2001/02
速報AOUショウ個人的レビュウ

と、言うわけで、2月23日金曜日、招待券握り締めてAOUショウに行って参りました。
ここでは、そこでいじくったり、見たりしたゲームの個人的感想をお知らせします。

AOUショウって何?
まぁ、まずはわからない人もいるかもしれませんので、用語解説から。
「AOU」というのは、Amusement Operaters Unionの略。
日本語での正式名称は「全日本アミューズメント施設営業者協会連合会」といいます。
要は、ゲームセンターの経営者の団体です。
で、この団体の主催で、年に1回、「AOU AMUSEMENT EXPO」、通称AOUショウが開かれています。
ここでは、ゲームセンターで使用される様々な用品、ゲーム機器を始めとして、景品、両替機やメダル貸出機、
ボタンやレバーなどの共通品パーツ、鍵や警報機などの防犯用品までが展示されています。
まぁ、一般のお客さんは最新ゲームがただで遊べるところぐらいの認識しかないでしょうが。
さて、先ほどの「年1回」というところに引っ掛かりを感じたあなた。なかなかに鋭い。
そう、ゲームセンター関係の見本市は、もう1つあります。
それは、通称「AMショウ」、正式には「アミューズメントマシンショウ」と呼ばれているものです。
こっちは主催が確か「日本アミューズメントマシン工業会」(違う気がする)。
内容的には、大きな違いはありませんけどね。

概況
〜えっ?何でいないの?〜
一応仕事で行っている私がまず見て回るのが、景品各社。
最大手の「バンプレスト」、「セガ」、中堅どころながら、なくては困る「EIKOH」、「エスケイジャパン」、「システムサービス」など。
そして今回は、エリアの「基板担当」を任されているので、ビデオゲームをチェック。
・・・いや、確かにいつも行ってますけどね。
で、今回、色々一通り見て回り、
「おかしい、一通り見て回ったはずなのに、何か足りない気がする」
と思ってパンフを見て、初めて気が付いたことが・・・。
何と、カプコンが出展していないんです。
一体、どうしたというんだろう。直前まで、出展てことでタイトルも出ていたはずでしたが・・・。

ナムコブース
〜共同開発の未来は如何に?〜
ナムコブースで見てきたのは、「ヴァンパイアナイト」「ミスタードリラーG」
「ミスタードリラーG」の方は、言わば安心できる続編もの。
キャラが増えて、モードが増えてもドリラーはドリラーなんで、きっと大丈夫でしょう。
余りに混んでたんで出来ませんでしたが。
「ヴァンパイアナイト」はガンシューティング。
ストーリー的には、主人公はヴァンパイアハンターとなって、ヴァンパイアに襲われて壊滅しかかっている村で戦うというありがちなものです。
内容的にも、ガンシューはガンシューなんで、特に目新しさもなし。
ま、面白いは面白いです。スピード感あるしね。きっと私はやるでしょう。
このゲームの目新しいところは、ナムコ、セガ、ワウエンタテイメントの共同開発であるという点。
ワウエンタテイメントは、旧セガの開発9分社の一つですね。
これを皮切りに、色々と、面白いことをやってくれるといいんですが。

タイトーブース
タイトーでの、ビデオゲームの出展は「蒼天龍」というパズルゲームだけ。
数ある麻雀牌パズルの新ネタで、ルールは・・・説明しづらいな。
実際お店に並んだら見てください。
感想?「中国龍」「四川省」もそうだけど、やっぱり、「上海」は超えられないなぁ。

バンプレストブース
〜あれはここにあった〜
ショウで、他のブース見て落ち込むとここにきて元気を出します。
ああ、バンプレストがこんなに頑張ってくれていれば、まだこの業界は大丈夫だと。
それくらい、ここの景品はいいです。豊富なラインナップだしね。
さて、ゲームとしての出展は「機動戦士ガンダム連邦vsジオン」のみ。
開発、販売がカプコン、発売がバンプレストです。
2対2のチームで、連邦サイド、ジオンサイドに分かれて対戦をし、勝敗を競う、対戦ロボットアクション。
後述するセガの「バーチャロンフォース」といい、流行なんでしょうか。
ちなみに、操作系は1レバー4ボタン。
選択可能MSは、連邦サイドが「ガンダム」「ガンキャノン」「ガンタンク」「ジム」
ジオンサイドが、「旧ザク」「ザク」「シャア専用ザク」「グフ」「ドム」「ゴッグ」「ズゴック」「シャア専用ズゴック」
「ゾック」「アッガイ」「ギャン」「ゲルググ」「シャア専用ゲルググ」「リックドム」「ジオング」
・・・。
やりすぎじゃあありませんか?ジオンサイド。
ちなみに、パイロットネームを「おまかせ」にすると、それぞれ、登場していたキャラクター名になり、キャラ顔のカットインが要所要所で入ります。
ただ、搭乗MSには一部対応していないようで・・・。ゾックにオルテガが乗ってみたりとか。
ちなみに、パイロットネーム「赤い彗星のシャア」(おまかせで本当にこの表記になるんです)がいると、BGMが
「シャアが来る!」
になります。
いや、来られてもなー。
長々と紹介してしまいましたが、評価は決して高くありません。
動き、画面のきれいさはせいぜい「アーマードコア2」レベル。
これなら家庭用で、通信対応で出してもいいんでは?という感じ。操作系もレバーボタンでは、ねぇ。
せめて、もっと金かけて、コクピット筐体かなんかで出したほうが良かったのでは、と思います。
あとは、すぐに移植しないことかな。頑張って4枚基板そろえたお店がかわいそう。
私は・・・少しやるかも。もちろん「グフ」で。
でもって、こいつは本当にエース向けの機体なんだなぁ、ということを身を以って体感してみる、と。

