| HOME > BeN's Bubblegum-disco / Candy-Pop World > DSCHINGHIS KHAN
> ALBUM RELEASES |
| last updated : 2007/11/29 |
【 JAPANESES ALBUMS 】
衝撃のデビュー・アルバム!日本では、このアルバムから「ジンギスカン」「めざせモスクワ」「サムライ」がシングルとしてリリースされました。シングル曲以外には、ドイツでシングル・カットされた「ロッキング・サン」、バイオリンの間奏が楽しいコサック・ダンス風の「プスタ」、涙モンのバラード「イスラエル」と「家に帰って」など、盛りだくさんの内容で良いアルバムでした。最初にこのアルバムを聞いたときには「失敗したかな〜」と思いましたが、聞き込むうちにだんだん良くなってきたことを覚えています。 このアルバムの「めざせモスクワ」は6分にも及ぶロング・バージョンで聴き応えがあります。このバージョンの間奏にはシングル盤では聴くことのできない男性メンバーのルイスによる台詞がフィーチャーされ、とてもカッコ良い仕上がりとなっています。また、「砂漠の国サハラ」は、シングルは英語バージョンでしたが、アルバムではドイツ語バージョンを収録しています。 そして、このアルバムは全編にわたって、作詞家ベルント・マイヌンガーによる歴史上の人物や出来事に基づいて作られた見事なコンセプト・アルバムとなっています。日本ではバカ・ディスコの代表格のように思われがちですが、「イスラエル」の歌詞などを見ていると、当時、弾圧を受けてきたイスラエルの人々の苦悩を詩的な表現で表していたりなど、「ジンギスカン」や「めざせモスクワ」などは彼らのほんの一面であることが判ります。 ちなみに、ジンギスカンのメンバーは「ディスコ・ドラゴン」「プスタ」の作曲も担当しています。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
このアルバムは元々、ドイツでリリースされたボーナス・トラック入りのセカンド・アルバムを、1曲収録曲を差し替え、タイトルを日本独自に『GREATEST HITS』と変更したものです。(ややこしい・・・) とりあえず、このリリースの時点で日本でリリースされていたシングル「ジンギスカン」「めざせモスクワ」「サムライ」「ハッチ大作戦」「インカ帝国」の5曲はすべて収録しています。 シングル曲も多く含まれているのですが、『GREATEST HITS』に値する内容かと言うと、それ以外の曲が今ひとつで、個人的にはあまり楽しめるアルバムではありません。日本では、これがジンギスカンのベストとして流通しているのがなんだかちょっと悲しいような・・・。 アルバム全体的な印象としては、あまりにもファースト・アルバムのインパクトが強すぎて、ちょっとあっさりしているというか、シングル・カットした曲以外は印象が薄いものが多いです。 収録曲のうち、「男と女」はボブ・スキャッグスの「ハリウッド」とちょっと似ています。「コンチキ号の冒険」も、タイトルから連想されるように愉快な曲です。ジンギスカンのメンバーも、「カスパル・ハウザー」「キャプテン・ネモ」の2曲の作曲者としてクレジットされています。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「こげよ、マイケル」は1961年の、ハイウェイメンの全米ナンバー1ヒットのカバー。元々はアメリカ南部の黒人奴隷の間で歌い継がれた曲ということです。日本でもスタンダードのフォーク曲として定着していますので、一度はどこかで聞いたことがあると思います。「酔いどれ水兵」は、ジム・キャリーの主演映画『トゥルーマン・ショー』で、水恐怖症の主人公(ジム)が、作り物の海に果敢に漕ぎ出す際に歌っていたあの歌です。元々は船乗りの間に歌い継がれる民謡ですが、ジンギスカンはこれを、時に早口言葉を思わせる歌詞と、スピード感あふれるディスコ・サウンドに乗せて歌っていて、シングル・カットしてもいけそうな感じです。「英雄アラジン」はメンバーのレスリー・マンドキの作曲した中近東風メロディの良い曲です。さわやかなバラード「ウイ・ラブ・ユー」は、メンバーのヘンリエッテの作品です。 このアルバムから日本では「哀愁のピストレーロ」「ローレライ」の2曲がリリースされました。ドイツではこの他にも「世界はひとつ」もシングルとしてリリースされました。 ドイツでは、この後、オリジナル・アルバムは5枚目までリリースされましたが、日本ではヒット曲も出なくなり、これを最後にアルバムはリリースされなくなってしまいました。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【 GERMAN ALBUMS 】
他セクション同様、日本でリリースされていない楽曲についてはドイツ語など原題のまま記載しています。
