ウサミミュージックスクール

~ フルートの選び方 ~


フルートは高い技術で作られた精密な楽器で、おおまかに分類すると、初心者向けの楽器と、アマチュアや学生向けの楽器のほか、プロの演奏家がコンサートホールで演奏することを想定して作られた楽器があります。


■ フルート ■


メーカーごとに呼び名は異なりますが、フルートは大きく分けて次の3種類に分類できます。

<入門者モデル>
初心者~初級者向けのフルートです。
洋銀という合金でできているものが一般的です。材質と製造工程の合理化によってコストを抑え、比較的手に届きやすい価格を実現しています。
初心者~初級者に必要なフルートの機能を持っているので、まずはこれからフルートを始める人も多いです。

<スチューデントモデル>
初心者から上級者まで使えるモデルです。
頭部管が銀製で、他の部分が洋銀という合金で作られているものがオリジナルです。
もともとは、ハンドメイドフルートの購入資金を持っていない音楽科の学生のために、貴金属の使用量を減らしてコストを抑えつつ、高い品質のフルートを提供するために作られたモデルです。
ハンドメイドフルートに遜色のない性能を持った楽器もあります。
定期的にメンテナンスすることによって、いつまでも使い続けることができます。

<ハンドメイドモデル>
おもに、プロの奏者や音大生向けのフルートです。
演奏技術を習得すれば、コンサートホールの隅々まで響かせることができ、幅広い表現をすることが可能です。
銀製が定番ですが、金のフルートなども普及しています。




入門者モデルの例:ヤマハ YFL-212


スチューデントモデルの例:ムラマツ EXモデル


ハンドメイドフルートの例:ムラマツ DSモデル


そのほか
インターネットで1~2万円程度のフルートも販売されていますが、残念ながら使えないものが大半です。楽器の機能を満たしていなく、出ない音がたくさんある楽器がほとんどなのが実情です。




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