手順2−2−1.アクションを覚えよう。(会話編)

 

3要素の中で最も種類が多く、覚えるのが困難なものが『アクション』です。

しかし、種類が多い=出来る事が多いという事でもあり、WC3WEの自由度の高さの所以でもあります。頑張って覚えて行きましょう。

まずは、シナリオを作成する場合最も多用する事になる 『文章の表示』 を司る『アクション』をピックアップして紹介します。

 

○文章の表示

『Text Message (Auto-Timed)』

画面左下に文章を表示します。状況の説明や、ユニットとの会話等幅広く使えます。

こちらのアクションを選ぶと、下に 『 Display to (All players) the text:Text 』 という設定用の文章が出てきます。

色の付いた部分は変更可能なパラメータです。(All players)の部分では、どのプレイヤーにその文章を見せるかを設定出来ます。キャンペーンシナリオの場合、そのままで問題はありませんので変更の必要はありません。

Textの部分をクリックすると、文字を入力するボックスが出て来ます。表示したい文章を入れて下さい。文字数の長さに応じて、消えるまでの時間が自動的に計算されます。

似たアクションとして 『 Text Message (Explicitly-Timed) 』 というのがあります。こちらでは、消えるまでの時間を秒単位で設定可能です。状況に合わせて使い分けて下さい。

 

○会話の表示

『Transmission From Unit』

ストーリーを語る上で重要な、ユニット同士の会話。これの表示に特化した『アクション』は、こちらです。

こちらの『アクション』では、より多くのパラメータが設定可能です。上記テキスト表示『アクション』との一番の違いは、顔グラフィックと名前が出る事です。

こちらでは以下のような設定用文章が出てきます。

『Send transmission to (All players) from Unit named Name: Play サウンドなし and display Message. Modify duration: 加える 0.00 seconds and 待機

(All players)で設定したプレイヤーに対して表示されるのはテキストアクションと一緒です。こちらでは Unit で選択したユニットの顔が画面中央下に表示されます。同時に、Name で設定した名前と一緒に、Message に入力した文章がメイン画面に表示されます。

ここで一つポイントになるのが、シネマティックモードの存在です。シネマティックモードとは、より演出に適したモードの事でオープニングムービー等を作るのに適しています。シネマティックモード中、プレイヤーは一切操作が出来ません。

『Cinematic Mode』アクションをオンに設定する事でシネマティックモードとなり、オフにする事で通常モードにいつでも切り替え可能です。つまり、オープニングムービー以外でも使用出来ます。

シネマティックモード中は、上記の『Transmission From Unit』アクションも見え方ががらっと変わります。具体的には画面下に会話専用のフレームが表示され、キャンペーンモードでおなじみの左に顔グラフィックアニメ、右に名前と文章が表示されます。

 

流れとしては、トリガーの中に

『Cinematic Mode』:オンに設定

『Transmission From Unit』で会話×好きなだけ

『Cinematic Mode』:オフに設定

という一連のアクションを設定します。

シネマティックモードは、見た目こそムービーですが実は裏ではリアルタイムに処理が継続しています。つまり、敵に襲われた状態でシネマティックモードに入ってしまうと、プレイヤーが操作出来ないまま襲われ続け、ムービーが終わった時には死んでいた等という事態になりかねませんので、発動タイミングは注意して下さい。

似たようなアクションに『Transmission From Unit-type』というものがあります。こちらは、マップ上に実際には配置されていないユニットの顔を出して喋らせる事が出来ます。

 

テキストを表示させる3種類目のアクションとして、『水に浮かぶテキスト』に分類される『Create Floating Text At Point』があります。

これは、文章が地形の上に表示されたまま留まるという特徴をもっています。

ゴール地点に『ゴールはここ!』と表示したり、ユニットの上に名前を表示させたりという使い方が出来ます。

『Destroy』アクションや『Hide』アクションで消さない限りずっと残り続けますので、会話等に使うのは少し難しいアクションです。

また、スタッフロールのように滑らかに移動させる事が可能なので、オープニング等でスクロールする文章を表示するのにも使えます。

↑実際はスクロールしています。

 

文章の表示に関するアクションの解説は以上です。

次に、視点を司るアクションについていくつか解説します。

 

→手順2−2−2 トリガー作りその3 アクションを覚えよう。(カメラ編) へ進む。

 

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