◇ 雑記 ◇


アルト・リコーダー (2013/4/3)

またリコーダーを買ってしまった。
今度は黒檀のアルト・リコーダー。
どうも、最近、散財ぎみだ。



買ってきた黒檀のアルト・リコーダー


ほんとうは、M社のツゲのリコーダーを買うつもりだったのだ。
ツゲは、まず、色と木目が美しくて、その見た目にひかれるっていうのもあるし、それに、フランスで師事していたぼくの師匠もツゲのアルトとソプラノを使っていたってこともあるし、もちろん、ツゲの音色が好きってこともあるけど、とにかく心の中では『ツゲ』って決めていた。
それで、半月ほど前に楽器店にツゲの取り寄せをお願いしていて、それがやっと届いたらしいので、今日、ツゲの代金分のお金を銀行からおろして、さっそく見に行ってきたわけである。
そしたら、楽器店のショーウィンドーに、たまたま同じM社の黒檀のアルトが展示されていたので、ついでにそれも試奏させてもらうことに・・・。
(ちなみに、リコーダーの材質の中では、黒檀はいちばん高価な部類に属する。)

いざ試奏してみると、心待ちにしていたツゲのほうは、音色も曲を演奏した感じも、なんだか期待していたのとは違っていた。むしろ今ぼくが使っているリコーダー(西洋梨の木製)のほうが良いかんじ。(ちなみに、ツゲより西洋梨の楽器のほうが少し安価)
せっかくわざわざ取り寄せてもらったのに、ちょっとこまったなぁ、と思いつつ、黒檀のほうも吹いてみたら・・・
黒檀は、見た目がまっ黒けで味気ないってこともあるし(・・・ぼくは面食いか?)、なんだか重くて強い音がしそうだし、そもそも値段がツゲの2倍弱するので想定外だったのだけど、実際に吹いてみると、思っていたのとは違っていて、つややかでなめらかな音色をしていて、演奏した感じも自然にしっくりとなじむ感じで、う~ん、楽器は見た目によらないものなんだなぁ・・・、などと思いつつ、少し悩んだが、けっきょく、その黒檀のリコーダーのほうを買ってしまった。カードで。


チラシ (2013/3/16)

今月はチラシがいろいろできてきた。
こんどの6月の演奏会のチラシと、今月の教室説明会のチラシ。

なんだか、チラシができてくると、いよいよそれが現実味を帯びてくるというか、いよいよあとに引けなくなった感がするというか(いや、べつにあとに引くつもりがあったわけではないけれど・・・)、そんな感じがしてくる。
たとえば、演奏会なんかの場合、チラシを作る前は、『こんどはこんな演奏会をやりたいなぁ・・・』とか、『プログラムは、この曲とこの曲がいいかなぁ・・・』などと、頭の中を妄想のようなものがぐるぐるまわっているだけの状態だったものが、いざチラシができあがってくると、『私は何月何日の何時から、これこれのことをします。』と、何千人に向かって公約してしまったような気分になってくる。
チラシの入った重い段ボールが、どかっと宅配便でうちに届けられると、『おお、とうとう現実になったか!』という、喜びと、プレッシャーが、我が家に届けられたような気分になるのである。




こんどの6月の演奏会のチラシ。
『こんどは、チェンバロとバロックの演奏会をやりたいなぁ・・・』と
思い始めたのが半年くらい前で、その後、チェンバロの鈴木さんに
共演を快諾していただいて、そして、とうとうチラシもできてきた。



教室説明会のチラシもできてきた。
これは新聞折り込みチラシで、弥富市全域に配布される。
(教室説明会の詳細は、こちら。)


リコーダー紆余曲折 (2013/1/30)

こんどの6月にやるバロックのコンサートの候補曲の一つに、ソプラニーノ・リコーダーの曲があるのだけど、手持ちのソプラニーノ・リコーダー、最高音域のいくつかの音の音程が悪くて、・・・う~ん、このリコーダー、ローズ・ウッド製の美しい木目がとても気に入ってたし、音色も悪くないし、それにそんなに安くはなかったし、でも、このミとファの音はどうやってもどうにも低くて、なんだか全体ぶち壊しな感じだし、いったいどうしたものか、いっそのこと、このリコーダーの指孔、自分で削ってしまおうか、などとあれこれ何日も悩んだあげく、いちど試しにドイツのM社のソプラニーノを吹きにいってみようかと思って、名古屋のY楽器店に電話したら、『在庫がありません。お取り寄せも1ヵ月以上かかります。』と言われて、いったんはあきらめたのだけど、う~ん、でも、1ヵ月待ってみようかな、M社のソプラニーノの音程が正しいという確証はないのだけれど、でも、ここは賭けに出て注文しちゃおうかな(うちにあるM社のソプラノとアルトは断然音程が良いし、ここはM社を信じてみようかな)、と思い、再びY楽器店に電話したら、なんと、別の経緯からソプラニーノを2本調達できるようになったとのこと!!

今日、名古屋の昼のコンサートに行ったついでにY楽器店に電話してみたら、なんと、それが今朝入荷した(!)とのことだったので、早速見に行ってきた。
楽器店に行くと、ちょっと飴色がかったリコーダーとちょっと色白のリコーダーが出てきた(色はちょっと違うけど、同じ材質の木でできている同じ型番の楽器とのこと)。
吹いてみると、音程はまずまずいい感じ。2つを比べた感じは優劣つけがたい感じだったけど、色白ちゃんのほうが若干音が高音域が安定しているような気がしたので、そちらを購入してきた。
ルックスは飴色ちゃんのほうが渋い色していてよかったんだけどね。




ソプラニーノ・リコーダー。ボックスウッド(つげ)製。
ちいさくてかわいらしい。分厚い財布みたいなケース付。



大きさはこんなかんじ。


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