☆かぜにかかりやすいとき・・・病気の抵抗力は、栄養不足のときや筋肉疲労、睡眠不足のときに低下するので注意
☆かぜの予防・・・ビタミンA・C、それにリノ−ル酸などは最近に対する抵抗力を増す働きがあります。だからといって、これらの栄養分だけ多量に摂取することではかぜを予防できるとは限りません。身体の抵抗力を高め、かぜを予防する食生活の基本は、どの病気の予防にも共通することですが、普段から栄養のバランスを十分考えた食生活をすることです。
☆かぜのひきはじめには・・・暖かい食べ物や飲み物を取り、身体を暖かくして休むことが大切です。ただし、インフルエンザなどにかかったときは、症状のまだ軽い早期から積極的に栄養を補給し、体力の消耗を防ぐのが大切です。
☆かぜをひいてしまったら・・・
@安静と保温:まず暖かくして寝ること。とくに、初期のうちは安静にすることが大切です。
A食事:食欲がある場合は普通の食事をとりますが、発熱などで食欲が低下したときは、消化のよい暖かいものをとるように配慮しましょう。また水分も、積極的にとるようにしましょう。
☆ひいてしまったときの食事を彼女(彼氏)などに用意してもら・・・・・・・・・・・・・えたらいいね
熱が高い場合
@エネルギ−を十分に補いましょう・・・高熱が続くと、食欲不振のために摂取エネルギ−が減少してエネルギ−が減少して体力が消耗します。ですから、食べ物だけではエネルギ−が不足するので、卵、牛乳、醗酵乳、豆腐などを上手に使って、エネルギ−を十分に補うことが大切です。
A良質の蛋白質をたっぷりと・・・高熱時には、身体の中の蛋白質が健康の時の3〜4倍も消耗します。このため、良質の蛋白質(肉、魚、卵、乳製品、大豆製品)の補給は不可欠です。
B水分とミネラルが不足しないように・・・多量の汗をかいたり、嘔吐、下痢を伴う場合は、体内の水分が減少します。また、ナトリウム、カリウムも減少して、血液中のミネラルのバランスが崩れます。このため、牛乳、醗酵乳、野菜ス−プ、番茶などで、水分とミネラルを十分に補給する必要があります。
Cビタミンの補給も忘れずに・・・高熱で発汗を伴うときには、各種のビタミンの消耗が激しく、必要量が増大するので、レモン水、果汁などを十分に補給しましょう。
下痢を伴う場合
流動食からはじめ、回復に応じて次のように食事のとり方を変えましょう。
@流動食・・・おもゆ、牛乳、醗酵乳、くず湯、卵黄など、適当量を数回に分けてとる。その他に、水分、ビタミンを補うために、番茶、野菜ス−プ、レモン水、果汁などを適当に取り合わせる。
A3分粥(米1対水20)・・・3分粥と消化のよい食品を副菜として用いる。白身魚、ハンペン、豆腐を使ったやわらかい料理やジャガイモ、カボチャ、ほうれん草のうらごし、果物煮たものなどをとる。
B5分粥(米1対水20)・・・5分粥に脂肪の少ない魚の蒸したものや煮たもの、野菜をやわらかく煮たもの、野菜をやわらかく煮たもの、豆腐、卵の料理などを取り合わせる。
C全粥と軟菜(米1対水5)・・・・全粥とひき肉、焼肉、野菜サラダなど食品の種類と料理法をひろげて常食に近づける。ただし、固い野菜、繊維の多いもの、刺激性の強いものは避ける。
From 1999年2月5日 戻る