ジャケットが違うだけで日本盤とまったく同じ内容です。ドイツではチャート最高8位を記録しました。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最初にリリースされたセカンド・アルバムは、ドイツでの新曲「ROM(栄光のローマ)」を核に、「ジンギスカン」「めざせモスクワ」「密告者のテーマ」「ハッチ大作戦」の4曲のボーナス・トラックを収録したものでした。(ジャケット中央にも、それらの曲がボーナス・トラックである旨が記載されています。) ここで聴かれる「インカ帝国」は7分を越すアルバム・バージョンで、日本には紹介されていないもので、牧歌的なイントロに加え、シングルにはないメロディも出てきて良い感じです。 なお、アルバム・ジャケットの右上のハゲタカ?は、当時ジンギスカンのこのアルバムがテレビCMで放送された時にもマスコット的に登場していました。なお、ドイツではチャート最高5位を記録しました。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
これは、4曲のボーナス・トラックを除いた、本来の意味でのセカンド・アルバムです。(ボーナス・トラックを含んだ初回限定盤の終了後、通常盤がリリースというような感覚です) しかし、収録曲を見ればお判りだと思いますが、本国でシングル・カットした曲は「栄光のローマ」だけという、魅力のないアルバムという感が否めません。 このアルバムでの「インカ帝国」もロング・バージョンとなっています。 日本では、このアルバム『VIVA』にあたる『インカ帝国』(VCW-1701)がカセットだけでリリースされました。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
日本盤アルバム『めざせ世界制覇』とジャケットが違うだけで、まったく同じ内容です。ドイツではチャート最高52位を記録しました。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
このアルバムも見事なコンセプト・アルバム。世界各国、いろいろな時代の人々をテーマとしています。いくつか例を挙げたところでも、パブロ・ピカソ、ビリー・ザ・キッド、ジェームス・ボンド、マタハリ、ロビンソン・クルーソー、ツタンカーメンなどです。この頃にはドイツでもヒットからは遠ざかってしまいましたが、「Der Dudelmoser」「Klabautermann」の2曲がシングルになりました。 収録曲の中では、テルマ・ヒューストンの1976年全米No.1ヒット「ドント・リーブ・ミー・ディス・ウエィ」を思わせる「James Bond」、♪「だーるまさん、ころんだ」にそっくりな「Rubezahl」、「Billy the Kid」「Rocky Marciano」などがBeNのお気に入りです。 そして、特筆すべきこととしては、アルバム・ジャケットで、ジンギスカンのメンバーがそれぞれ12曲のタイトルの扮装をしていることです。それぞれの画像をよく見てみたい方はジャケットをクリックしてください。 なお、「James Bond」「Helden und Schurken」では、メンバーも共作者として名を連ねています。 このアルバムは日本未発売ですが、「アルプスのドゥーデルモーザー」「妖精クラバウターマン」の2曲のみ、2005年にリリースされたベスト盤において、初めて日本で紹介されました。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
これは、闘牛についてのストーリーを歌ったトータル・コンセプト・アルバムです。歌詞には至るところ「ミゲール」(たぶんこのアルバムの主人公のマタドール=闘牛士)という名前が出てきたり、曲中にスパニッシュ・ギターやカスタネットといった楽器がちりばめられているものが多いです。このアルバムを聴いていると、鳴り響くファンファーレ、歓声に沸くコロシアム、荒れ狂う牛に果敢に立ち向かうマタドール、戦いが終わり夕陽を背にして家路につくマタドール・・・、こんな情景が目に浮かんでくるようです。 ドイツでは、このアルバムから「闘牛士の死にオーレ!」がシングル・カットされました。しかし、カップリングの「Corrida」も「ジンギスカン」を彷彿とさせるノリノリの曲で、私的にはA面とB面逆の方が良かったようなぁと思います。このアルバムの曲は、日本でのベストCDはもちろんのこと、ドイツ盤のベストCDでも収録されていないものも少なくありません。もしドイツ盤でベストを購入する時は、ぜったいに「Corrida」の入っているものを買いましょう!また、「Life Is Good - Life Is Scheen」と「闘牛士の死にオーレ!」はとてもよく似ています。たぶん、作っている途中でどっちも良いから、一つをお釈迦にしないで、同じアルバムに収めてしまったのでしょう。