WZ EDITOR 4.0
僕の愛用テキストエディタWZに関係することを書いていきます。



まず最新版にアップデート
WZ4.0の初期バージョンはバグが多かったようなので、使い始める前に最新版にアップデートしておくのがおすすめです。販売元のVILLAGE CENTERか、作者の山口さんのページから、最新版をダウンロードできます。これまでの経験上、バージョンアップのときは、山口さんのページの方に早くアップロードされています。現在(2001年7月)の最新版は、「4.00E」です。


関連プログラム
WZ EDITOR 4.0のパッケージには、エディタ本体以外にも、メール、メモ、ファイラー、GREPなどのプログラムが含まれています。僕は、以前メーラーとメモはよく使っていましたが、今はエディタ本体を主に使っています(WZ MEMOは、日記をつけるのに愛用していました)。ということで、ここでは、主にエディタ本体について述べます。


文字数・行数の変更  「表示」→「文書の設定」→「文字数・行数」

僕は「1行の文字数」を「80」(半角)、「1ページの行数」を「40」で使ってます。なお、ここで設定した文字数・行数は、あくまでも表示上だけの話で、印刷する時の文字数・行数は「印刷スタイル」で設定します(後述)。*文字数・行数の変更がすぐに反映されない場合は、一度WZを終了させてから、もう一度WZを起動すると正常に反映されます。


フォントの変更  「表示」→「文書の設定」→「表示」→「フォント」
インストール直後の標準状態では、フォントは「FixedSys」、サイズは「18」となっています。僕は、一画面に文字が多く入るほうが良いので、もう少し小さなフォント(「MSゴシック」の「10」)を使っています。


行間の変更  「表示」→「文書の設定」→「表示」→「行間」
標準状態では、「行間」は「0」になっていますが、これだと字がつまっていて見にくいと感じる人が多いでしょう。「行間」は「1」か「2」がオススメです。僕は「1」。


上端を空ける  「表示」→「オプション」→「表示」→「横書き時に上端を……」
標準状態では、「0」になっていますが、これだと上端が窮屈な印象を受けます。だから、僕は上端を「5」ドット空けています。


ウインドウサイズの変更  「表示」→「文書の設定」→「ウィンドウ」→「サイズ」
フォントサイズを変更したら、それに合わせてウインドウサイズも変更するのがおすすめです。僕の環境(画面解像度1024×768、「MSゴシック 10pt」)だと、横「80文字」、縦「55行」でぴったりです。


オートインデントを行わない  「表示」→「文書の設定」→「入力」→「オートインデント」

オートインデントとは、「Enterで新しい段落を作ったときに、元の段落のタブや半角スペースによる字下げを引き継ぐこと」です。使い方によっては便利ですが、僕はこれがイヤなので、「行わない」に設定してます(標準状態は「全角スペースも行う」)。


行番号の表示  「表示」→「文書の設定」→「表示」→「行番号」

僕は行番号が左に表示されているのが好きなので、行番号を「表示行」で表示して使ってます。


アウトラインウィンドウの表示方法
「表示」→「オプション」→「表示」→「アウトライン」→「分割時に追加して表示」

アウトラインを使う場合には、アウトラインウィンドウを表示させるときに「追加して表示」する方が使いやすいと思います(標準状態では追加表示しません)。


標準フォルダの変更  「表示」→「オプション」→「パス」→「標準フォルダ」

標準フォルダとは、「無題の文書を『名前を付けて保存』するときに、最初に表示するフォルダ」です。標準状態は、「C:\My Documents」になっています。これで問題ない人は問題ないでしょうが、僕はMy Documentsを「D:\My Documents」に設定してあるので、標準フォルダを「D:\My Documents」に指定しています。


自動保存の間隔  「表示」→「オプション」→「バックアップ」→「自動保存」

自動保存されていると安心なのですが、標準状態では「1回」の編集を行った後、「30秒後」に自動保存されます。これで問題はないんですが、下部のステータスバーに「オートセーブしました」とたびたび表示されるのがなんとなくうっとしいので、少し間隔を伸ばして「60秒後」にしています。



印刷スタイルの設定  「ファイル」→「印刷スタイルの選択」→「設定」

さて、印刷スタイルです。多くの人は「A4」印刷でしょうから、これを例にします。

まず文字数・行数ですが、標準状態では「用紙サイズから自動計算」になっていますが、僕は「文書の設定を使用」をおすすめします。

その次は、フォントです。これは「印刷スタイルの設定を使用」がおすすめです。なぜかというと、「文書の設定」では、僕の場合「MSゴシック 10pt」なので、これだと印刷したとき少し字が小さいからです。それに、パソコン上ではMSゴシックで表示させたいけど、印刷はMS明朝で行いたい。だから、ここで「MS明朝 11pt」を設定しています。

あと、用紙の中央部に印刷したいので、「余白」で「左」と「右」の余白が同じくらいになるように設定しています。

標準状態では、フッタにページ数、ヘッダの左側にファイル名、ヘッダの右側に日時が印刷されます。これが不要な場合は、「ヘッダ・フッタ」で、「ヘッダを印刷」or「フッタを印刷」のチェックを外してください。



WZの常駐 

頻繁にWZを使うようになってくると、WZを常駐させたくなります。WZの常駐は、「表示」→「オプション」→「ファイル」で「WZの常駐」をチェックすれば可能です。しかし、これでは一度WZを起動させるまでは、常駐してくれません。こんなんじゃなくて、Windowsを起動させたときから、WZを常駐させておきたいんだ、とお嘆きのあなた。方法はあります。

「"C:\Program Files\WZ EDITOR\wzeditor.exe" /fwzicon」というショートカットを作って、Windowsのスタートアップに放り込んでおけばいいのです。*「C:\Program Files\WZ EDITOR」の部分は、WZのインストール場所に応じて変更してください。



関連付けのないファイルにWZを関連づける

この機能は、WZの標準機能なのですが、Windows2000ではうまく機能しません。レジストリをいじることで可能になるようなのですが、僕は「窓の手」を使っています。「窓の手」の「右クリックメニュー」で「未登録ファイルをダブルクリックしたら取りあえず以下のアプリケーションで開く」に「WZ」を指定すればOKです。



WZ MEMOでMEMOファイルを指定してWZ MEMOを起動する

これは、WZ MEMOを使っていない人には関係ない話ですが、WZ MEMOを使ってる人には切実な問題なのです。

例えば、C:\Program FilesにWZをインストールしていて、C:\My Documentsに保存してある「日記.mem」というファイルを指定する場合には、「"C:\Program Files\WZ EDITOR\wzeditor.exe" /fwzMemo -f"C:\My Documents\日記2000.mem"」というショートカットを作ればいいのです。




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