「鳥崎川のブラウン駆除騒動」
鳥崎川のブラウントラウトは、上流の駒ケ岳ダムに15年ほど前に放流され、
現在は川の全域に拡散した。
イワナ、ヤマベなど在来種減少の一因になっている事を憂慮した
森町の渓流釣り愛好者らが集まり
2001年8月15日に 外来種ブラウントラウトの駆除に向け、
「外来魚から在来種を守る会」を結成する。
自ら釣って駆除したり、密放流防止に向けPR活動をすると北海道新聞で報道された。
この新聞報道を受け、森町のホームページ掲示板に
抗議の書き込みが殺到したのを始め
同会が行おうとする無制限に釣り上げ捕獲するという調査は、
調査の名を借りた駆除ではないか!といった内容の議論が巻き起こった。
それから10日後、「外来魚から在来種を守る会」は、
魚食性が強いと言われる外来種ブラウントラウトが在来種を駆逐する、
サケマス放流事業により放流された稚魚への食害が漁業資源へ影響する
これらを理由にブラウンの捕獲調査を8月26日に実施した。
「調査」は、会員による”釣り”で行われこの日のブラウン捕獲数44匹は
道立水産孵化場森支場に持ち込まれた。
しかし、ブラウントラウトの尾数と大きさを競い賞品を用意した釣り大会も
併せて行なわれていたり、 ブラウンの「調査」にも関わらず、在来種を守る会員が
一人でヤマメ約70尾を捕獲していたり、
また、「調査」時期がサケ稚魚放流時期ではなかったためブラウンの胃の内容物から
稚魚への食害を立証出来るデータが得られなかったりと
「調査」と言うには疑問の残る内容だった。