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JAPANESE SINGLES GERMAN SINGLES

 


1st

Hello Mr. Monkey
「ハロー・ミスター・モンキー」

C/W
Buggy Boy
「バギー・ボーイ」

1977
EMI 006-32 486

 記念すべきアラベスクのドイツでのデビュー・シングル。
 しかし、ドイツではまったく売れませんでした。不思議なことに本国でまったく売れなかったものが、世界的なディスコ・ブームということもありますが、遠い日本でなぜこんなに受けたんでしょうかねぇ。
 ジャケットには、デビュー時のオリジナル・メンバー、ミシェーラに加え、カレン・アン(右)、メリー・アン(左)が写っています。

2nd

Friday Night
「フライデイ・ナイト」

C/W
Someone is Waiting for You
「貴方を待って」

1978
EMI 1C 006-45 059

 ドイツでもセカンド・シングルは「フライデイ・ナイト」。これも日本では「ハロー・ミスター・モンキー」の余波でかなりのセールスを記録しましたが、本国ではまったく売れませんでした。

3rd
City Cats
「シティ・キャッツ」

C/W
In the Heat of a Disco Night
「ディスコ・フィーバー」

1979
EMI 1C 006-45 740
 3曲目は「シティ・キャッツ」。これは日本では未シングル・カット。ドイツではシングル・カットされただけあって、セカンド・アルバムのタイトルにもなっています。とてもキャッチーな曲なので日本でもシングル・カットして欲しかったですねー。
 なお、アラベスクにはジャスミンの方がサンドラよりも一足先に加入しているのですが、ドイツでのシングルは日本でのシングルよりも少ないため、ドイツでは本作よりサンドラとジャスミンが加入したようになっています。
 サンドラはまだこの時は17歳なので、とても初々しいです。

4th
Peppermint Jack
「ペパーミント・ジャック」

C/W
Roller Star
「ローラー・スター」

1979
EMI 1C 006-45 903
 日本でもリリースされた「ペパーミント・ジャック」。
 ジャケットは上の「シティ・キャッツ」と同時にスタジオ撮影されたと思われるもの。こちらにはぼかしがかかっています。

5th
Take Me Don't Break Me
「傷つけないで」

C/W
Parties in a Penthouse
「恋のペントハウス」

1980
Metronome 0030.294
 こんな60年代ロック風の楽曲もドイツではシングル・カットされました。個人的には、当時人気のピンク・レディーの「波乗りパイレーツ」に似ていると思っていました。当時よく「傷つけないで」のサビでピンク・レディーの「波乗りパイレーツ」を歌ったりしていました。(^^)
 ジャケットでは、曲の雰囲気に合わせて、ミシェーラは60年代を思わせる「キセル」を手にしています。(列車のただ乗りのキセルじゃないよ)
 また、メンバーも当時流行していたモノトーンの衣装に身を包んでいます。そう言えば、1979年にドゥーリーズが東京音楽祭で歌った時にもモノトーンの市松模様の衣装でしたよね。
 なお、本作よりレコード会社を(FANCYなどが所属していた)ダンス系レーベルのメトロノームに移籍しています。

6th
Marigot Bay
「哀愁のマリゴット」

C/W
Hey, Catch on
「ヘイ・キャッチ・オン」

1980
Metronome 0030.353
 本国では、6枚目シングルにしてようやくヒット。最高位8位を記録しました。また、年間チャートでも54位と検討しました。しかし、ヒットとしてはこれ1曲だけでした。当時、ラジオ番組で「哀愁のマリゴット」が西ドイツでヒットしたと聞いて、本国ではほとんどヒット曲がないと聞いていたので、驚いたと共に、とても嬉しかったのを覚えています。こんなしっとりとした曲がヒットするなんて、日本のファンにとっては不思議な気もしますね。
 なお、このヒットを受けて、同年にGABY BAGINSKYによるドイツ語バージョンがリリースされています。プロデュースはジーン・フランクファーター。

