【アイリ・マグマ】
アイライ教教主長ガイラ・マグマの長女。直情的な人間でよく謎の間接技を仕掛ける。いつの間にか遙照との子を生んでいた。後にアカデミー理事長となる。
【阿重霞】
→柾木阿重霞
【アカデミー院生】
各学科の最終課程を修了した生徒の中でも特に選ばれて研究員として樹雷の科学技術の中枢をになうものたちの名称。ただ、あまりにも高度な専門技術を使うため、それらの技術をトータルに使うことのできる哲学科院生はいない。
各学派に分裂した彼らの先端技術になると民間はおろか軍事用ですら技術のフィードバックは不可能と言われている。しかも、プライドの高さ故、誰も彼らをコントロールできない状態であった。
【朱螺凪耶】
鷲羽の親友。神我人は彼女のクローンらしい。本人は遺跡発掘中に海賊に襲われ行方不明。鷲羽に匹敵する哲学士であった。鷲羽のあの性格は彼女の影響を多分に受けている。
【亜空間】
これが登場してくる主なところは、柾木家の階段下にある鷲羽ちゃんの研究室。禍因を封じるのにも利用された。
【阿座化】
阿重霞の護衛や船の管制から身の回りの世話までこなすガーディアンロボット。結界を張ったり、瞬間移動したりする。柾木家の門柱、郵便受けとしても役に立つ。青いほう。
【旭】
→建部旭
【浅海】
船穂様のおじいさん。
【阿主沙】
→柾木阿主沙
【尼ヶ崎和彦】
天地の高校時代のクラスメイト。たしか、新天地にもでていたような気がするが、新−のことは天地シリーズとして認めていないので省く。
【雨木華船】
天木家の眷族。無礼者で皇族の恥さらし。
【天木舟参】
魅月の甥。かなり腹黒い。自分は第三世代の樹しか持っていないが、息子が第二世代の樹を持っているので彼を樹雷皇にしようと画策した。ことあるごとに、阿主沙や船穂にというか柾木家にちょっかいを出す。だが、小心者で、いつも瀬戸にびくびくしている。結局瀬戸に屈服し政治への欲もなくなって、家督を息子に譲りすっかり丸くなってしまった。
【天木魅月】
天木家当主。樹雷最高の美姫と言われる。天樹とリンクできる能力をもつ。その能力のせいで第一世代の5本の樹全てから延命してもらわなければ生きられない。ちなみに阿主沙の樹、霧封は彼女の樹を受け継いだ物である。
【阿麻芽】
阿主沙の母。四加一樹を追って、皇族の立場を捨た。
【夷隈】
皇立アカデミー哲学科主席教授。彼との共同研究に名を連ねるのは普通の学生のみならず他の教授クラスの人でも滅多にない。研究補佐になることさえ、学生にとっては大変名誉なことである。
【いとまきのうた】
魎皇鬼(幼児モード)がOVA13話でふりつきで歌っていたやつ。
【命の水】
龍皇等のブリッジに流れていた水。皇家の樹を活性化し、人間には万能薬としての効果を発揮する。樹雷人の長寿のひみつもこれにあるらしい。
【棘】
”名もなき星”の樹守の後継者。魎呼にあこがれており、攻撃パターンは魎呼のそれとよく似ている。かなりの戦闘能力を有している。
【内海】
→神木内海
【裏の世界】
双蛇にある鷲羽ちゃんのプライベートルーム。美星がうっかり迷い込んだ。完璧な設計なので自力で出ることは(鷲羽でも)絶対に不可能。
【エルマ】
アイリの秘書の一人、事務・政策スタッフでなく哲学士秘書兼助手である。ワウ人。
【皇家の樹】
高度な意思と力を持つ樹。皇家の人間の乗る船の頭脳やエネルギー源となる。とはいっても、皇家の人間にとっては道具と言うよりパートナー・友達感覚。第三世代までの樹は光鷹翼を作り出すことが可能。樹と樹どうしを結びつけて門を開いたり、連絡を取り合ったりしているらしい。
【皇家の涙】
幼少期の阿重霞が遙照に贈ろうとしてたしなめられた、崩御した皇家の人を弔う花。
【大叔母さん】
