00/10/09(mon)

翌朝、天気は曇り空。
キャンプ場のすぐそばに川が流れていてお散歩タイム。土手を駆け上がると小さな川が流れていた。
空気が澄んでいて心が洗われるようだ。

朝はコーヒーとゆでたまごだったような記憶がいま蘇ってきた(笑)。
塩を持ってきていなかったのでしょうゆでゆでたまごを食べたと思う。これがなかなかうまかった。

ここからオレは伊那でローメンを食べて高遠を抜け、杖突峠でワインディングを堪能しつつ帰る。
亮たちはタンデムで時間がかかるということでとくにどこにも寄らずに20号で東京に帰ることに。

途中、塩尻あたりのコンビニで軽く飯を食い、亮たちと別れた。
ちょっと食い過ぎたかな?ローメンまでに腹が減るだろうか?という不安がよぎった。

特に伊那までみどころがないのですいすいといいペースで進んでいく。
ということで伊那に到着してしまった。ムムッ・・、まだ腹が減りきってない。
ここは禁煙の街ということらしい。

「たばこは○○町で買いましょう」などという町がある一方で、こういう時代錯誤的な町もあるのだから面白い。
たばこなんて今に時代の流れで淘汰されていくってば(笑)。今やどこも禁煙、禁煙・・。

ローメンのお店「萬里」へ行ってみる。店構えが薄暗くて既に怪しい・・。
ちょっと外で様子を伺っているとまばらながら客が入っていくので営業はしているようだ(笑)。
「えいっ!」
と思い切って扉を開けるとちょっとさびれた中華料理屋という感じでさほど変わったところはない。
確かに「ローメン」の文字がメニューにあるので注文してみる。
常連らしい客達はローメンを頼み、酢やらソースやらを適当にかけて食べているので、
運ばれてきたローメンにオレも適当にそれらをかけてみた。
「ずずっ」とすすると何とも言えない独特の味が口に広がる。
まずいというわけではないが、別段うまいというわけでもなく・・・。羊の肉の臭いが苦手な人は駄目かもしれない。
今回オレはあまり腹が減っていなかったので無理矢理腹に詰め込んだ感じになっちゃったけど、空いてたら結構うまかったかも?!

ローメンで腹が詰まりすぎて体が重い。あんまり動きたくないのだけどそろそろ出発しないと。

伊那から高遠方面へ走り杖突峠をまたいで20号に出る。杖突峠は地図で見ると楽しそうなワインディングだったのでこのルートにしたのだ。
伊那から高遠へはよくある田舎の3桁国道って感じの風情でのほほんと走る。
そして杖突峠、確かにいいアールの多いワインディングなのだが、遅い車が前を走っていたので存分に楽しむというわけにはいかなかった。
そこそこ交通量もあるので先に行かせて楽しむということもままならない。ちょっともどかしい。

杖突峠を一気に下ると20号にぶつかりこれをひたすら東へ走れば家に着くのだけど、ちょっと暗くなってきていたので小淵沢から中央道にのることにした。
しかーし!これが失敗、というか下道で行っても同じだったかもしれないが・・。
乗った直後はなかなかすいすいといいペースで走れていたのだが須玉ぐらいから徐々に道が詰まりだしてその先はながーい渋滞になっていたのだった。
高速料金返せ!と声高に叫びたいところだけど戻ってくるわけもなく、そのまますり抜け大魔王と化してごんごんすり抜けていく。だがしかしすり抜けなので高々ペースは知れているのだ。

やー、疲れた。日本国民は立派だ、こんな高速道路を懲りずに使うのだから・・・(苦笑)。

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