2002/10/22 食す。

昨年の北海道研修旅行でお土産に買ってきた熊カレー、トドカレーの賞味期限が迫っていることが判明したので、とりあえず食ってみることにした。
思い起こせば、このカレーを買ったときに、土産物屋のお姉ちゃんは言っていた。
「ダウンタウンの浜ちゃんは、熊カレーは美味しいって言ってましたよ。あ、私の感想じゃありませんからね?浜ちゃんがそう言ってたってことですから」

いやな、よかんが、する。

ともあれ食ってみよう。このまま捨てるのはもったいないから。
何て言っても、1缶1000円もするからな〜。
と、いうわけで、浜ちゃんお薦めでないトドカレーを、今夜は食そう。

仕事が終わって朝0500時。近くのコンビニで缶切りを購入して帰宅。
さて、開缶前にとりあえず記念撮影。



中身は425gと大盛。っても、1人分には多すぎるし、2人分には少ない気がする。
しかし、この缶に書いてあるあおりがなんともいえない味を出している。

流氷と共にやってくるトドをカレーにしました。

牧歌と猟奇の競演というかなんというか。
とんでもない事をさらりと流している辺り、この文を考案した人のセンスの程が伺える……って、んな大層でもないが。

さて、早速鍋にあけて温めてみよう。
辛口、というわりにはマイルドな香り……というか、やっすいカレー粉の匂いだなこれ。
ためしに指についてのを舐めて見ると、案外甘い。う〜む。
鍋の中に見え隠れする肉はやや黒っぽい色。っていうか、肉以外具がないように見えるんだが…。

5分ほどで温まって、盛り付け。



豪快なのは、全部一度に盛ったからだが、この色。
塊に見えるのは全て肉である。

では、いただいてみよう。

甘い。辛口というわりにはかなり甘い。
どうやら肉の味のせいらしく、カレーそのものも、かなり重い食感である。
トドは確かに脂身多そうだしなぁ。
で、メインの肉を食う。うむ、脂身が多い。風味は……鯨にやや似ている、かな?
正直あまり美味いもんでもないな、と思いながら食いつづけているうちに、口に中に違和感が…。
後味でじわじわ辛味が出てきたのはいいとして、それを圧するように出てきたのが……肉の臭み。
圧倒的なまでに口の中を支配する臭み。
獣くさいのと、魚くさい(生臭い)のが渾然一体となった云い難い臭みである。
それがカレーの風味を圧倒してまで出てくるのだ。
確かにカレーそのものも美味くないのだが、この臭みはたまらん。
半分ちょっと食べたところで、敢え無く断念。

敗北。

引っ越してきて、初めて食べ残しました。トドさんごめんなさい……。

しかし、カレーにしてこんなに臭みがあるのなら、他にどんな方法で食えるというのだ、トド肉。