岡山県上竹温泉に保養所を構えるおばあさん。柾木家の人間は誰も頭が上がらない。
【岡山県立倉敷西工業高校】
天地や尼ヶ崎が通っていた、全日制の学校。魎呼のせいで全壊した。
【叔母さん】
砂沙美ちゃんに料理など教えてくれる天地の叔母さん。太老の世話を天地たちに押しつけた。
【おまえに☆チェックイン】
信幸所蔵の漫画。全20巻。主人公は美智子という。
【禍因】
惑星国家13,宇宙艦隊275000隻をぶちこわしたすごいやつ。最終的には次元振動弾で葬り去られた。
【神我人】
遺跡バスターとも称される永久級指名手配犯。全次元の統一理論を創り出すことが最終目標。最強のエネルギーを求めて宇宙をさまよっていた。朱螺凪耶のクローンらしい。
【ガギュウ人】
普段はごく一般的なヒューマノイドタイプだが変身するととてつもない力を発揮する。(珍宇宙人大百科より)
【蔭刃】
ヒールゼンSから打ち出した雌雄剣とは別の3本目の剣。雌雄剣を見守り、事あらば共鳴してその場所を知らせる。
【勝仁】
→柾木勝仁
【角川TV】
砂沙美ちゃんがテレビの料理大会に出場したときのテレビ局。ちなみにCh11のようだ。
【かなみつ】
鷲羽の育った星。樹雷領の辺境に位置する、肥沃な大地の広がる農業と漁業の一大食料生産惑星。その地理的要因と食糧資源の豊富さ故に頻繁に他国や宇宙海賊の襲撃を受けた。そののち国境警備軍の補給最前線基地として特に重要な位置を占めるようになり、第三世代の皇家の船が常駐するようになった。
【兼光】
遙照が銀河アカデミーに留学してた頃の同期。後に瀬戸直下の第七聖衛艦隊司令官となった。
【神】
神の定義は自然への畏怖、恒星間航行の技術を持つ異星人、異次元生命体、高位次元生命体であり、初期知的生命体の不確定な神とは意味が違う。その中でも高位次元生命体は科学の進んだところでも圧倒的な力を有しており、神と称されている。
【神木内海】
瀬戸の夫。第二皇妃「美砂樹」の父。元闘士だが、当時十二神衆と言われた神木家に仕える軍の第十三軍として認められる。その後、瀬戸と結婚し、神木家当主になる。
【神木家】
昔はあまり特徴のない家だが、瀬戸の登場によって4皇家の頂点に立った。対外的には樹雷皇家というと神木家のことを指す。
【神木瀬戸】
神木家の人。現第二皇妃美砂樹の母。第二世代の樹水鏡をパートナーにもつ。樹雷の(裏では)事実上最高権力者であり、樹雷皇阿主沙も頭が上がらない。情報収集能力にかけてはこの方の右に出るものはなく、樹雷星の正規の諜報機関よりも上である。
繊細にして大胆、破天荒にして精密、嫌みだが憎めないと噂される樹雷最凶最悪の策士。
【火美猛】
詳細は阿座化と同じ。赤いほう。
【臥竜】
惑星OKU-IIの王子。阿重霞を洗脳して天地を殺そうとした。生体強化を受け、キーもはずしていないということは龍皇の保護下にあり、なおかつ次期柾木家当主、第二世代の樹を持っていることからあるいは次期樹雷皇にもなりうる人間を洗脳できたのだから相当なやり手である。
【キー】
皇家の樹とパートナーとなった証。樹とのシンクロを補助する。キーがなくても樹とシンクロすることは可能。阿重霞の額の飾りや、天地剣などがそれ。第一世代の樹から作られるキーをマスターキーと呼ぶ。
【記憶回復ハンマースペシャル】
魎呼がこれでどついて巫薙の記憶を回復させようとした。しかし、逃げられてしまった。
【軌道エレベーター】
衛星軌道上にある宇宙港にむかうための乗り物
【樹との共生】
樹雷の民の信条
【ギャラクシーポリス】
何兆名にも及ぶ構成人員で、銀河連邦加盟国の宙域をカバーする警察組織。刑事は一級と二級にランク分けされている。副業に宅配便をやっている。そういえば、GPの旗はどうして地球人に読める言語(アルファベット)でGPと書いてあるのだろう?
