#12 佐渡 「行ってみてよかった島」


00/7/20(thu)

社会人になり、メンテがおろそかになった亮。
俺が亮のTDMのドライブチェーンに注油をしていると、支度を終えた亮が17階から降りてきた。
メンテに手が回らないほど忙しいのにツーリングに誘ってくるのところがいかにも亮らしい

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関越道に乗り、郊外へエスケープ。
休日の関越道は早くも練馬近辺から渋滞、その先も所々で流れが滞るが2台はミズスマシのようにそれらをかわしていく。

猿ヶ京に向かうために高速を降りて17号を北へ向かう。

暑い!今年の夏はうだるように暑い!!あつっ!!Tシャツを肩までたくし上げて走る。

猿ヶ京のでっかいダム湖で湖面を眺めて休憩。走っている方が涼しそうだ。
三国峠をくぐりぬける国道を早いペースで走り抜けていく。ほどほどのアールが並ぶいい道だ。

リゾートホテルやスキー場が連なる湯沢・塩沢の街は冬はスキー客で賑わうのだろうが、夏はどこか所在なく寂しげだった。

猿ヶ京のへんのダム湖で。
腹が減ったので塩沢の街で昼飯にする。暑いので冷たいそばでも、ということになり道沿いのそば屋に入る。ざるそば大盛りとたぬきそばもどきで腹を満たし、さらに北へ向かう。


面倒臭くなってきたので口語調に戻そう。
途中、道の駅ちぢみの里おぢやに寄る。亮は北陸ツーリングの帰りにここに寄って泊まったことがあるらしい。まだ新しく小ぎれいな建物があって中には24時間入ることができる。しかも温泉つき(こちらは24Hではないが)。ライダーが寝るためだけに用意されたかのようなお誂え向きのベンチがそこにあった(笑)。こっちをツーリングする人にはお勧め。雨でこんな施設を見つけたら間違いなく俺も泊まるだろうなあ。


互いに複雑に絡み合った国道、県道を効率よいルートを選びながら日本海へ出る。微かに潮風が漂う。
寺泊に着く頃には陽は傾いて人の影が長くなっていた。フェリー乗り場に行くと人影がほとんどない。どうしたものかとそこにいた職員らしき人に聞いてみるともう今日のフェリーはないとのこと。??
そんな馬鹿な!と思い、プリントアウトしてきた時刻表をよくよく見るとなるほどその通りだった(笑)。あきれ落胆する亮・・。まあこういうこともあるさ。

仕方なく新潟に向かい、夜の便で渡ってそこら辺で寝ることにした。先が読めないが何とかなるだろう。

新潟からは多い本数で佐渡に船が出ているので何とか渡ることが出来た。21:40新潟を離れる。
24:00両津のフェリーターミナルの目の前の広場にテントを張る。
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