7th
In For a Penny
「恋にメリーゴーランド」

C/W
I Don't Wanna Have Breakfast with You
「ひとりぼっちの朝食」

1981
Metronome 0030.390
 バラードでヒットを飛ばしたのに、次のシングルをこんなポップスの王道を思わせる曲で勝負するとは思い切ったことですね。しかし、結果的にはそれほどのヒットにはなりませんでした。安易に「哀愁のマリゴット」路線の「夢を求めて(The Rebels Of The Bounty」)」あたりで攻めるのが良かったのかもしれません。
 なお、「恋にメリーゴーランド」は日本では歌詞に「メリーゴーランド」と出てくるので、そのようなタイトルになったようですが、ドイツでは、原題の「In For A Penny, In For A Pound」を「In For A Penny」と短くして曲タイトルとしています。

8th
Indio Boy
「インディオ・ボーイ」

C/W
Let's Make a Night of It
「ステキな昼下がり」

1981
Metronome 0030.437
 これは日本では「ビリーズ・バーベキュー」のB面でした。日本では、アラベスクは一貫してディスコ〜キャンディ・ポップとしての位置づけでしたが、本国では、「哀愁のマリゴット」がヒットしたということもあり、必ずしもディスコだけをシングル化していたのではなく、こんなバラード調の曲もシングルとしてリリースしていました。
 なお、「インディオ・ボーイ」の日本でリリースされたバージョンは、曲中のオカリナの部分はシンセサイザーですが、ドイツ盤では本当の民族楽器を使用しています。ドイツ盤バージョンの方がBeN的には好きなアレンジです。
 ジャケットでは、曲のイメージに合わせてメンバーもそれっぽい(南米風?)衣装を着ています。手に持っているススキのおばけは「パンパースグラス」という南米が原産の植物です。パンパースグラスは繁殖力が旺盛なので、日本でも暖かい地方なら見られる帰化植物です。

9th
Tall Story Teller
「愛しのストーリー・テラー」

C/W
Caballero
「キャバレーロに夢中」

1982
Metronome 0030.510
 シングルの選曲としては、ドイツ盤の方が好きなラインナップなのですが、これもそうした1曲に数えられます。こんなご機嫌な曲が日本では「キャバレーロに夢中」のB面になってしまうなんて残念。
 ストーリー・テラーは、単に日本語化している「語り部」ではなく、この場合は「大うそつき」を意味します。好きになった人が大うそつきな人というお話です。
 ここにもバックに何故かパンパースグラスが。

10th
Why No Reply
「愛のリプライ」

C/W
Don't Fall away from Me
「恋は御用心」

1983
Metronome 0030.611
 「傷つけないで」でレコード会社を移籍したアラベスクは、それからにぎやかな曲と大人しい曲を交互にリリースしています。(初期の中森明菜の売り方のようだ)
 曲的には、大人っぽいポップスなのですが、ジャケットではチャーミングに微笑む3人の姿が写し出されています。
 B面の「恋は御用心」も、当時ドイツのテレビでも歌いました。
 日本でのリリースに比べてドイツでのシングル・リリースは、バラエティに富んだ内容(ディスコ、バラード、60年代ロック、南米風サウンド・・・)ですね。

11th
Sunrise in Your Eyes
「サンライズ・イン・ユア・アイズ」

C/W
You Better Get a Move on
「それならムーブ・オン」

1983
Polydor 813 249-7
 日本では「気分もエアロビック」のB面でした。さわやかなラブ・ソング。
 このジャケットは、日本での「恋のルーザー」のジャケットと同時に撮影されたもののようですが、「恋のルーザー」はポップなジャケットなのに、こちらの方はかなりアダルトな雰囲気でいい感じです。
 なお、この曲はポリドールへ移籍しての唯一のリリース。