【宮内オペレーター】
樹雷星の管制要員。
【キューブ】
美星の腰のボンボン。変形してルービックキューブ状になる。亜空間に様々なものを収納する非合法品。
【清音】
GP一級刑事。エリートだったはずが、美星のパートナーになったことで出世に見放され苦労を強いられることになった。
【清音】
天地の母親のこと。でも、個人的にはやっぱり阿知花の方がよい。
【霧封】
樹雷皇阿主沙の船。魅月から受け継いだ第一世代の樹「霧封」を擁する、樹雷でも最強クラスの船。でかい。
【銀河アカデミー】
樹雷皇家が「皇立科学アカデミー」として創立した研究機関。現在は独立している。
【キンメダイの煮つけ】
阿重霞の大好物。
【クソババア】
阿主沙が瀬戸を指して使う言葉。
【クリスタル】
宇宙船魎皇鬼を統制する101個の結晶体。船の中の至る所に浮かんでいる。全ユニットがビーストタイプになれる。リーダーのみ形状が違っている。
【クレー】
タコ親父。お気に入りのものに自分のマークをつける癖がある。そのおかげで宇宙船の自分の居場所がばれた。銀河アカデミーの哲学科の学生だった。ちなみに、ハッカーとしての腕は、銀河アカデミー中最高のものらしい。
【九羅密美醸】
鷲羽の元夫で、元生徒。世二我の人。アカデミー時代に使っていた偽名は庭瀬美醸である。美星のひいおじいさまのお父様。ちなみに彼も美星の直系らしく確率定数にものすごい偏りがあり、お約束の鷲羽の結界破りも無意識のうちにこなす。
【九羅密美雲】
鷲羽と美醸の子供。美星のひいおじいさま。
【九羅密美兎跳】
美星の母親。美星と同様偶然の天才である。
【九羅密美星】
GP一級刑事。宇宙一の偶然の天才と言われる。一説には宇宙最強の存在。あの鷲羽をして、樹雷の艦隊相手に美星殿一人で十分と言わしめるほどの存在。
【九羅密恋順】
美星のひいおばあさまの実の母親。気丈な女性である。なんだか美星とうりふたつ。
【九羅密美壮】
九羅密美醸の父親。半鎖国状態の世二我を開国しようとしていた美壮の父親に対し、彼は鎖国政策を推進した。
【九羅密光雪】
美星のひいおばあさま。鷲羽と男(美雲)の取り合いをして勝った。
【光鷹翼】
皇家の船(樹)が作り出す、神のオーラが具現化したといわれるシールド。肉眼視できるのに存在しない、エネルギー反応がないという意味不明なもの。皇家の樹の世代によって作り出せる枚数が違う。天地は、自力で作れる。
【豪渓】
光愨神宗の僧侶。ガギュウ人。かなり強いが、普段は間が抜けている。
【ゴゴ】
地球でいうゴリラに似た動物でギャアギャアとうるさく叫ぶ。瀬戸が内海のことを評して呼んだ。
【功績記念館】
「鷲羽の毛穴」の一角にある。アカデミー最高といわれた伝説の哲学士、白眉鷲羽と朱螺凪耶の功績を記念してたてられた。
【古代文学科】
哲学科の隣の市にある。
【言申】
→竜木言申
【コンテナ】
木で出来ていて色々と収納できる。
【最高評議会】
樹雷の四皇家の代表者会議。いわゆる閣議みたいなもの。一応国権の最高機関であるが、実はあらかじめ裏最高評議会ですべて決まっている。
【酒】
魎呼や阿重霞がよく飲んでいる。本作では主に日本酒を指す。阿重霞はかなり飲めるが、飲まれるタイプで酒癖が恐ろしく悪い。
【砂沙美】
→柾木砂沙美
【サブシステム】
雪之丞のバックアップコンピュータ。雪之丞から職務規程に反する思考パターンを検出すると切り離しておかない限り命令の優先権が強制的に雪之丞から移行する。
【シイタケのおひたし】
奥田ひとし氏は小さい頃、シイタケのおひたしを「ペンギンさんだよ〜(はぁと)」って食べさせられた・・・らしい。
【シード】
ある文明が銀河中に自分と同じような人類を発祥させようとした計画。この期間は大先史文明と呼ばれる。
【シープリス】
シャンクギルド、対樹雷方面の旗艦。シャンクギルドの誇る惑星規模クラス、最強最新鋭(当時)戦闘母艦。いくつもの国が大規模な艦隊を組織しても手を焼くほどの強力な大型戦闘母艦である。
【視覚心理戦】
色仕掛けのこと。
【司仕委】
