手順3−1. テストプレイについて

 

テストプレイは、地味ですが非常に重要な作業です。

展開も全て分かっていますから、繰り返し自分の作ったマップをプレイするのは、だんだん退屈になって来るものです。

しかし、デバッグにも繋がる重要な行為ですので、友人等に協力してもらってでもしっかりと行う必要があります。

基本的な所では、『入れないはずの場所にユニットが入れてしまっていないか』や、逆に『ユニットが通れない道があり、シナリオの進行の妨げになっていないか』等を確認しましょう。また、会話シーンでの誤字脱字や、表示ウェイト敵の強さのバランスもテストプレイで確認しましょう。

 

ここでは、トリガーについて気をつけるポイントをいくつか紹介します。

 

○トリガーが何度も発動してしまう

これはありがちなミスです。例えば、『ユニットがA地点に入ったら、味方が一人仲間になる。』というトリガーが存在する場合、A地点に出たり入ったりを繰り返す事で無限に仲間が出来てしまいます。

これを解消するには、『Turn Off』という『アクション』を使います。これはそのトリガーを無効にする『アクション』で、以降そのトリガーの『イベント』が達成されても、『アクション』が起こらなくなります。基本的に1回しか起こらないトリガーの場合、全ての『アクション』の前にこれを入れておきましょう。

 

○トリガーが発動しない

せっかく作ったトリガーも、発動しなければ意味がありません。『イベント』に設定されている条件を満たしてもトリガーが発動しない場合、以下の問題点が考えられます。

1.実は条件を満たせていない。

2.同時に別のトリガーの『イベント』を満たしてしまい、そちらが発動している。

3.実は発動しているが、『アクション』の設定が上手くいっていない。

4.トリガーがオフになっている。

 

1の場合、『イベント』に設定してある変数や地域、ユニット等を再確認する必要があります。一時的にその『イベント』の『有効関数』チェックを外して、新たに満たしやすい条件を持つ『イベント』を加えてやる事で確認出来ます。

画面で見覚えのある別トリガーの『アクション』が行われている場合、2の原因が考えられます。同時に条件を満たした場合、先に作られたトリガーが優先して発動します。

3はその『アクション』に慣れていないうちはよくあるミスです。例えば、『Wait』を使って時間を待ってやらないと、一瞬で処理が終わってしまう『アクション』もありますから、確実に『イベント』の条件を達成出来ているはずなんだけど・・・という場合には『Text Message (Auto-Timed)』あたりの『アクション』を前後に入れて確認して見て下さい。

4のトリガーオン(オフ)はまずそのトリガーの『トリガー有効化』のチェックが外れていないか確認して下さい。もしくは、上記で紹介している『Turn Off』の『アクション』でトリガーがオフになっているのかも知れません。『アクション』の内容を見直して見て下さい。

 

○ゲームがクリアー出来ない

これは、そのマップに『ヴィクトリートリガー』が無いのかも知れません。『アクション』に『Victory』を含むトリガーが設置されているでしょうか。

設置されているという場合、そのトリガーの『イベント』もしくは『条件』が満たせる状況か確認して下さい。

 

○ムービーをスキップしたらカメラやユニットが変になった

WC3のムービーはESCボタンでスキップ出来ます。スキップされると、その後の処理も全てスキップされてしまうので上記のようなトラブルが起こる時があります。これを回避するには、『Cinematic Skipped』という『イベント』を持つトリガーを作成し、改めて設定をしてやる必要があります。

 

トリガーの発動やマップの地形等におかしな所がなければ、後はそれぞれのマップを連続して遊べるように結合しましょう。

キャンペーンエディタの出番です。

 

→手順 3−2 キャンペーンエディタでキャンペーンを作る。に進む。

@WC3WEG