まずは、こいつだ!
シャキーん!赤色が今回車で回ったルートだ。確かに、「これ一周?」という人もいるかもしれない。しかし、青色と組み合わせれば、ほぼ一周と言っていいはずだ。ちなみに、青色は4年前(1999年)に、当時愛していたJADE(バイク)と共に、北海道1周を目指したときのルートだ。え?全然1周じゃないって?そりゃ、そうだ。だって、えりも岬でバイクぶっこわけたんだもん。(ツーリング日記参照)今回は、そのリベーンジだんね!
関東人が、フェリーで北海道へ行こうとする場合、”大洗”→”苫小牧”で行くのが一般的。しかし、フェリー予約に問題が・・・
「大洗」←→「苫小牧」間のフェリーを運航しているのは、商船三井フェリー株式会社。(HP:http://www.sunflower.co.jp/)
「名古屋」←→「仙台」←→「苫小牧」のフェリーを運航しているのは、太平洋フェリー。(HP:http://www.taiheiyo-ferry.co.jp/)
どちらも、2003年より、インターネット予約ができるようになったという超優れもの会社。
しかし、商船三井フェリー株式会社の場合、乗船7日前からしか許されていない。しかも、予約後、チケットが自宅に宅配できてその時の代金を払う・・・とすごい手間。
その点、太平洋フェリーの場合、乗船前日まで予約が可能。しかも、その予約番号を覚えてとクレジットカードさえ持っていけばよいだけ。
まぁ、、、日程が最初から決まっていれば、面倒でも、商船三井フェリーなんですが、急に思い立ったことなんで・・・
飛び込みで”大洗”でもOKだとは思ったけど、往路ぐらいちゃんと予約して行こうと思い、太平洋フェリーに行く前日に予約。
っつうことで、出発地はここだーー!!!
あらま、懐かしい。
5日のうちに下道4号線でずっと北上し、車中泊しながら6日に乗船しました。
搭乗時間は20:00(2003/9現在)ですが、2時間前には到着したほうがいいっす。
太平洋フェリーの船は、”いしかり””きたかみ””きそ”の3艘ありますが、乗るならやっぱ”いしかり”がおすすめ。
なんてたって、フェリーオブザイヤーに輝いたくらいだから、超豪華。
しかし・・・思い立ったが吉日の私は、そんな幸運な船に乗れるはずもなく”きそ”に乗りました。えー、4年前に乗った奴と同じです。
っつうことで、しょぼめの”きそ”。
4年前にもあったゲーセンのゲーム”ぷよぷよ”がまだありました。
と、その前に、飯。豪華バイキングの飯は結構おいしいです。ここぞとばかりに、ステーキを3枚も食ってやりました。
・・・でも、代金は2000円・・・これでも全然元がとれません。
そして、ついにぷよぷよと格闘です。いやはや、腕がにぶりましたは。連鎖ってどう組むんだっけ?1000円ほどつぎこみました。
そして、最後の唯一の楽しみはお風呂。サウナもあって快適。湯船がゆれているお風呂でゆっくりしていると、自分まで揺れてきます。・・・そして、遠い世界に旅立てます。(っつうか、まじ酔う)
何もフェリーの上・・・我慢はいけません。飯をたっぷり食う、ゲーセンではばかすか使う、お風呂は2回でも3回でも入る。これ、常識。(俺的に)
っつうか、車に酔いやすい私には、この状態は地獄なわけよ。酔い止め・・・「時間を6時間おいて使用してください」とのフレーズを無視して、5時間おきにのみました。(苦)おかげで、眠い、眠い・・・。
こんな感じで、まったりフェリー生活を満喫???
「おはよー」
朝のたわむねを鳥達に言ったが、飛び去っていきました。
寂しいのね、あなた?