コナミブース
ちらっとしか見てません。
そういや、なんかいっぱい並んでました。
もう、数字がいっぱいで、どれが最新作やらさっぱりわけがわかりませんが。

セガブース
〜DC探偵クラブ、消えた相撲取り〜
今回、ラインナップ的に一番注目度の高いここ。
プレイアブルなものから紹介していきましょう。
まず、ブースにたどり着いて最初に目に入ったのが、ステージ上のモニタの犬。
い、犬ぅ?
そう、その名も、「犬のさんぽ」というゲームが開発度20%ながらプレイアブルで出展されていました。
ルームランナーみたいなものがついた、50インチ大型モニターの筐体。
基本的には、犬に歩調を合わせ、機嫌を損ねないように(なんか情けない)しながら目的地までたどり着け、というもの。
途中、マーキングがしたいとか、迫り来る車や自転車を避けたりだとか、色々なイベントもあり、まぁ、頑張っているな、という印象。
連れて行く犬も、柴犬、プードル、シベリアンハスキーなど、6種類から選べるようになっています。
全体的にはほのぼのカロリー消費ゲームという感じで、好感は持てるんですが、
家で猫を飼っている私には、途中ちらっと見た「空き地で猫を追いかけて捕まえるイベント」がかなり気になりました。
捕まえてどうするんだ?おい。
次に見て、実際やってみたのが「WILD RAIDERS」
なんかどっかで聞いたような印象薄げな名前でなんですが。
筐体は、いわゆる「NAOMI筐体」。「クレイジータクシー」なんかと同じ、背の高い、立ってやるタイプの奴です。
内容は、というと、主人公の暴走ライダーは、チームの摘発から逃れ、バイクで逃亡。
途中、街中の様々な地形を利用して、何とか目的地まで警官を振り切って逃げ切れ、とまたベタ。
操作はバイクものなので、ハンドルにスロットル、ペダルブレーキ。
途中、ジャンプポイントでハンドルを引き(スタジアムクロス?)、逆に潜り抜けなきゃ通れないところでハンドルを押してスライドさせる、というアクション。
成功すれば、警官との距離が広がり、失敗したり、障害物にあたると距離が縮まる。
で、距離が0になってしまうと逮捕されてゲームオーバー、というわけです。
基本は押さえてて面白いけど・・・。長持ちしそうにはないなぁ。
その隣にあったのは、「モンキー」・・・なんだったっけ、忘れちった。
ゲーム的には、サルがカプセルに入った「キャメルトライ」。(わかんないか?)
要は、レバーでフィールド傾けてゴールまで転がしていくわけです。
まぁ、そんな15年位前のゲームをただリメイクしてもしょうがないので、色々と仕掛けがしてあります。
まず、ポリゴン使った3D視点。で、リアルタイムで動くフィールド、ゴール。
ちらっと見たデモ映像では、複数のゴールに時間表示がついて高速で移動していて、時間によってステージ分岐があるらしかったりとか。
奥は深そうで、意外とはまっちゃいそうですな。
ちなみに、レバーはバナナ。
他にプレイアブルなものとして、「バーチャストライカー3」「エキサイティングゴルフ」「メジャーリーグベースボール」と、スポーツものが3つ。
スポーツものは基本的にやらない私なんで、良くわかんなかったんですが、結構期待はしていいと思います。
しかし、そうか。コナミがプロ野球取っちまったからメジャーリーグで行くしかないのだな。
さて、注目のビデオ出展。
まずはなんと言っても「バーチャファイター4」
はっきり言って、ごちゃごちゃしている上に少し暗かったので、細かいところまではわかりませんでしたが、旧キャラはほぼ全員いる様子。
ほぼ。
そう、鷹嵐がいなかったんです。「3」のときも最後まで難航していた、という話もありますし、果たして出てくるでしょうか?
もう一本のビデオ出展は「バーチャロンフォース」
たった10秒前後の映像で、動いていたのは「サイファー」「テムジン」「フェイイェン」だけでしたが、
ロボット対戦て、こういうもんだろう?
ってのが感じられましたね。おおいに期待します。
ただ、ツイン筐体2台分の出費に耐えられるお店がどれだけあるか・・・。

総括
〜明るい未来ってなんだっけ?〜
このところしばらくそうなんですが、どうも盛り上がりに欠けます。
確かに、各社頑張ってるんですが、結局売れるのは続編物ばかり。
これはAMのみならず、CS(家庭用)にも言える事ですけどね。
実際、もう頭打ちなのかなぁ、とも思いますが、逆に言うと、ユーザーの皆さんも飽きが早過ぎて、もはや開発が追い着いて行かないという現状もあり、AMはほんと厳しいです。
もっと頑張んないとなー。
といったところで。

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