阿主沙のお目付役のガーディアンロボット。本体の他に小型端末もある。いわゆるジイの役目を果たしている。
【侍女】
皇族につかえるロボット。人間のもいる。
【次世代の樹育成ユニット】
皇家の船の中にある、実際のその船の樹の子供に当たる樹のユニット。例えば霧封の中にある霧封の子供の樹のこと。皇家の樹は一定期間親元のところで育成することが慣例になっている。
【しっぽ】
魎呼の服に付くアクセサリー。彼女の感情にあわせて動く。
【シャックリ】
横隔膜の痙攣が原因の一時的なもの。100回続けると死に至といわれる。過去30年で70人ほど命を落としている未だに医学的にも解明されていないという現代の奇病。
【シャックリを止める方法】
水を入れたコップの向こう側からお辞儀をするようにして飲む。飴をなめる。グラニュー糖を唾液で溶かさず直接喉を通す。柿のへたを煎じて飲む。茄子を思い浮かべる。片手をあげてその手首をもう一方の手で押さえる。ビックリさせる。など。
【舟参】
→天木舟参
【ショウオウ】
遺伝子をコピーする不定形生命体。取り込んだ対象そっくりに化けることが出来るほかテレポートも出来る。
【食料庫】
鷲羽の発明品。りゅうこつ座の惑星に亜空間ゲートを直結したもので、食材が放し飼いになっており、新鮮さこの上ない。
【呪縛結界】
相手の動きを封じ込める阿重霞の技のひとつ。戦艦クラスでも封じることができる。
【樹雷皇家】
樹雷星を統治する一族。4大皇家に分かれている。皇族のものには第3世代以上の樹が、樹選びの儀式により与えられる。
家格は上から神木家、天木家、竜木家、柾木家の順である。
【樹雷星】
もとは海賊国家の星だが銀河最大の領宙面積を誇る皇制国家に成立した。
【樹雷式武技】
樹雷の闘士が使う武術。森の中など障害物の多い場所で本領を発揮する、海賊やゲリラ戦などに向いている武術。
【将棋セット】
古来より伝わる伝説のバトルゲーム。
【少女マンガ】
地球式の恋愛術が書いてある。信幸の書庫にぎっしりと詰まっている。
【ジョージ】
鷲羽の執事兼柾木家の料理人。
【真なる紋章】
本来は力の紋章とも呼ばれる樹雷皇家の額の化粧。しかし津名魅に同化された砂沙美と光鷹翼を創り出せる天地のそれだけは本物。
【鋭い洞察力】
かの朱羅凪耶が持ち合わせていたという特殊能力。これを持っていると、相手の状況が手に取るようにわかる。何となく瀬戸様も持ち合わせていそうな能力である。
【静竜】
樹雷皇が阿重霞の花婿候補として送り込んだやつ。かなりのナルシストだが、実はかなりの剣の凄腕らしい。しかし、美星の方が数段上手だった。
【瀬戸】
→神木瀬戸
【世二我】
美星の生まれた星。赤道の近くでさえ、1年のほぼ半分が雪で覆われている。
【零】
Dr.クレーの手下ロボット。魎呼に化けたのが災いして、計画がめちゃめちゃになった。その後、魎呼と融合される。
【戦闘服】
戦闘の際に着用するスーツ。魎呼は宝玉の力で、阿重霞は樹雷皇家の正式なものを着用。天地のは樹雷式で指輪をいじくると装着される。
【双蛇】
鷲羽が基本設計を神我人が制作を行った巨大宇宙戦艦。普通の規模の艦隊ならば体当たりで余裕で倒す。
【祖菩命】
鷲羽のアカデミー入学時代のメイドの一人。鷲羽より二つ年下で樹雷の出身である。皇教師を目指している。
【大先史文明】
シードを行った文明のこと。
【太老】
霞のおじいさん。遙照のおじいさんでもある。
【闥亜】
→柾木闥亜
【高死魔】
でかいロボット。まれに言葉を発する。瑜免を助けるために壊れた。
【建部野守】
旭の父。竜天の木彫り職人。芳家の後継者。芳家の跡継ぎ問題で騒動になり、監禁されていた。
【建部旭】
建部野守の第一子。巫薙に追いかけられるうちに地球に落ちてきた。遙照のファンらしい。
【たこ】
地球のタコと似た生物。蛸壷のような貝に住んでおり、雄は餌をおとりに雌を貝から引きずり出し、自分の貝殻の中に引きずり込んで交尾をする。しかもねずみ算式ならぬたこ算式と言われるほど繁殖率が高く、ほぼ年中発情期という生物。クレーのあだ名はこの生物に由来する。
