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2004年10月1日付で、第五管区海上保安本部に「関西空港海上保安航空基地」が発足した。これは、従来の八尾航空基地(大阪府八尾市)と関西空港海上警備救難部(関西空港島内)の2組織を統合したものである。
海上保安航空基地は関西国際空港島内に設置され、これに伴い八尾航空基地と関西空港海上警備救難部は廃止となった。
この海上保安航空基地は、船艇と航空機を統合運用し、航空機の機動性と船艇の直接救助能力を活用して警備救難業務に当たる、海上保安庁初の組織である。
配備される航空機は、八尾航空基地からのものを引き継いで、Beech 200T中型飛行機2機、Bell 212中型ヘリ2機となる。また開設にあわせて、第三管区の羽田航空基地より2機のSaab 340B中型飛行機も転属配備された。
ただし2機のBeech 200Tについては、他基地への転属予定機として確保されているだけと思われる。年度末の同機種の解役状況にあわせて、欠員が出た航空基地へ転属される模様。
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MA951 元"はまたか1号" | MA952 元"はまたか2号" |
配備される船艇は、関西空港海上警備救難部から転属される2隻の20メートル型巡視艇("すずかぜ"型CL)。従来と同じ島内港湾エリアの桟橋で運用される。
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CL41 "きしかぜ" | CL131 "そらかぜ" |