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last updated : 2004/9/1



 WHAT'S BUBBLEGUM-DISCO ?

 バブルガム(・サウンド)とは、風船ガムのように、子どもでも口づさめるような親しみやすいポップなサウンドという意味。元々は60年代後期のアメリカが発祥であり、わずか2年くらいのブームだったということです。このサウンドの典型としては、オハイオ・エクスプレス、1910フルーツガム・カンパニー、アーチーズなどが挙げられます。
 しかし、上記のような定義から、年代や楽曲に対しては比較的柔軟に使用され、70年代に英国や日本でも大人気だったベイ・シティ・ローラーズや、現在でもブリトニー・スピアーズやバック・ストリート・ボーイズなど、ティーン層に人気のあるアイドル性の高いアーチストに対しても用いられることもあるようです。
 なお、バブルガム・サウンド、バブルガム・ミュージック、バブルガム的な・・・など、ほかの言葉を導いて用いられることも多く、70年代後半〜80年代前半のヨーロッパにおいて、アバやボニーMに対して、子どもから大人まで楽しめる大衆的な(ディスコ・)ミュージックとして、バブルガム・ディスコと呼ばれることもあったようです。

 しかし、バブルガム(・サウンド)とは、一般的に、ティーン層に人気のあるアーチストの音楽に対する、「お子様ポップス」といった、いくぶん軽蔑的な呼称として使われることも多かったようで、この点においては、下記キャンディ・ポップも、同様のシチュエーションに置かれていたようです。


参考までに
【LINK】
BUBBLEGUM WORLD

 WHAT'S CANDY-POP ?

 キャンディ・ポップとは、1980年〜1981年くらいのわずか2〜3年の間、日本の洋楽シーンで爆発的に流行した、女性を中心としたヨーロッパ出身アーチストによるポップスを指す言葉です。元々、ポップ(ス)とは、親しみやすい大衆的な音楽を指しますが、キャンディ・ポップは、ポップに「キャンディ」という言葉を冠することで、よりカラフルで甘い雰囲気を持つという意味です。
 意外かもしれませんが、この「キャンディ・ポップ」は、実は海外ではまったく通じない言葉で、おそらく、上記「バブルガム・サウンド」を真似て(?)、日本人が作りだした造語であると思われます。「風船ガム・ディスコ」に習って、「アメちゃんポップス」といった感じです。このような音楽に対して、ドイツでは当時のラジオ番組で使用されていた言葉で「ロリータ・ポップス」と呼ばれることもあったようですが、ヨーロッパ全体としては、特に決まった呼び名はなかったようです。アーチストに対しては、(普通に)ガール・バンドなどと呼ばれることもあったようです。

 なお、1994年に発刊された、稲増龍夫&ポップス中毒の会による『洋楽 in ジャパン 日本で流行ったロック&ポップス '68-'86』という書籍によると、キャンディ・ポップ・アーチストの要件としては、@3人以上のグループであり、そのうち2人以上は女性 Aアメリカ以外の音楽シーンから登場 B若さがピチピチで、健康的なセクシーさが売り〜歌唱力よりも可愛い声、などと記載されています。
 当時、このようなアーチストの人気は、実は日本だけでなく、イギリス、ドイツ、オランダなどヨーロッパの国々でも同様でした。これは、やはりアバ(やボニーM)の世界的成功による影響が大きかったようです。
 アバをキャンディ・ポップ・アーチストのカテゴリーに収めてしまうというのにはムリがありますが、彼らの世界的な成功をきっかけに、日本では、アラベスク、ノーランズ、ドゥーリーズなども人気を博しました。特にそれらのアーチストは、爆発的な日本でのキャンディ・ポップ・ブームを巻き起こし、本国よりも人気があったアーチストも少なくありませんでした。また、柳の下のドジョウ狙いのごとく、日本のレコード会社は、ヨーロッパ各国の人気アーチストをこぞって発掘しては、売り込みを計りました。ニュートン・ファミリー、ドリー・ドッツ、エミリー・スター・エクスプロージョンなど、比較的勝ち組アーチストもいましたが、バックス・フィズ、ブラザーフッド・オブ・マン、ガイズン・ドールズ、ドリス・ディー&ピンズ、ラヴ、シャンペーン・・・など、本国での目覚しい活動を尻目に、日本ではまったく人気の出ないアーチストも少なくありませんでした。




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