#24 Hokkaido 2052.6マイルの軌跡
つらい帰路
八戸上陸30分前に携帯のアラームで起きる。 起きると体が重く、喉が腫れぼったい。 「やっちゃった・・」 風邪の初期症状だ。 風邪の初期症状といっても、オレの場合ここからどんなに静養しても快方に向かうことはまずない。 必ず一旦きっちり風邪の状況になって、それから回復するのだ。 憂鬱な気分になりながらも自分はここまでの体力しかなかったんだと諦めた。 ついでに八戸上陸で朝飯にうまいものでもと思っていたがそれも諦めた。
体調のことは極力考えないことにして先を進む。 とにかく今日は帰るだけだ。 とはいえいくら走るのが好きなオレでも体調不良の時はきつい。 早速八戸道に乗り込み長い帰り道がスタート。 まだ日が昇って間もないので朝靄が晴れず視界が悪い。 瑞々しい外気は有り難いが前が見えないのは有り難くない・・。 この八戸道、かなりの速度で走っていてもほとんどクルマを抜くことがないし、 抜かれることもない。 時間が時間ということもあるのかもしれないが、それにしたってこの状況はどうなんだろう? これと横浜町田IC付近の慢性渋滞とが同料金というのはどうにも理解できん。 まあこんなトコで愚痴っても仕方ない。 どこのSA、PAにとまったのかほとんど覚えてない。 レストランの牛タン丼がおいしそうだなあと思ったのと、どっかの生どらやきがおいしかったことぐらいしか覚えていない。 とにかくそこそこのペースで走り続ける。 けれど体力の消耗は激しく休憩時間がどうしても長くなる。 雨も小雨が降ったりやんだり。 東京に近づくと気温はみるみる上がり、衰弱した体にはこたえる。 「まだ夏かよ、くそっ!」 と悪態を吐く。 蓮田で渋滞情報を見ると黄色いLEDが多く目に付く。 汗だくで首都高を抜け中央道へ。 ドコモのビルを見ると東京に帰ってきたことを痛切に感じる。 大量の荷物を部屋に納めると汗だくでトヲイメ・・。 自分自身にお疲れさまでした。 ■まとめ■ 今回は多少無茶しすぎました。ちょっと反省しております。 案の定パイロットスポーツは台形に変化してしまいました(笑。 ただ、現状で北海道を走りまくるにはこの選択肢しかなかったのでまあ良かったかなと。 特にメインと考えていた知床と最終日は天気が良くて最高!! この調子だと来年も上陸しそうな感じ。 今度は道東メインか道南、道央メインでかな? ■走行データ <2002/8/22(thu)〜8/26(mon)全6日間> 今回は久々のロングだったので走行データを作ってみました。
■今回の教訓 「健康第一!!」
|