ThinkPad 600X(2645-8RJ)

購入日:2000年6月9日
購入店:ナニワ電機
購入金額:26万円(税別)
EMS適用期間:2000年7月13日〜2003年7月13日(加入金額:40500円)

グレードアップ
メモリ: 64MB→256MB
     標準64MB+64MB(メルコVN-100)+128MB(IO DATA SDIM100)
HDD: 12GB→20GB (IC25N020ATDA04
CD-R: CD-ROM→CD-Rに換装 (UJDA310V バルク)


購入まで

初めて購入したあこがれのThikPad。しかも、ThinkPad歴代機のなかでも名機と評判のThinkPad600。こんな高級機を入手できたのは、後継機T20の発表によってそれまで高値安定だった600が値崩れしたおかげ。日々少なくなっていく在庫と、徐々に下がる値段を睨めっこ。ナニワ電機で前日まで28万円だったのが、一気に26万円に落ちたのを見て購入決意。

その後しばらくしてから、よりスペックの良い600X(5FJ)が大型量販店(ジョーシンやニノミヤ)で249800円で放出されたが、これは予想できなかった。台数限定だったし、確実に手に入れられるラインとしては、26万円はわりと賢い買い時だったと思っている。買って悔いなし(笑)



使用感(良いところ)

筐体の剛性感
これはすごいでしょう。どこを触っても、「頑丈! 強固!」って感じ。

筐体の高級感
これもいい。ラバー塗装のパームレストは、最初とまどったけど使っているうちに、触るのが快感になってきた。汚れやすいから手入れが大変だという人もいるけど(汚れやすいのは事実)、それ以上にこの手触りはいい!

キーボード
はい、よく言われることだけど、これは最高。それまではNECのノートを使ってたんだけど、このキーに慣れちゃうと、もうほかのメーカーは触れないね。押し込んだ時の感触は快感と言えるほど。

スピーカー
ノートパソコンの内蔵スピーカーとは思えないほど、いい音でます。

EMS
自分で落としても修理は無料、という安心感で遠慮なく使い倒せます。



使用感(悪いところ)

ない(笑)。愛があれば、不満なんてないのだ(笑)
だけど強いてあげるとすれば(←あるんかい!)……

机の上で滑りやすい
なぜだか知らないけど、滑りやすい。最初はとまどったけど、今はセレクタベース600を使ってるから、全く滑りません。セレクタベースを使うと、キーボードに傾斜がついて、よりいっそうキーが打ちやすい。

バッテリ
よく言われてるけど、バッテリが1年足らずでへたります。バッテリ管理がうまくいってない模様。リチウムイオンなのに・・・。かくいう僕も、一回交換済み(←EMS期間中ということもあってか無償だった)。

CD-Rが純正オプションにない
これは痛い。でも、若松通商などで扱っている、バルクのスリムタイプCD-Rに、純正のCD-ROMの枠を移植すれば、使えます(使えない場合もあるようだ)。実際、僕はCD-Rに換装してます。

ビデオメモリが貧弱
まあ、これは3Dゲームなどをする人以外は大丈夫でしょう。僕の普段の使用では全く不都合感じません。



総評

初めて購入したThinkPadだけど、最高! 持ってるだけでうれしくなる名機。もちろん、実用度も満点。このマシンを触れて以来、ノートパソコンはIBM以外は全く目に入らなくなりました。



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