【竜木家】
地味っぽい家だが、勢力は一番大きい。だが地味なので権力はあまりない(柾木家よりはある)。堅実さ温厚さ親近感などで樹雷の国民からは慕われている。竜木家の女性は大和撫子なので縁談は大人気。もはやブランド化しているので竜木家の養女にして嫁に出すという手も使われる。
【竜木言申】
竜木家当主。第二世代の樹を持ち皇位継承第二候補であったが、気が弱く皇の座に恐怖を感じている。とばっちりと成り行きで瀬戸と対立することも多いが、瀬戸でさえあまりプレッシャーをかけるようなことはしない。人徳のなせる技のようだ。
【竜木西亜】
竜木家の人。アカデミーに行く途上の鷲羽の護衛を行った。
【楯築】
建部の兄弟子。芳家先代芳嵐の一番弟子、とろそうな外見だが以外と素早い。飛死魔らに催眠術をかけられ、操られていた。
【玉野】
岡山県猟友会所属、昨年度全国狩猟射撃大会SHR2部門優勝のセクハラオヤジ。
【太老】
母親が病気のために、柾木家で預かることになった赤ん坊。
【チビ】
瀕死の重傷を負ったところを天地の看病と魎呼の精神体の干渉でよみがえった子猫。魎呼が自身の完全な復活に当たって干渉が不可能となるため、その体を再生する魎皇鬼に同化。
【超圧縮テクタイト】
大聖堂の柱など双蛇を構成する物質の一つ。大変な質量がある。
【ツイセッキー君III世】
脳の記憶でなく、三半規管の位置感覚記憶から星への航路を割り出せる。
【津名魅】
高度な意思をそなえる皇家の樹の始祖。双蛇の攻撃に倒れた天地を助け出し、彼に真の力を目覚めさせた。その姿は瀕死の砂沙美と同化したことにより形作られており、砂沙美の未来の姿である。能力的には他の皇家の樹と懸け離れた能力を持っており銀河系どころか宇宙を消滅させるのも訳はないらしい。
【哲学科】
皇立アカデミー最高峰の科。皇家の樹と並び樹雷を支えている力の象徴でもある。敷地面積はアフリカ大陸程度。アカデミーで生み出される膨大な知識を組み合わせ具体的な使用法を作り出す分野。また、哲学科の名称の元となった技術の倫理的な基準を作り出すという役割もある。助教授クラス以上は国家元首クラスの扱いを受け、入学が決まった時点でもVIP待遇を受ける。
【天樹】
全高5000mの超巨大樹に数え切れないほどの木や植物を寄生させ、それを土台として作られた都市建造物の集合体。樹雷の首都であり、樹雷の皇族とそれに連なる政治経済の中心地である。津名魅と樹雷人の手で十数万年にかけて改良を加え、作られた。またの名を巨大盆栽ともいう。津名魅の体を土台として作ってある。皇家の樹の間はいわば津名魅の子宮と言うべき場所。
【天地】
→柾木天地
【天地剣】
第一世代の樹船穂から作られたマスターキー。ビームサーベルみたいなもの。
【天文台】
鷲羽がアカデミー時代に住んでいた住居。鷲羽の研究室にはこれのレプリカがある。
【訪希深】
砂沙美の予知夢に登場する三命の頂神の一人。だがなんだか中途半端に終わってしまった。
【ドウドー】
銀河最凶の肉食獣と呼ばれる原住生物。その巨躯は5mを越える。温水につかるのが好きらしい。
【ナナシ】
樹雷創世時代の黎明期に生まれた鬼子。とはいえ、滅するのも不憫と時の樹雷王の計らいで、”名もなき星”に封じられた。未来を予見するという能力がある。
【西亜】
→竜木西亜
【庭瀬美醸】
九羅密美醸がアカデミーで使っていた偽名。アカデミーのプロフィールによると特別留学生、惑星至斗吏生まれ。27歳。家は至斗吏でも有数の名門華族。実力で哲学科に来た。となっている。
【人間狩り】
銀河アカデミーで夜間行われる、人体実験の被験者探しの連中のこと。
【ニンジン】
魎皇鬼の大好物。おかげで畑はほとんどニンジン畑と化している。
【ネオーレ】
神我人の演奏していた、パイプオルガンに似てるあの楽器。
【のぞき】
温泉地でこれをやらないと女性に大変失礼な行為。その道のプロ信幸によればほっかむりこそが伝統的なスタイルだそうだ。
【信幸】
→柾木信幸
【野辺山】
