ローラン君の
完全飼育マニュアル

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飼育しやすいオオクワガタ

オオクワガタの成虫飼育は比較的簡単です。
用意する物は

この他、湿度管理に霧吹き、マットの乾燥を防止する保湿剤などがあると便利です。


飼育容器

ケースの大きさは様々な物があります。
単独で飼育する場合でも、雄雌2匹を一緒に飼育する場合でも
飼育スペースの事、クワガタ自身の事を考えてなるべく大きな物を選んだ方が良いでしょう。
脱走しないようにフタがしっかりとした物を使用しましょう。
またオオクワガタがフタにとどいていまうと、 フタを削ったりこじ開けたりして、脱走する事もありますので、 フタにオオクワガタが上がれないようにします。


昆虫マット

成虫飼育の昆虫マットは、基本的にはどんなマットでも大丈夫です。
ホームセンターなどで売っている、クヌギやコナラなどの朽ち木を粉砕した未発酵のマットが一番経済的で良いでしょう。
水分を含ませ、オオクワガタが潜れるように余裕を持ってやや深めに入れます。
この時の水分量は、「マットをグッと握って固まりができる程度」なんですが、マットに含まれる水分量が各メーカーごとに違うため明記できません。
少し足りないくらいでも特に問題ありません。
自然界ではクヌギなどの木の中に潜んでいるのですから・・・

未発酵の昆虫マットは夏になると多く出回るので、 夏の終わり頃の安売りのときに買いだめしておくと経済的です。


昆虫ゼリー

エサは樹液の代わりに、昆虫ゼリーが一般的です。
冬場は潜ってしまうので不要ですが、活動する春〜秋にかけては、 エサが無くならないように補充してあげます。
数日〜1週間ほどで新しい物に取り替えます。
長く入れておくと腐ったり、ダニやコバエが発生するので、 こまめに取り替えるのが清潔に飼育するポイントです。
昆虫ゼリーのフタを剥がさないでカッター等で十字に切って与えると、 マットは汚れにくく清潔感をたもてます。

バナナやリンゴなどの水分の少な目な果物を与えても良いでしょう。
しかし、コバエが集まりやすく、マットも汚れやすいため管理にやや手間がかかるのが欠点です。


エサ皿

どうしても必要とゆう訳ではありませんが、 エサ皿は食事をするところだけではなく、エサ台の下が寝床にもなり、 また交尾場所にもなるので入れた方がいいでしょう。
ゼリーを直接エサ皿に入れないと、オオクワガタのアゴが容器に刺さることがあります。
アゴが容器から抜けず、不自由になって弱ってしまう原因になりますので、 必ず容器から出して直接エサ皿に入れるようにしす。
エサ皿には生木と朽ち木のものがありますが、生木の方が長持ちします。
朽ち木の場合は、エサ皿に産卵する事もあります。


止まり木・樹皮

オオクワガタが転倒した時に起き上がれるように、止まり木や樹皮なども入れて置くとよいでしょう。 転倒したままで起き上がれずにいると、弱ってしまったり死んでしまう事もあるので・・・


♂1頭と♀1頭を別々の容器に入れて飼育するのが一般的ですが、 性格が穏やかでメスを殺すことは少ないので一緒に飼育してもよいでしょう。
ただし、オス同士は縄張りがあるのでしょうか、 喧嘩をする場合があるので一緒にしない方がいいでしょう。

冬場は常温状態ではマットに潜って越冬に入りますが、 温室等に入れることで活動させることができ、一年中観察する事も出来ます。
ただし、活動期間が長いと寿命が短くなるので要注意です。

餌は昆虫ゼリーなどを1週間に1度ぐらいの交換でも良いのですが、 コバエが発生するようなら早めに交換して下さい。
また、その時に霧吹きなどを使ってマットの水分を補うのも良いでしょう。
昆虫ゼリーの他に、ビタミンの豊富なバナナやリンゴ等も時々与えると長生きするようです。
ただし果物は傷むのも早く、昆虫ゼリーよりもコバエが発生しやすくなるので注意が必要になります。

当然ですが、成虫にいくらたくさんエサをやっても大きくなりません。
大きな成虫を得るには幼虫をいかに大きく育てるかで決まります。


乾燥に注意!

マットは乾燥させないように霧吹きで水分補給を忘れずに行います。
ケース内は乾き過ぎず湿り過ぎず、適度な湿気を保たせます。
極度に乾燥したり蒸れたりすると死んでしまいますので、暗くて涼しい場所に保管します。

夏場は湿気が多過ぎて蒸れやすく、ダニが発生しやすくなります。
逆に冬場は乾燥しやすくなるので注意が必要です。 冬場は、マットを多めに入れて、飼育容器とフタの間に新聞紙や穴を開けたビニールを挟み込んだりして、 乾燥を防ぐようにします。
フタ付きのコンテナボックスは半透明で中が見にくいですが、 新聞紙を挟むだけでかなり乾燥防止になります。


コバエ対策

エサ、特にバナナ等の果物をそのままにしておくと、すぐに腐ってコバエが大量発生してしまいます。
昆虫ゼリーでも古くなるとコバエが発生してきます。 容器とフタの間にガーゼや新聞紙を挟むことによって、コバエの出入りをかなり防ぐ事ができます。

コバエ対策にはさまざまな商品も出ていますので、 好みで適したものをいろいろと使用してみるのもよいでしょう。 メリット、デメリットはさまざまですが、一度使用すると驚くほど効果てきめんです。


ダニ対策

ケース内はダニがわきやすいので、できる限り清潔に保つようにしましょう。

野外で採取した成虫には必ずと言ってよいほどダニが付いています。 ブリードした成虫にもダニが付くことはよくあります。

ダニが付いていたら使い古しの歯ブラシで丁寧に水洗いします。
セロハンテープでダニをとったり綿棒でダニをとったりしてもよいでしょう。
このほか成虫をマットから出しダニがいなくなるまでの数日間 湿らせたティッシュの上で飼育する方法もあります。
ダニは少なければオオクワガタに害を与えないと思いますが、 そのままにしておくとダニが増え成虫が弱ってしまうこともありえます。

問題はダニが大量に発生してしまった場合です。
マットを甲羅干ししてダニを取り除くこともできますが、 潔くマットを全部取り替えた方がよいでしょう。

なお、オオクワガタに付くダニは何種類もいますが、通常家屋に繁殖するイエダニとは異なり、 人に害を与えることはないでしょう。


脱走に注意

よく「メスが脱走した」という話を聞きます。 その多くは、フタがしっかり閉まっていなかったというのが原因です。
クワガタのメスのアゴは鋭くしかも強いので、パチッと音がするまで確実にフタをする癖をつけましょう。 またマットの高さを加減して、フタに前脚が届かないようにする事も大切です。

クワガタが頻繁に脱走するようなら、飼育セット内の環境が悪くなっているのかもしれません。
ちゃんとエサはやってるか、マットは清潔かをもう一度確認しましょう。

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制 作:ロ−ラン
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