#02 北海道「TOURING IN HOKKAIDO」


8/1,2(金,土)

いよいよ出発の日。前日の夜実家にテントを忘れたのに気づき、朝10時に沼津までまっちゃんに持ってきて貰うように手配し事なきを得た。しかしおかげで(といっても自分のせいだが)前日は3時間ぐらいしか眠れなかった。

20:45、アイドリング中も胸が高鳴る。自分一人なのに「よおしっ」と叫び気合いを入れる。一ヶ月頼むぞバリちゃん!
はやる気持ちを抑え、慎重にアクセルを開ける。246世田谷で一度休憩。ここから4号への道に迷いコンビニに寄り地図で確認してなんとかわかった。
4号は都内は信号が多くひっかかっていらだったが、そこを抜けると深夜ということもあってか車がほとんどいない。バイパスだから信号も少なく90〜110巡航で飛ばす。頭をタンクバックに寄りかけアクセルだけに力を入れて疲れないようにする。まだ先は長いのだ。
ガラガラの4号が功を奏したのか思ったよりペースが早い。仙台に入り吉牛で朝飯。途中眠気がおそってきたので道沿いの芝生で仮眠をとる。その後は昼間なのでのんびりペース。

盛岡でウマイ冷麺を食い、時間的に見て余裕があったので予定を変えて十和田湖を目指す。そこに向かう途中でアクセルを開ける肝心の右手首が痛くなり握力が落ちてきた。こちらにきたことを少し後悔する。
十和田湖、奥入瀬渓流を眺めながら何とかここを抜け、田舎道を青森に向けて走る。奥入瀬渓流はむちゃくちゃきれいで気持ちよかった。途中白バイに125のバイクが捕まっていた。気を引き締め直し走る。
18:00青森FT到着。青森はねぷたまつりで街全体が盛り上がりFTもテントでぎっしり。一人だしこういう雰囲気はどうも苦手で休憩室で持ってきた本を読む。

ようやくフェリーに乗る時間になりそこで会ったBMWのおっちゃんと雑談。函館で昼飯でも食おうかという話になったが俺が乗る20分前のゆにこんという高速船におっちゃんがのるということが判明、残念だったがお互いの健闘を誓い合って別れた。フェリーの中でビールをのみ爆睡。
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