どちらも良い曲です。収録曲の「Los Gitanos」や「El Diablo」はどこかスパニッシュ・ギターやカスタネットが吟遊詩人のアル・スチュアート風。「Einzug in die Plaza De Torros」はイントロの♪ダ、ダダダダ、ダダダダ♪が水戸黄門のテーマ「ああ人生に涙なし」にソックリで、もしかしてパクリと思わせるほどです。 このアルバムは日本未発売ですが、「闘牛士の死にオーレ!」のみ、2005年にリリースされたベスト盤において、初めて日本で紹介されました。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| メンバーのウォルフガング・ハイヒェルが1985年の7月にインタビューで語ったことによると、同年の9月初旬『Rund
um die Welt』というアルバムがリリースする予定があったということです。しかし、原因は判りませんが、(セールス的に低迷していたこと、解散の危機にあったこと、メンバー内で結婚している2人が翌年に離婚することなどからか?)結局はリリースされずじまいだったようです。 ということで、ジンギスカンは解散までに全5枚のアルバムをリリースしました。作曲家のラルフ・ジーゼルも最後まで手を抜かないで、ジンギスカンには良い曲を提供し続けていたので、3〜5枚目も決してクオリティは悪くないので、もし機会があればぜひ聞いて欲しいと思います。ベストCDがドイツのショップにはいくつかリリースされていますので、4〜5枚目のアルバムに収録されている後期の曲のいくつかは聴くことが出来ると思います。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
オリジナル・メンバーのウォルフガング、ヘンリエッテ、エディナの3人に、新しいメンバー7人を加え再結成をしたジンギスカンによるニュー・アルバム!トラック1〜8はオリジナルの新曲で、トラック9〜15は過去のヒット曲のニュー・レコーディングとなっています。 新曲の8曲はすべて、当時のジンギスカンの楽曲のほとんどすべての作詞を担当したベルント・マイヌンガー氏によるもの。彼は未だにドイツで第一線の作詞家として活動しています。そして作曲では残念ながらラルフ・ジーゼルは関わっておらず、Alfons Weindorf氏が6曲、そしてその兄弟であり、同じく作曲家として活動している、Hermann Weindorf氏が2曲担当しています。Alfons Weindorfは80年代から活動していて、ドイツのユーロディスコ・アーチスト、ファンシーの大ヒット曲「Flames of Love(日本未発売)」などの作者でもあります。新曲は、意識して70年代後半風の音作りをしており、しかし古くさい感じもしない、良い感じの仕上がりをしていると思います。オススメは、当時のジンギスカンを彷彿とさせるノリノリのディスコ・サウンドの「Temudschin」や「Die Gold'ne Horde Dschinghis Khans」、メロディアスな「In der Mongolei」、どこかロシア民謡風の「Rote Sonne über Kasachstan」といったところでしょうか。新曲は、ジンギスカン、テムジン(ジンギスカンの本来の名)、モンゴル、カザフスタン・・・などと言った言葉がタイトルや歌詞中にあり、ちょうどファースト・アルバムの世界観を踏襲するような感じです。 いっぽう、ニュー・レコーディングの7曲はどれもオリジナルに忠実なアレンジが施されていることや、旧ジンギスカンにおいて、リード・ボーカルとして活躍したウォルフガングに、ソロをとることも多かったヘンリエッテ、エディナの二人の女性がしっかりと脇を固めていることなどから、非常に安心して聴くことができます。20年以上も経ているのに、この3人、声がほとんど変わらないように思います。 全体を通して、ジンギスカンのファンであれば、このアルバムは買って損はしないと思います。しかし、解散から20年以上経った今、オリジナル・メンバーを核として、ニュー・アルバムがリリースされるなんてステキなことですよね。 なお、ジンギスカン・ファンのオクタヴィアンさんのサイト「Rund um die Welt」のブログでは、これら新曲を含め、ジンギスカンのすべての楽曲のオクタヴィアンさん自身による日本語訳を見ることが出来ますので、ぜひ訪問してみてください。 しかし、残念なことにこのアルバムの日本盤は今のところ発売未定。EU盤は、リリースから半年経って最近ようやくHMVやアマゾン・ジャパンのカタログに掲載されました。アマゾン・ジャパンでは今のところマーケット・プレイスのみの状況。アマゾンUKでのほうが安価に購入できるので、リンク先を表示しておきました。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||