12th
Time to Say "Good Bye"
「恋はナイト・アンド・デイ」

C/W
Stop Crying for the Moon
「月夜は泣かない」

1985
ZYX Rec 1157
 ドイツでのアラベスク活動中の最後のシングルかと思っていたのですが、ジャケットのメンバーの下に3人の名前が記載されているところから見ると、下記の同様、サンドラの人気に便乗してのリリースと思われます。日本でも1985年にはアラベスクのシングルはリリースしていますが、前年の1984年にアルバムをリリースした後は、実際の活動はしていなかったと思われるので、やはり便乗リリースものでしょう。
 この頃になると、ヨーロッパではユーロビート(ユーロディスコ)、ハイエナジーといった音楽が流行っていたので、曲的にも、デビュー時のミュンヘン・サウンドとは程遠く、ハイエナジー風サウンドとなっています。

13th
Ecstasy
「エクスタシー」

C/W
Ecstasy
(another Version)
エクスタシー
(別バージョン)

1986
ZYX Rec 1207
 リリースは1986年というところからも推測できるように、これは、アラベスクが解散し、サンドラが既にソロ活動を始め、ヨーロッパでブレイクを果たしたための便乗リリースものです。これは、ブレイクしたアーチストに対し、ブレイク前の古い音源を発掘してリリースする、そんな柳の下のどじょう狙いのようなシングル・カットです。サンドラが過去に在籍したグループということを知らしめるために、ジャケットにはメンバーの名前が大きく記載されているのが特徴です。
 なお、アレンジはオリジナルよりビートが強調された感じに仕上がっています。元々、この曲はアダルトな雰囲気ということもありますが、特にカップリングの別バージョンは、サンドラの「ヒート・オブ・ザ・ナイト」などのドイツでのヒット曲のように男性コーラスとの絡みが新たに封入され、ちょっと聞いただけではサンドラの新譜と思わせるような作りとなっています。

 

 アラベスクのロゴと言うと、日本では一貫して、右斜めあがりの(主に)黄色い字に赤い影のついたものでしたが、ドイツではよくロゴが変わっていました。デビュー時のEMIでのロゴは日本のものと同じですが、メトロノームに移籍した後は、下向き三角にアラベスクの文字、その後「恋にメリーゴーランド」からポリドールに移籍するまでは、太いの英字ロゴになどです。ドイツではレコード会社を移籍が頻繁にありましたが、日本では最初から最後まで(そして今でも)ビクターということは言うまでもありません。上記シングルで確認できます。



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 アラベスクは、日本ではプロモ盤以外には、一枚も12インチ・シングルをリリースしていませんでしたが、本国西ドイツや、その他の国では、数枚の12インチをリリースしていました。しかし、アラベスクの活動期においてリリースされた西ドイツ盤はスペシャル・ロング・バージョンと言う割には、12インチ用の特別なアレンジが施されているわけではなく、7インチ・バージョンのサビなどを部分的に繰り返したり、効果音を封入している程度のものばかりです。
 なお、2005年にドイツでリリースされた『THE BEST OF Vol.V』というCDにより、いくつかのバージョンが初CD化しています。
 下記ドイツ盤以外には、珍しいところでは、「バギー・ボーイ」のメキシコ盤、「ヘル・ドライバー」のフランス盤、「ジングル・ジャングル・ジョー」のカナダ盤、「キャバレーロに夢中」のロシア盤のそれぞれ12インチ・シングルがリリースしています。これらは海外でのリリース状況は曲目リストにも記載しています。

 左記は「Everybody Likes Arabesque」の12インチ・シングルのピクチャー・レーベルです。日本と同じ赤いクリアー盤でした!



Take Me, Don't Break Me
(4:54 special long version)

C/W
Once in a Blue Moon

1980
METRONOME 0930.013
 A面の「傷つけないで」もB面の「愛にゆれて」も、サビの部分などを繰り返すだけで、特に新しいアレンジは施されていません。
 「傷つけないで」の7インチ・シングルでは、カップリングは「恋のペントハウス」なのですが、12インチではカップリングが「愛にゆれて」となっています。
 「愛はゆれて」はアラベスクの曲の中で、BeNの一番好きなのものなので、通常のバージョンよりも少し長めに聴くことが出来てとても嬉しいです。
 なお、この「愛にゆれて」はB面曲でありながら、当時ドイツのテレビ番組で歌ったこともあるんですよ。
Marigot Bay
(4:10 special version)

