JAZZ in 芸大 コンサート レポート

7月17日(土)東京藝術大学奏楽堂で、初のジャズコンサートが開催されました。35℃を越す猛暑の中
2時間前から並んで開場を待って下さったお客様もあり、会場満席で午後5時開演しました。
 第一部は芸大教官の演奏のあと、グレンミラー生誕100年を記念してグレンミラーのヒット曲
ムーンライト・セレナーデ/茶色の小瓶等、 7曲をブルーコーツが演奏。
第二部は日本を代表するジャズプレイヤーをゲストに迎え、ビッグバンドの名曲を共演。
第三部はブルーコーツと芸大生のバンド「マント・ヴィーヴォ」の合同演奏があり、最後に出演者全員が
加わり「聖者の行進」を大合奏してフィナーレを飾り、暑さを忘れて会場は大いに盛り上がりました。


クラシックの殿堂で、初めて演奏された「JAZZ in芸大」は、いつもとは一味違った格調の高い
ジャズコンサートであり、日本の音楽文化の進展を感じる、意義のあるコンサートでした。


ゲストプレィヤーの主な演奏曲目

Voホリートモコ/God Bless The Child
Tp北里典彦/Do You Know What It Means to Miss New Orleans
Cl藤家虹二/Let's Dance
T.sax西條孝之介/Dear Old Stockholm
Dr猪俣猛/Cute
A.sax五十嵐明要/Smoke Rings
Pf前田憲男/Cumana
尺八山本邦山/
Take
Five

このコンサートは8月14日(土)17:00.NHK-BS「イベントホール」で放映されました
第2部 「Let's Dance」のクラリネットソロを
演奏する芸大出身の藤家虹二
第3部
前田憲男のアレンジでドボルザークの「家路」を
二つのビッグバンドが合同演奏した。

写真はこの曲の冒頭でパイプオルガンを演奏する
前田憲男と、熱唱するホリートモコ

芸大教授でもある邦楽の大家、山本邦山の
尺八演奏「Take Five」
第3部
前田憲男のアレンジで「聖者の行進」をゲスト出演者
全員がソロを廻して大合奏しフィーナーレを飾った。


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