1,
容器の底に2〜3cmほどマットを敷いて強めに押さえつて、
その上に加湿した産卵木を縦または横向きに置きます。
使用するケースや産卵木の大きさにより異なりますが、
縦にした方が効率的で自然界に近いともいえます。
産卵木は1本でも構いませんが、ケースのサイズに合わせて2〜4本入れておきたいものです。
多くの材を入れた場合、雌は気に入った材から産卵するようです。
2,
産卵木が半分から全部埋まるくらいまでマットで覆います。
マットはややきつめに押え付けておきましょう。
マットが乾いても一度湿らした産卵木は数ヶ月は乾きません。
陰干しした産卵木が乾燥気味であればマットにやや水分を持たせ、
産卵木にやや水分が多いと思われれば乾燥気味にします。
3,
たんぱく質が多く栄養価の高いエサ(朽ちたバナナやヨーグルト、高タンパクゼリーなど。
豚の脂身を溶かしたエサ等も効果的)と、交尾済みの雌を入れて完成。
雄と一緒に入れても構いませんが、産卵の邪魔になるので雄は入れない方が無難です。
4,
コバエやその他の害虫が入らないように、また湿度を保つために、
ケースとフタの間に新聞紙やキッチンペーパーまたは専門店で販売されている
穴のあいたビニールシートなどをはさんでフタをします。
ビニール類だとケース内が蒸れやすく、新聞紙やキッチンペーパーなどは
水分が逃げやすいため乾燥気味になります。
5,
室温は20〜28℃をキープします。
飼育ケース内の水分調整を時々チェックし、
マットが乾燥してきたら霧吹きなどでこまめに湿らせておきましょう。
ひどく乾燥してしまった場合はコップなどで水を適量入れます。
逆にマットが泥状になってしまった場合は早急にマットを新しい物に交換します。
エサは時々入れ替えてあげます。
この時産卵木の状態を観察し、かじられたり穴が開けられたり、
産卵木に木屑でふさいだ後があれば、ほぼ間違いなく産卵しています。
またケースの底を見て、材から出た若令幼虫が這っているのを確認できることもあります。
早ければ2週間ぐらいでかなりボロボロにされています。
20日から1ヶ月半も経てばかなり産んでいる事でしょう。
2ヶ月半以上経って産卵が確認できない場合は、交配がうまくいってない、
環境が悪いなどの原因が考えられます。
産卵木が右の写真のようになっているのが確認できたら産卵木を取り出します。
いよいよ幼虫の割り出しです。
雌は、もっと産卵させるのであれば別の産卵セットに、
産卵させないのであれば通常の飼育ケースに戻しておきましょう。