C/W
Hey, Catch on

1980
METRONOME 0930.026
 スペシャル・バージョンという割には、イントロなどに、ただ単に波やカモメの鳴き声の効果音が入っているというだけで、特に変わったアレンジが施されているわけではありません。
 カップリングの「ヘイ・キャッチ・オン」も部分的にサビを繰り返しているだけで、オリジナルとそれほど変わらないバージョンです。
NO PICTURE
In for a Penny
(4:04 special long version)

C/W
I Don't Wanna Have Breakfast with You

1981
METRONOME 0930.033
 「恋にメリーゴーランド」の12インチ・バージョンもイントロとサビを部分的に繰り返しているだけで、オリジナルとあまり変わりないバージョンです。
 カップリングの「ひとりぼっちの朝食」はオリジナル・バージョンとまったく同じです。
NO PICTURE
Indio Boy
(4:24 special long version)

C/W
Let's Make a Night of It

1981
METRONOME 0930.042
 未聴なのですが、所有している方の情報によると、この楽曲も部分的にサビなどを繰り返しているだけで、ドイツ盤7インチ・バージョンと変わらないということです。
Everybody Likes Arabesque
(red vinyl/ hit medley)

1982
METRONOME 0930.062
 これは日本盤で言う『カラフル・アラベスク(EVERYBODY LIKES ARABESQUE)』。日本ではミニ・アルバム扱いでしたが、西ドイツ盤では12インチ・シングルとしてリリースされました。しかし、この「Everybody Likes Arabesque」は驚くべきことに日本盤の「カラフル・アラベスク」と収録曲やミックスがまったく異なっています。そして、ちょっと無理なつなぎ方をしていて、曲によってはピッチの違いをなくするために本来の曲の速さをかなり変えてあるものもあります。
 なお収録曲は、サイドA「愛しのストーリー・テラー」〜「愛にゆれて」〜「キャバレーロに夢中」〜「ステキな昼下がり」〜「哀愁のマリゴット」〜「ビリーズ・バーベキュー」〜「ミッドナイト・ダンサー」の7曲(約6分33秒)。サイドBが「恋にメリーゴーランド」〜「恋のペントハウス」〜「ハイ・ライフ」〜「ひとりぼっちの朝食」〜「ヘイ・キャッチ・オン」〜「さわやかメイク・ラブ」の6曲(約6分54)で、そのほとんどがドイツにてシングル・カットした楽曲です。
 またこれは、日本盤同様ピクチャー・レーベルで、赤いクリアー盤の豪華仕様でした!(上記フォト参照のこと)
Time to Say "Good bye"

C/W
Time to Say "Good Bye"
(original Version)
Stop Crying for the Moon

1985
ZYX 5330
 この12インチ・シングルは7インチ同様、サンドラがドイツやヨーロッパで「マリア・マグダレーナ」のヒットを出した後にリリースされたものです。
 日本盤7インチ・シングルの「恋はナイト・アンド・デイ」がそもそも7インチでありながら、エクステンディッド・バージョンを収録していたのですが、このバージョンはそれよりもほんの少しだけ長いバージョンです。
Ecstasy

C/W
Ecstasy
(another version)

1986
ZYX 5427
 これはアラベスクの12インチの中で最もオススメ!やはりサンドラがヨーロッパでブレイクをした後に、過去のアラベスク音源をリリースしたものであるためか、サンドラっぽい曲へとリミックスされています。「エクスタシー」のオリジナル・バージョンはアラベスクの最後のアルバムに収録されているのですが、オリジナルにはない男性コーラスが封入され、サウンドもずっしりと重たい感じになり、サンドラの新曲?と思わせるような作りとなっています。なお、B面も同じ「エクスタシー」ですが、こちらは男性ボーカルは封入されておらずオリジナルに近い感じです。


 ドイツ以外にもスカンジナビア諸国をはじめとするいくつかの主にヨーロッパの国では、いくつかのシングルがリリースされています。詳細については、「SANDRA NET」内のシングルのディスコグラフィーのセクションを参照してください。
 

 

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last updated : 2005/5/17