲は、留学中、室内楽のドゥビュシー先生から演奏する事を勧められた曲なのだけれども、当時、この曲の楽譜を入手することが非常に困難で、パリ中の楽譜屋や図書館を探しまわったけれど、けっきょく手に入らなかった。
それから８年経って、今回、ようやく演奏できる運びとなった。

フランスの音楽をやっていると、留学当時のいろいろなことを思い出し、時には少し感傷的な気持ちにさせられたりすることもあるけれど、でも、パリの音楽たちは、そんなぼくの気持とは無関係に、さっぱりと美しい曲ばかり。
（そこがいいところなんだけれど・・・。）