GP特捜部の部長で美星の直属の上司。美星をやっかい払いしようと画策した。とぼけたようなフリをして実はGPでもかなりのやり手である。
【白眉鷲羽】
弟子の神我人に科学アカデミーからさらわれ双蛇に封印されていた宇宙一の天才科学者。魎呼と魎皇鬼の製造者でもある。光鷹翼を創り出せる天地をモルモットにしようと画策中。それにしても、出てくる敵役って鷲羽がらみの人が多いのは何故・・・?実は空を飛べる。
【パスワード】
美星のシャトルの超空間ホットラインなどで使用される。昔話のくだりをパスワードにするらしい。(といっても知っている限り2つしか出てきていないが)。
【初足先生】
小学生料理選手権の解説者。
【花子】
運転免許の教習中の美星にひかれたかわいそうな人形。
【ヒールゼン】
希少金属。天地たちが八柄で採掘させられた。
【ヒールゼンS】
ヒールゼンの高純度の鉱石。意志を持つと言われている。硬い。
【飛行物体を一瞬で黒コゲだぞ!!RX−78】
その名の通り、飛行物体を黒コゲにするマシーン。本来は蠅とり用っぽいが、空中に浮いていた魎呼を攻撃したため、以来所在不明になった。
【飛死魔】
ガギュウ人をベースに瑜免が作った。相手の技をパクれる。
【備前】
第二世代の樹。瑜免一味によって樹雷星から盗まれた。
【妃儺世】
巫薙の船。
【ビリビリーナ君IV世】
鷲羽ちゃん特製カラオケ判定メカ。60点以下だとビリビリと電撃がくる。しかしすぐに阿重霞と魎呼の手によって破壊された。
【船穂】
→柾木船穂
【船穂】
遙照の船。第一世代の樹の中でも内在エネルギーは大きい。いまは地球に根付き、柾木神社のご神木となっている。ただし、宝玉によってエネルギーチャージを受けているため、樹としての能力は失われていない。
【フリーズビーム】
美星の戦闘服の左手から発射される光弾。これも非合法の支給品。
【分身の術】
天地とのロマンスをシュミレートするのに使った。分身体は宝玉を備えていないらしいが、嘘か真実か個人的に確認はしていない。
【宝玉】
魎呼の力の源である。防御・攻撃用として両手首に、中央エネルギーとして首に備える。天地剣に奪われて今は一つしかない。宝玉は皇家の樹と同質、同等の力を有しており、光鷹翼も作れるらしい。実戦での成果と船穂にエネルギーをチャージし続けられた点から少なくとも、第一世代の樹と同等かそれ以上の能力を持っている。もともとは、鷲羽の持ち物だった。
【芳嵐】
建部と楯築の師匠。人間国宝。
【祠】
柾木神社の近くにある巨大な洞窟。魎呼を700年封印していた。
【菩提教官】
美星の警察学校時代の直属の教官。チェックの鬼と呼ばれている。
【ホログラフ・メッセージ】
立体映像が出る手紙とでも言ったところか。
【ホワイトロック艦隊】
双蛇に攻撃を仕掛けるがその軌道上にあっただけであっさりと撃沈された。
【真沙希】
樹雷皇家初代総帥の妹。地球が気に入って住み着いてしまった。アストラルコピーだけ月に残してあった。後に柾木天地の息子とくっついてトレジャーハンターになってみたりする。その後は遺跡調査。
【柾木阿重霞】
樹雷皇家第一皇女。兄兼婚約者の遙照を探して地球にくるが、いつの間にか天地に熱愛中である。昔は砂沙美と同じで美砂樹似の髪の毛をしていたが、遺伝子操作で今のような髪質や色になった。
【柾木阿知花】
天地の母。in Love でめぐさんが声を出していたから◎。
【柾木阿主沙】
樹雷皇。阿重霞と砂沙美の父親。かなりの親バカ。
【正木かすみ】
太老ちゃんのおかあさん。天地の又従兄弟にあたる。彼女が鷲羽ちゃんに出した手紙の書式が、銀河アカデミーのレポート書式だった。
【柾木勝仁】
天地の祖父。樹雷皇家第一皇子遙照。天地に樹雷の武芸を伝授したり、魎呼を復活を仕組んだりした。天地を樹雷皇にしようとたくらんでいた。かなり若いが年寄りのフリをしている。
【柾木家】
樹雷皇家4家の中の一つ。他に、竜木家、神木家、天木家がある。始祖は初代樹雷皇。だが、勢力は一番小さく、面倒に巻き込まれやすい。
【柾木砂沙美】
