雑記(日記?)
6月12日(火)

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「『夜が来る!』クリア〜♪」

ようやっと「夜が来る!」(アリスソフトのPCゲーム)をクリアしました♪
初クリア、鏡花ルートでした。

開発本部長であり数々の名作を生み出したゲームデザイナーであるTADA氏が手を入れることをせず、
開発のすべてを若手の製作チームに完全に委ねたという作品。
そういう予備知識があったうえで遊んだためかもしれませんが、
制作チームの気合とか気迫とかやる気とかチャレンジ精神とか、
そういうものが感じられる作品でした。
「これに賭けている」という
若いクリエイターたちの作品づくりへの情熱が伝わってきました。
そういう意味でも、高い位置で完成された作品。
それなりによくまとまった、いいゲームだと思います。
このへんは、さすがアリスソフト、なのかな。
そんなわけで、お気に入りの作品となりました。
音楽もいいしね〜♪

あと、このゲーム、主人公が秀逸です。
真・女神転生のヒーローのようにおぼろげなシルエットでプレイヤーに感情移入させるタイプかと思いきや、
イースのアドルみたく、それなりにキャラクターができあがっていて、それなりにしゃべってくれる主人公……
かと思いきや、
なんだこのイイ性格は! おもっしぇー!
魅力的なキャラクターとして立っていて、その魅力によってプレイヤーを惹きこみ、強引に感情移入させてしまう……。
この主人公のキャラクターづくりにはニヤリとさせられました。
反面、イイ性格だから、あんまりシリアスなヒーローヒーローした台詞を喋られると、
かえって違和感を覚えてしまうのが残念ですが。^^;

折をみて、ぼちぼち2周目にとりかかろうと思います。
主人公も、まだまだまだまだ強くなるはずですし、武器もまだまだまだまだ弱いままだと思うので。
やり込み型なら、やり込んでやろうじゃないか、と思う次第です。
全ルート制覇したいな。

この作品を通じて、アリスソフトのゲームづくりは「まとも」だな、と再認識した次第です。
堅実。
「我々はゲームを作っているのだ」という、ゲーム制作にあたってのあたりまえの姿勢、高い誇りと志が
作品から聞こえてきます。
パソコンゲームが発展してきた'80年代後半〜'90年代前半ならともかく、
最近では、こういうソフトハウスは貴重なんじゃないかな、と勝手な憶測で考えてしまったり。
最近アリスソフトのゲーム以外はぜんぜん遊んでないので、
実際のところどうなのかはまったくわからないのですが。(ぉぃ
'80年代後半〜'90年代前半にゲームを遊んできた私にとっては、
アリスソフトの職人気質と、彼らの作る昔気質で頑ななゲームらしいゲームは、とても肌になじみます。
好み好み♪
はずみで、途中で止まったまま1年近くも経ってしまった『闘神都市II』(TADA氏の肝煎りの作品ですね)
が「いいゲームじゃん」と再認識され、強烈に続きが遊びたくなってしまいました。これもやろうっと♪


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