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ヨーロッパ選手権に参戦している関口太郎が開幕戦5連勝を決めた。
「関口太郎」という名前も「ヨーロッパ選手権」という大会もGPファンでなければほとんど知らないだろう。
関口太郎は2001年全日本ロードレースGP250で念願の初タイトルを手にして、ようやくWGPフル参戦への扉を開いた・・。
かに思われた。
しかしスポンサード偏重の潮流に飲み込まれた。
満足なマシンとパーツが与えられない、ライダー持ち出しに資金をあてにする環境。
ワークスでなければトップ10でさえも難しい状況で結果が出ず、結局はフル参戦を断念。
今年からロッシやビアッジも通ってきたヨーロッパ選手権に参戦している。
ヨーロッパ選手権は全8戦。ライダーの実力差は歴然。
残り3戦、マシントラブルさえなければ全戦優勝の偉業も可能だ。
例え全戦勝ったとしても来年のWGP契約があるとは言い切れない。
そして契約にこぎつけたとしてもワークスである可能性はゼロに限りなく近い。
それでも頑張れ関口太郎!! |