阿重霞の妹で樹雷皇家第二皇女。かつて魎呼のせいで(ある意味阿重霞のせいでもある)瀕死の重傷を負ったが津名魅に同化されて一命ととりとめた。家事の達人。
【柾木神社】
柾木勝仁が宮司をつとめる神社。正式名称は柾木天人宮。700年を生きる勝仁が隠れ蓑として建立した。
【柾木神社のご神木】
船穂(樹)のこと。
【柾木闥亜】
柾木家の人。瀬戸からも信用されている優秀な闘士。魎呼の樹雷襲来の時は皇族が留守のため、防衛総監代行として直接指揮および戦闘を行っていた。
【柾木天地】
魎呼を復活させたことをきっかけにトラブルに巻き込まれることになった本作の主人公。ただし非常に主人公としての影が薄い。解説本ではその他キャラに分類されていることもしばしば。
【柾木信幸】
天地の父。昔は、いい感じの人だったが、いまではただのスケベ親父。実は勝仁殿のとおーい親戚、というか遠い子孫。
【柾木船穂】
樹雷皇家第一皇妃。元は地球人だが、武者修行中の阿主沙とラブラブになり樹雷へ行った。第二世代の樹、瑞穂だけでなく霞鱗のエネルギーも引き出せる。棒術の腕なら美砂樹よりも上で、酒に酔って切れると、自動的に第二世代戦艦二隻分のパワーが流れ込んでくるので、手がつけられなくなる。おかげでアンチエネルギーバリアを張ってある皇宮の大広間が全壊した。
【柾木美砂樹】
阿重霞たちの母で樹雷皇家第二皇妃。基本的に異星人を好かない樹雷で船穂ととても仲がいい。船穂とは姉妹のように育った。なかなかいい性格をしている。
【柾木遙照】
樹雷皇家第一皇子。勝仁殿の真の正体。
【万素】
魎呼のお父さん。丸っこい生物。合体していろいろな形を取る。魎皇鬼が合体して人型の魎皇鬼が出来た。
【マスターキー】
第一世代の皇家の樹からとれる第二世代以降のすべての樹の意思に優先する万能キー。天地剣などがそれ。
【魔法少女プリティーサミー】
数ある魔法少女の出てくるお話の中でも、もっとも人気のあるシリーズ。砂沙美が趣味の悪いステッキの力で変身した姿。
【麻真】
幼い頃の美砂樹と砂沙美の侍女。
【満漢全席】
中国宮廷料理。超高級・超豪華・超ボリューム
【水鏡】
瀬戸様の船。第二世代の樹「水鏡」を持つ。情報の収集、解析能力は樹雷でも圧倒的に一番で、樹雷皇直属のそれよりも上である。
【美砂樹】
→柾木美砂樹
【水薙】
竜木西亜の樹。第三世代の樹である。
【魅月】
→天木魅月
【巫薙】
魎呼のそっくりさん。魎呼制作中に遺伝子をちょろまかして作られた物らしい。基本的な戦闘能力は魎呼よりも上っぽい。
【水穂】
遙照のおそらく初めての子供。
【美星】
→九羅密美星
【美星が小さい頃別荘の手伝いに来てくれた近所のおばあちゃん】
美星の大好きなおばあちゃん。彼女が死ぬ前になんとか美星の花嫁姿を見せるため美星が旦那様(仮)を伴いお見舞いにいった。
【深真舸】
旭の船。
【未来予想図】
凪耶の頭の中にあった鷲羽の今後。「鷲羽の恋人発覚(美醸)→デート→エッチ→婚約→結婚→出産」となっていた。
【无死魔】
二重人格ロボット。気の短い方は毋死魔という。
【メカ魎呼】
鷲羽の作ったガーディアン。
【麼平】
美星の幼なじみ。昔、九羅密長官の手によって逮捕されたが、今は更生しまじめにやっている。
【モンスター】
魎呼が召還した魑魅魍魎の合体した姿。宝玉がそろわないとコントロールできない。
【矢蔭】
人造光鷹剣の完成を目指す鷲羽の元弟子。魎呼の遺伝子をちょろまかして巫薙を作ったのもこの人である。
【耶鷹】
海賊仲間の鼻つまみ者。他人の獲物を横取りするのが生き甲斐というハイエナ野郎。
【八又の大蛇】
八本の首のある蛇の怪物。その正体は宇宙海賊のロボットでビームを吐いたりする。阿主沙によって倒された。
【雪女】
おとぎ話に出てくる、雪山にすむ、雪の妖怪。雪や氷といった冷気を操る。
【雪乃丞】
美星のシャトルのデータを管理する非合法の自己進化型コンピュータ。美星の影響で歌舞伎言葉をしゃべる。
【遙照】
→柾木遙照
【養殖場の魚】
鷲羽が育った孤児院のガキどものこと。もちろん、名付け親は鷲羽。
【四加一樹】
