◇ 雑記 ◇


新年 (2013/1/7)

昨年の秋ごろから、バロックの演奏会をやりたいなぁ、チェンバロの人と一緒に共演したいなぁ、などと思っていて、それで、新しい楽譜を買ってみてみたり、CDを買って聞いてみたり、演奏会のプログラムを考えてみたりしながら日々を送っていたのだけれど、それが、この年末年始で、共演してくださるチェンバロの方が見つかり(!)、ホールの日程も押さえられて(!)、なんだかどどーっと一気に実現の見通しが立ってきた。

ということで、年末年始は、ヴィヴァルディを吹いたり、バッハを吹いたり、リコーダーでヘンデルを吹いたり、バロックにどっぷり浸っているのだけれど、これがなんだか新鮮な感じ。
そういえば、大学生のころはバロックばっかり吹いていたなぁ・・・。
最近はず~っとフランスの近代ものばかり吹いていて、もう長いことバッハとか吹いてなかったけれど。

今日は、チェンバロの方に、演奏会でやる予定の曲の楽譜を送った。
これでまた、なんだますます演奏会の現実感が増したような感じ。

ちなみに、このバロックの演奏会は、6月1日に宗次ホールでやる予定。
なんだかんだいって、あと、正味5か月弱しかない。
なんだか、あっという間に本番の日を迎えそうな予感。




リコーダーにオイルを塗って、しばらくさぼっていた
メンテナンスをした。こんどやるバロックのコンサートでは
リコーダーたちにも活躍してもらう予定。リコーダーは、
音量的にも、音色的にも、チェンバロと相性がとてもいい。


リハーサル (2012/10/9)

近々、名古屋のフランス料理店のディナーで演奏をすることになっていて、それで、今日は、そのフランス料理店に、リハーサルに行ってきた。

お店は、それほど大きいわけでもなくて、天井も特に高いわけではないのだけども、なんだかいい感じの響きがしていて、共演者のピアノのHさんも、Lalaさんも、『いい響きですね~』と言っていた。
ピアノは、「VICTOR ZENON(ビクター・ゼンオン)」と銘ざれている古~いアップライトピアノがおいてあったのだけど、これがまたなんだか、時代を経た、いい味わいの音がしている。

ちなみに、プログラムは、フランスの小品を数曲と、そのほか、ジャズやボサノヴァ・アレンジの曲などもやる予定。
このプログラムも、ここの空間の雰囲気に合っていて、いいんじゃないかなぁ、と思った。

このオーナーが、気さくな感じのいいかたで、リハーサルが終わった後、紅茶を出してくれて、一緒に話をしたりしたのだけれども、このオーナーもフランス(パリ)で修行をされていたようで、パリのことについて話に花が咲いたりした。



リハーサル中。
ちなみに、この写真を撮っているのはLalaさん。


店内の様子。なんだかいい雰囲気。


ちなみに、当日の食事のほうは、以下のようなメニュー。

* * *

MENU
田舎風パテのカナッペ
ホタテ貝とカブ、赤ピーマンのマリネ、ミルフィユ仕立て
小海老のドリア、アメリケーヌ
イサキのムニエール、ゴボウのコンフィ添え
蝦夷鹿のグリル、粒入りコショー入りソース
デザート アップルパイ


usami music school 発表会 (2012/8/25)

今日はウサミミュージックスクールの発表会だったのだが、・・・いやぁ、大変な一日だった・・・

というのも、今朝、出がけに、発表会会場のFホールから電話があり、なんと、今日の会場の予約がダブルブッキングしてしまっていたので、別の会場でやってほしいとのこと!!
ホールの手違いで、別の発表会の予約を、もう1組入れていたらしい。
頭が真っ白になりそうになりながらも、時刻はどんどん迫ってくるので、「とにかくそちらに向かいます」と言って、車でFホールに向かう。
調律師も写真屋さんも花屋さんも、もうFホールで手配してしまっているのだし、それよりなにより、出演者と来場のお客さん全員に会場の変更の連絡をいきわたらせることなど不可能なのだし、とにかくそんなこと突然言われても困る。
Lalaさんと対応策を話しながら高速を飛ばしてFホールに到着するが、出てきたFホールのオーナーは、『大変申し訳ありません。こちらですべて手配しますので、別のホールでやってください』の一点張り。
そうしている間にも、うちの生徒さんも集まり始め、時間は刻々と過ぎてゆくので、やむをえず別の会場でやることを決断。本日の発表会は、急遽、伏見のYAMAHAホールで開催される運びとなった。

* * *

発表会の会場が当日変更になるなんて、前代未聞の出来事だったが、でも事が大きかったわりには(小さい困ったことはいくつかあったけれども)大事に至らなくてよかったなぁと思う。ただ、生徒さんには、右往左往させてしまい本当に気の毒だったけど。
ながく生きていると(・・・というほど長く生きてないかもしれないけど)、なんだかいろんなことが起きるなぁ。

* * *

それはともかく、Lalaさんも言っていたんだけど、人前で発表するということは、大人でも子供でも大変なことで、みんな、曲が決まってから今日まで、ひとりひとりが曲と向き合ってがんばってきた。
その発表会、ひとりひとりの心に残る、いい思い出となればいいなぁ・・・と思う。



伏見のYAMAHAホールにて。
発表会の前のリハーサルの光景。



リハーサルの光景、その2.



開演前の会場の様子。
いろいろあったけど、無事、定刻に開演することができた。


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