#21 南東北 「Wandering Days」

2002/07/06(SAT)

久しぶりのR6でのツーリング

ツーリングとしてとりあえず日本一周を終えてしまい、正統派的、教科書的なソレに対するモチベーションが1年前と比べて驚くほど低下していたというのが本音だ。それ以外にも理由はあると思うが・・。

ツーリングを始めた頃は、単に世にある見たことがない景色をこの目で見たいという欲求だったのだが、やはりJR人間だった癖は抜けきっていないらしく、はっきり言って「くだらないことのかたまり」が面白さの本質だということを改めて今思う。

それはトラブルだったり、あまりにも無駄な移動だったり、些細なことに対するいざこざだったり、まずい食べ物だったり、辛い気候だったり、極限の疲労だったり・・と例えを挙げればキリがない。
そんな醤油ラーメンに酢を垂らすような絶妙のアクセントが旅を極上の何にも代え難い記憶として脳ミソ深くに刻み込んでいくのだと。

まっ、そんな長ったらしい前置きは置いといてっと。


ズバッ」と目が覚めたと宮川氏は言っていたけど、オレは普段通り、たおやかにしなやかに起きたのでした・・。
昨日までは雨と言っていたけれど、そんな言葉はどこへやら晴れてきた

出庫に手間取り予定から20分遅れの7:50発。
急いで中央道に乗り、渋滞の首都高を抜け、東北道に辿り着く。
快調に来たとは言えないながら蓮田SAに着いたのはジャスト9時。
宮川氏はパンをほおばり朝食中、鈴木氏は?と思ったら数秒後に到着。
みんなキッチリ時間通りに来て、何だか気持ち悪い感じ(笑)。
今回のメンツはこれにオレを加えた3人。

鈴木氏は久しぶりのツーリングにやたらとテンションが高い
天気も予想以上に晴れたので「あちぃ、あちぃ」と言いながらの出発となった。

只見ダム。水面が全く波を打たず鏡のようで全ての景色が対称に映ってきれいだった。
宮川氏が石を投げるまでは・・(笑)。
久しぶりのR6でガス計算を間違え、上河内SAでワンストップののち、西那須野塩原ICで降りセブンイレブンで休憩。
亮は雨の予報だというのに雨パッキング用のビニール袋を忘れここで店員に貰った。

ちょっと間休憩の後出発。
渋滞を懸念していた塩原の温泉街もさほど混んでおらず、快適な走りが楽しめる
道の駅たじまで休憩。暑すぎて堪らず半袖になる。

こりゃたまらんという感じの嬉しい天気だ。R6もフレームが暑くて膝の内側は軽いやけど状態(本当)。夏場はいつもそうだが。

その後も快走。
只見ダム到着。静かな水辺。鏡のような湖面に感動していると宮川氏なにげなく投石!
みるみる波紋が広がり、きれいだった湖面はすっかり崩れてしまった。
なにやってんだよぉ!
と突っ込まれる宮川氏。
少し上流には巨大な田子倉ダム

ぐねぐねの細い道を登っていくと電力用の巨大なダムの上に出る。
眼下のタービンがかすかに回っているのが聞こえた。

さっき通り道で見つけた只見町役場前の怪しげな蕎麦屋というか大衆食堂で昼飯。
だがこれがヒット!蕎麦がしっかりしていてうまい。
鈴木氏はうまいを連呼し、親子丼を頼んだ宮川氏から「もう、わかったよ!
と一喝(笑)。

沼沢湖へ。
県道への曲がり道をスルーしてしまい、途中の細い道をくねくね行くと沼沢湖到着。
エンジンを止めると森の風の音や鳥のさえずり以外に何も聞こえない。
水は青く透き通りキャンプするには素晴らしい環境
キャンプをするのならこんな場所が最高だ。

田子倉ダム。デカイダムだった。こちらは湖側。
水力発電のくぐもったタービンの音が聞こえた。
沼沢湖。
といっても肝心の湖が写ってませんが・・。
金山町にあるカルデラ湖。金山町といえば「あひるのうたがきこえてくるよ」のロケ地になった場所で(普通の人は知らない映画だと思うけど)、この沼沢湖も登場していたような気もするが・・。
とにかく静かで、鳥のさえずり以外に何も聞こえない、ホントに。水も青く透き通っている。湖にファルトが一艇、気持ちよさそうにパドルを漕いでいた。
静かなキャンプを楽しみたい人には貴重な場所だ。
会津若松・飯盛山