阿主沙の父親。某BSアニメに登場した奴とは基本的には関係ないと思う。所々被っているところもある。
【夜這い】
ふつうは男がするもの。やはりほっかむりが伝統的なスタイルである。
【譽艫死駆】
宇宙暴走族。その昔は地球に大接近し、次は、美星の別荘のある惑星にご休憩目的で下りようとした。その後魎皇鬼によって壊滅、解散した。
ちなみに譽の字は嘘で本当は下の部分が鳥である。ただ単にこの文字を出力できないので仮に譽とした。
【リボン】
樹雷には男性も装飾品の一部としてリボンを付ける習慣がある。阿主沙が樹雷に来たとき、気づかないうちに瀬戸に大きなかわいらしいリボンを付けられ公衆の面前で笑われたりした。
【龍皇】
阿重霞の船。第二世代の樹「龍皇」を擁する。強力な艦砲と結界で相手の動きを封じる宇宙船。
【龍皇の種】
津名魅が天地にことづてた龍皇が再生するための種子。
【魎皇鬼】
魎呼が宝玉で操る宇宙戦艦。鷲羽が作成した。光鷹翼をすり抜ける攻撃も可能。第一世代が大破したあと、卵から第二世代が再生。樹雷皇家の第一世代戦艦以上の力を持っているらしい。
【魎呼】
天地が復活させた悪名高い宇宙海賊。ただし今は時効が成立している。天地がらみでいつも阿重霞と喧嘩をしている。
【霊波結界発生装置】
禍因を封じ込めるのに使った鷲羽ちゃん特製の装置。地球における樹木の霊波を増幅させ亜空間ネットと連動させることによって結界を作るというシロモノ。
【ワウ】
犬チックな容姿の種族。地球人タイプ(H型)の次に人口が多い種族。一部で差別を受けているらしい。
【鷲羽】
→白眉鷲羽
【鷲羽の毛穴】
実験機材の暴走によってできた直径約50キロのクレーターで、この穴をあけた張本人は、銀河アカデミーでもその名をとどろかせたプロフェッサー・鷲羽である。鷲羽にかわいがられていた学生が一大キャンペーンを張り、珍しい鷲羽の失敗を残した。
【鷲羽バイオロイド】
銀河アカデミーによって確認された銀河最古の文明によって作り出された三体の鷲羽クローンの戦闘用試作バイオロイド。
【わらびもち】
おいしい。
【B1】
鷲羽バイオロイドの一体。鷲羽の持つ宝玉が1つ喉に埋め込まれている。暴走したB3抹殺に送り込まれた。B3を倒し、B3の宝玉とB3の持っていたB2の宝玉を手に入れ三つの宝玉を手に入れた。その力を持って封印されているオリジナルの鷲羽を殺そうとしたが、津名魅によって倒された。
【B2】
鷲羽バイオロイドの一体。鷲羽の持つ宝玉が1つ右手に埋め込まれている。暴走したB3抹殺に送り込まれたが、B3によって倒されてしまう。
【B3】
鷲羽バイオロイドの一体。鷲羽の持つ宝玉が1つ胸に埋め込まれている。本来宝玉は左手に埋め込まれるはずで、その影響かコントロール不能になり暴走してしまった。B2との戦いで瀕死になったあげくにB1に倒された。
【D3】
訪希深の部下。訪希深の命令であちこちの銀河で何かを行っているらしい。それにしても眉毛が長い。
【ESPチェック】
鷲羽が受けた超能力パワー検査。
【GP地方署の署長】
GP第七本部を管理する。採算を度外視して活躍する美星の活躍に頭が痛い。
【GP長官】
GPの最高司令官。美星のおじいさま。孫娘の美星に非合法の支給品を与える爺バカな祖父。
【H型】
地球人的容姿の人種のこと。
【OKU-I】
OKU-IIより、恒星に近かった惑星。一応原型はとどめている。
【OKU-II】
しし座の惑星。この惑星の系の中心となる恒星が超新星爆発をしブラックホール化するため、別所に惑星ごと避難した。
【Z】
訪希深と一緒にいたやつ。何だか光鷹翼らしきものが後ろに5枚ほど見えていた。
どこかに嘘が書いてあるかもしれませんので気づいた方は知らせてください。何かリクエストとかもお待ちしています。
この辞典は梶島天地および奥田天地を基本として書いてありますので(時々例外もあります)、その他のメディアとのとの食い違いは勘弁してください。
ついでに、この辞典には私個人の趣味なども時折はさまれていますが、こういうことには文句をつけないでください。