27(sun) |
世界の「Daijiro」へ
新聞やWeb、TVで大ちゃんの屈託ない笑顔を見るたび、
「まだホントはどこかで生きてるんじゃないか?」
と思ってしまいます。
そして誰よりも速く、いち早くチェッカーを受ける大ちゃんを想像してしまいます。
けれど大ちゃんは本当に眠ってしまったのですね。
大ちゃんを初めて見たのは97年の日本GP。
このあたりは、いま思えば日本人がGPを席巻した最盛期。
表彰台の真ん中に立つ大ちゃんは本当に嬉しそうで目がキラキラしていました。
98年はNSRの過渡期に当たり苦しんだけど、日本GPはしっかり制す。
そして99年。
シーズン前半戦はセッティングの決まった松戸のペース、
後半戦はクラッシュでセッティングを失った松戸は苦しみ、大ちゃんのペース。
最終戦まで続いた熾烈な争いはポイント・優勝回数ともに同じ。
BPグリーンの松戸とカストロールカラーの大ちゃん。
この全日本ロードGP250は歴史に残る名勝負でした。
WGPデビューイヤーに4勝。
2年目には年間最多勝記録更新。
タディも眞子も坂田もいなくなったWGPで、ファンを楽しませ、かつ勝ってくれる人でした。
日本人初のmotoGP王者は彼しかいないと誰もが思い、
「これからというとき」ではありましたが・・。
ちょっと早すぎる感じもするけど、頑張った分ゆっくり休んでください。
きっと宇川クンや高橋クンが頑張ってくれるでしょう。
おつかれさまでした。 |