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パリ4日目 (2006.9.23)

今日はDARTYという電気量販店で、プリンタ&スキャナ、ドライヤー等を買ってきた。
プリンタは『エプソンなら日本で使ってたから』と思ってそれにした。
使い方はすぐにわかったが、ところが実際に動かしてみると、これはぼくが知っているエプソンじゃない!
日本の、シュワー シュワー、というかんじじゃなくて、やっぱりフランスの他の機械たちと同じように、ガッチャン!、ガッチャン!、グガガガガ!・・・というかんじ。
機械に関しては、日本の製品の方がエレガントかも。


DARTYという大型電気店で。
独特の3段階の購入手続きがあり、とまどう。でも、次からは大丈夫かな。


あと、別のところでシャンプーも買ってきた。これでやっと頭が洗える・・・
シャンプー買うの、けっこうたいへんだった。
フランス語の商品名のプラスチックボトルがずらりと並び、シャンプーかボディーソープかボディークリームか液体歯磨きかなにがなんやらわからなくて、シャンプーひとつ探すのに小一時間かかった。

ところで、こちらのスーパーのレジ、前に並んでいる客の様子を観察していると、自分が買うものをベルトコンベアーみたいなのにどんどん載せていき、レジ打ちが終わった商品は自分で片っ端からどんどん袋につめていく習慣らしい。(袋詰めをしながら支払いもしなければいけない。)
レジ係が、なんだか露骨に無愛想。というか、意地悪。もたもた袋詰めしていると、次の客の買い物を容赦なくどんどん流してきて、自分が買った物とごちゃごちゃにまざる。
スーパーの買い物でどっと汗をかいて、やれやれ。


近くの庶民的なスーパー。

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パリ3日目 (2006.9.22)

日本からの荷物第一号が到着。音楽辞典・フランス語文法書など。
新品だった段ボール箱、かなりくたびれてる。おつかれさん。



食い物の調達がなんとかできるようになり、ちょっと余裕が出てきたので、近所を散歩。
家のすぐ近くにノートルダム寺院があってびっくり!



少し足をのばして、BHVという百貨店に行ってみる。
ああ、なんと東急ハンズのような品揃が・・・
地階には、道具・ネジ・金具・木材・電気部品等々、楽しそうなものがいろいろ。
1階は服など。でも高くて、これは衣類はとても買えないな。
2階はいろんな紙や文具など、やはり楽しそうなものがいろいろ。
とりあえず今日は何も買わず。
また後日来よう。


後方の白いでかい建物がBHV (ベー・アッシュ・ヴェー)。

そのあと、島にもどって家の周辺を探検。セーヌ川をぶらぶら。



夕暮れ時・・・とはいっても、もう午後8時。フランスの夏は日が長いなあ。

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パリ2日目 (2006.9.21)

我が家のドア。
これが曲者で、さっそく鍵が開かなくなり、おおいにあせる。
夜の8時ごろだったが、不動産屋に行くとたまたままだ開いており、なんとか締め出されずにすんだ。
「ドアノブを引っ張りながら鍵を回すと開きますよ。それがコツです。」とのこと。
・・・そうか、コツを知らないとドアも開かないんだな。
どうもフランスの機械類(?)はすべて個々の主張があるようで、それぞれにそれぞれの付き合いかたがあるようだ。
ちなみに、この修復に修復を重ねて、さらにまた朽ちかかっているこのボロい壁面、個人的にはけっこう気に入っていたりする。

外に行くと、ややっ、橋の上でフルートを吹いている男が・・・
この男、練習しているわけではなくて、観光客などを相手に小銭を稼いでいるようだ。
「カルメン」や「ピーターと狼の小鳥」などをピロピロ吹いている。

とりあえず調達してきた昼ごはん。キッシュと牛乳と、それからお子様用らしきチーズ。
大人のチーズ(?)はおどろくほどたくさんの種類があって、ちんぷんかんぷん。
紅茶はえらくまずいが、水のせいか?
牛乳はうまい。紅茶よりずっとうまい。

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パリに来てしまった (2006.9.20)

家族と別れを惜しんで出発。
キャセイパシフィック香港乗継ぎで、20時間かけてパリへ。
出発まで猛烈に忙しくて、日本を離れることへの寂しさだとか、パリへ行くことの憧れだとか、そんなことを感じている余裕がまったくなかったが、飛行機が飛び立ち、名古屋の湾岸あたりの風景がどんどん小さくなっていくのを見ると、初めて郷愁のようなものを強く感じる。


これに乗るらしい。こんな金属の塊が空を飛ぶのか。大丈夫か?

飛行機に乗ったのは、たしか10年くらい前であまり記憶に残っておらず。乗継ぎ便に乗るのは初めての飛行機初心者なので、香港空港でさんざん右往左往。
通がかった香港人(?)に聞いて、お互いにあやしい英語で教えてもらって、なんとか乗継搭乗口にたどり着く。


ホンコン空港


巴里(パリ)への乗継便搭乗口


機内は狭いのなんの。30cm前に前の座席があり、その場で立つこともできず、なんかいやな不安感もあり、ひょっとしたら閉所恐怖症の気があるのかもしれない。

機内食は、キャセイの何十周年記念とかで、特別食らしい。
日本~香港の機内食は、まずいわけではないけど、見た目は洋食だけど味はアジアンチックで、なんとも不思議な味。香港~パリは、けっこううまかった。


香港~パリの機内食


パリCDG空港の外。強い霧。


強烈にのどが渇いて、空港でフランス初めての買い物。
ん? 3.2ユーロってことは・・・ えっ!500円!?


パリのシテ島に到着。
おお、これがセーヌ川か。おお、これが話に聞くアイスクリーム屋か。
不動産屋へ行って、まずは部屋の契約。
そのあと、とりあえず、近くのスーパーに行き、歯磨き・石鹸・ヤカン・牛乳・水・バター・名前もわからないうまそうな果物等を調達してくる。


これがセーヌ川か!


わが新しき宿の界隈


わが宿の共有の螺旋階段から。小さな中庭が見える。


近所のやや大き目のスーパー

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