鈴木氏がさざえ堂という訳のわからない建物が見たいというので連れて行かれる。

この飯盛山は白虎隊が自決した場所らしい。
有料のエスカレータを横目に階段を登る。
土産物屋を抜けていくとそこにあった「さざえ堂」。
入り口のおばちゃんがやけに名調子でそのさざえ堂の説明をしている。
五重塔は外から見る物だがさざえ堂は中からみるもの」という最もらしいというか、単なる営業文句なのかわからないがなかなかすごそうだ。

とにかく登ってみることにした。

上:最上階の部分。
建物の内部には水平な部分がほとんどない。太鼓状になった床の向こう側を再び螺旋状に下りていく。

右:内部の様子。このように内部が緩やかな傾斜で最上階まで続いている。階段ではなく木の斜面に細い木が何本も打ち付けられ登りやすい様になっている。
太陽の光が作り出す美しい内部。詳しくはsazaedo.comまで。
登ってみての感想は・・・なかなかすごい!
これを口で表現するのは難しい。とにかく登ってみるべし

喜多方といえは蔵の街・・というより喜多方ラーメンの街。
鈴木氏はラーメンの中でも「喜多方ラーメンが一番うまい」と絶賛するので、
んなこたあないだろ!
と思いつつも楽しみにしていたのだった。

駅でラーメンマップを貰い、今回は鈴木氏の選択で「食堂なまえ」に決定。まあ、坂内とか混んでる店よりこういう店の方がうまかったりするかも。

変な名前のお店だが味は確かなのだろうか?
行ってみると店構えはいかにも地元の人が来そうな感じで「こりゃ期待できるな」。

店内もいたってアットホームな雰囲気
オレと宮川氏は中華そば、鈴木氏は極太手打ラーメンを選択。
喜多方といえば喜多方ラーメン
「食堂なまえ」の中華そば500円也。澄み切ったスープは美しく見るからにうまそうですが・・。かなりうまいっす!マジうまいっす!久々にラーメンをスープまで一気に飲み干しました!うーむ、もう一度食べたい・・。
鈴木氏は極太手打ラーメン520円をチョイス。改めて見ても「太っ!!」このお方、かなりの喜多方ラーメン好きで、喜多方は4回目とのこと。
宮川氏とオレは、その極太ラーメンを少し貰って比較して食べるなり、「こっちの方がうめえ」と自分の中華そばを食べる・・(笑)。

店の雰囲気もいい感じです。近所の人が食べに来そうな住宅街にありました。
出てきたラーメンはというと・・
スープが透き通っていて見た目もきれいでうまそうなラーメン♪
月並みな言葉だがすっきりとした味だが薄いというわけでもなくしっかりしている。
魚のダシも濃すぎず勢いでスープまで飲み干してしまった。
毎回スープまで飲み干してしまうラーメンは、実家近くのラーメン屋だけだったが、このラーメンはそれに加わったといえる程だ。


大峠を通る道は快適そのもの。
東北は「走りやすくてやっぱり自分にあってるな」と実感した。
ひとまず夕暮れの米沢駅に行き、今夜の寝床探し
時間は19:30頃。見事に予定通り。
ガスが底をつく寸前だったので、ひとまずガススタに行き、米沢最安値のビジホに行ったのだが、
「・・・」
何だかさびれた住み込みのアパートみたいな感じで却下。近くのビジホに変更。
5200円くらい。

地方の街は終わるのが早いので米沢牛にありつけないかもと思ったが、近くに22時までやってる焼き肉屋があった。
シャワーを浴びたい・・、が慌ててそこにいく。
「今の風呂」より「米沢牛」!!というか中生?!

一口目の生ビールは「うめぇ・・」
カルビ、ハラミ、頬肉、タンなどなど。
幸せなひととき。
早々に酔いが回り皆目がとろーんとしてきてます(笑)。

いきなり夜ですが、ホテル近くの「べこや」にて米沢牛を食す。
ビールがうますぎっ!一口目のタン塩は皆目を閉じて召し上がられました。

うまそうに肉を頬張ってます。そりゃうめーよ!

ビールがうまいよぉ!
いい気分でホテルに戻る。皆歩行速度が異様に遅い・・。マジで遅い・・・。都内なんか絶対歩けないほど遅いのだった。
一番笑ったのがホテルのエレベータ。
宮川氏、乗り込むまでに5歩ぐらいかかってる(笑)。しかも超スロー。
一同爆笑。

各々風呂入ってから軽く明日の打合せ。
23時頃寝る。
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