◆ No.250： 明日はレッスン (2007.5.28) ◆

明日は、フルートと室内楽のレッスン。
コンクール前の最後のレッスンで、ひょっとしたら、これが今年度最後のレッスンになってしまうのかも・・・と思うと、なんだか寂しい。

ぼくがいま使っているデジカメ、かなり旧型で、デジカメのくせに室内などの暗い場所に弱い。
それで、日本で２万円ちょっとで売っている室内でも撮れるデジカメが欲しくて、練習の後、リヨン駅方面の電気街に言ってみた。（そこ、昨日室内楽のメンバーに教えてもらった場所で、中国系の安い店が多い、パリの秋葉原みたいなとこらしい。）
行ってみたら、お目当てのカメラ、あったのだけど300ユーロ（現在のレートで約５万円）もした。日本の倍。さすがにちょっとやめておいた。

しかし、フランスの楽譜など、こちらと日本とほとんど値段が変わらないのに、日本製品は（リコーダーもそうだったけど）２倍ぐらいの値段がついているっていうのは、どうも納得いかないなあ・・・。

パソコンのパーツ店など、こんなような店があちこちにある。
雰囲気は秋葉原っぽいマニアックなかんじだけど、規模は小さい。


そのあたりから、バスティーユ方面にのびている高架跡。
下には、ギャラリーやら、アトリエやら、カフェやら・・・、楽しい。


高架に登ってみたら、これがなんとも気持ちいい散歩道。


きょうは、マックじゃなくて、Ｑｕｉｃｋというとこに入ってみた。
味もちがうし、内装もかわいらしいし、マックとだいぶ雰囲気が違っていた。

◆ No.249： 合わせ (2007.5.27) ◆

きょうは室内楽の合わせ。
ぼくは、コンクールが終わったら、そろそろ帰国準備。
ほかのメンバーは、この夏に、それぞれの事情で別のアパートに引っ越すらしい。
コンクール前は、今度の火曜日が最後のレッスン。
コンクール後は、レッスンがあるのかどうかはよくわからない。
いよいよ、音楽院の1年間は終わろうとしていて、なんだか少し寂しいかんじだなぁ。

きょうはびしょびしょ雨が降ってるサンルイ・アン・リル通り。

◆ No248： サラダ (2007.5.26) ◆

きょうは朝からずっと練習していて、２時過ぎにいつものパン屋さんの隣でタバコを買って（試験が近くなってからまた吸い始めてしまっている）、それから、パン屋さんにサラダを買いに行ったら、同じ音楽院のHさんがいた。
Hさん「室内楽のコンクール、１日ですよね？」　、ぼく「えっ、そうなんですか！ 知らなかったー」などとあいかわらずの大ぼけぶりを披露してしまったりしながらパン屋さんから歩いてきて、なんとなくセーヌ川岸でいっしょに食べていこうということになって、川岸でいろんな話をしながらサラダを食べてきた。

Hさんもサンルイ島に住んでいるのだけど、ディティーユ（有名な作曲家）もサンルイ島に住んでいるらしくて、よくそのへんを歩いているらしい。
あと、音楽院の近くにはダマーズ（いま室内楽でやっている曲の作曲家）が住んでいるらしくて、彼が歩いているのもみかけたらしい。
そうなのかー。ぼくも知らないうちにけっこうすれちがっているのかもしれないな。
なんだか、とても身近な作曲家のような気がしてきて、作品に親近感がわいちゃうな。
（ちなみにぼくは、ルイサダ（ピアニスト・ぼくの音楽院の先生）は見かけたことがある）
しかし、セーヌ川岸で誰かとおしゃべりしながら昼飯を食べるのが、こんなに気持ちがいいものだとは知らなかった。

帰ってからはまた練習。
きょうは、本当はラジオ・フランスにモーツァルトを聞きに行くつもりだったんだけど、練習で疲れ果ててしまったのと、あと、冷蔵庫も空っぽだし、洗濯物もたまっているので、残念だけど演奏会はあきらめて、買い物と洗濯に行く。
今日行かないと、コンクールが終わるまで洗濯に行けないかもしれないので。

手前はパン屋さん。隣はタバ（タバコ屋）。
その向こうの木が生えているあたりはマリ橋。

◆ No.247： 市庁舎前 (2007.5.25) ◆

きょうはリコーダーのレッスン。きょうも指の形のことなどを直される。ちゃんと直ってなかったようだ。
レッスンの帰りに、BHVでワインの栓抜き（安くて実用的っぽそうなソムリエナイフ）を買て、市庁舎前をとおって帰ろうとすると、例の庭、できていた。
とても面白い庭だった。

帰ってからは椿姫をさらって、そのあとそのままベットに倒れこんで２時間ほど寝てしまって、そのあと遅い晩飯を食う。

巨大なジョウロがたくさんある。


植物を使った面白い作品もいろいろ。


かかしちゃん。