おっと、見えたんじゃねーの?苫小牧フェリーターミナル。あー、この地球が回ってる〜〜〜状態から抜け出せる。
さぁ、着いた。着いた。
・・・
・・・
・・・
さて、どこ行こ? (決めてねぇのかよ)
まぁ、予定は一応一周だからねぇ・・・南から行っても西から行っても・・・・
とりあえず迷ったあげく、昔と同じ南ルートへ。
しかし、えりも岬は通りません。
あそこは私にとっては魔の境地ですから。どんな不幸に逢うかわかりません。
っつうことで、北海道らしくないルート、山道を行きます。えー、それはありえないと思いかもしれません。私のことなどヘターレと呼んでくれ。
途中、休憩で買ったコーヒー・・・
「北海道ブレンド」っすよ!もしかして、ここしか売ってない?レア?
ぐいーーんと山道を行き、帯広到着。もう夕方。結構、帯広って遠いです。
・・・ここでようやく、今日のおやどを探索。まぁ、貧乏の私はYHです。当然。鉄板。
ということで、今日のおやどは、”帯広八千代ユースホステル”!!!!!
あ、最近できたらしく綺麗でした。(4年前のツーリングマップルに載っていない)
犬が2匹いて、かなりでかいです。
やる気のない私は、犬と戯れることに夢中で、人と戯れることはなかった。
北海道のYH特有の行事(?)である、ティータイムもサボって、1人ぐっすり眠っていました。
えー、社会不適合人ですから・・・とひねくれてみる。
あーーー、無気力だ。
とりあえず釧路、目指しました。
やっとのこさ、海岸沿いにでれました。そしたら、なんか呼び方が面白い道の駅を発見しました。
たぶん、「恋問館(レモンカン)」と呼ぶのでしょうが?どういう意味でしょう?
「恋」と「問う」場所なんでしょうか?私には不似合いなところっす。
海岸にもでれます。別に何もないけどね・・・。
釧路についても何もすることがなかった。
最東端を目指すべきか迷った。しかし、このまま根室に向かってしまうと、根室でタイムオーバーとなり、根室にはYHがない。・・・つらい。
結局、ヘターレの私はそのまま北上しました。
まぁ、1人で見ても全く意味がない場所にも、一応、念のため、いやいや、超恥ずかしい、生き恥をさらしながら、例の場所も立ち寄りました。そこは、
です。しかし、その湖は、
えーーーと、何?これ?ま、俺の運の程度を考えればこんなもんです。
こんなものより、次のものが超良かった
リス。滅多に見れないですね。超かわいい〜〜〜〜〜!!!!むしろ、これを見にきましょう、是非。
あと、このリスを撮ろうとたら・・・心霊写真がとれました。
???怖いでしょ。怖いでしょ。怖いでしょ。怖いでしょ。怖いでしょ。怖いでしょ。怖いでしょ。怖いでしょ。怖いでしょ。ただ、ピントがあってないだけだけど。AFなのに狂わせる俺って一体???
さて、第2夜のおやどは、
”オホーツク小清水YH”。
結構伝統深いYHです。・・・っつうか、ちょっとボロい?
綺麗でも約3000円、ボロくても約3000円だと、やっぱ綺麗なほうがいいよね。
まぁ、でも、そんな贅沢言ってるようじゃ、ダメ!全然ダメ!分かってない。
めちゃくちゃ広いのに、客は私も含めたったの3人。
なので、強制的にティータイムも参加されちゃいました。
1人目は、えりも岬から宗谷岬を自転車で行くという若者。強い。でも、雨降ったら電車もありって言ってるようじゃ弱い。
2人目は、ちょっと中年系のおじさん。・・・なんと移動手段は徒歩!!!・・・偉人です。尊敬します。
ペアレントの人も気さくなよい人でした。昔は、自転車なんてまだまだ甘いほうで、”スケボー”やら、”馬”(???)で北海道を回る人もいたとか・・・すげぇな。
冬には、オホーツクからの流氷が見れるらしく、とっても綺麗だとか。
あーーー、誰か一緒に見に行く相手さえいれば・・・(死)
あとは、ひたすらオホーツク海沿い。あー、快適。
ライダーいっぱいいるし。車の俺なんて無視だし。やっぱ、ライダー同士じゃないとなぁ・・・???
と、その前に大事なことを忘れてた。
唯一、観光したい!!!って思った場所があったんだった。
そう、”網走監獄”・・・自体はもうないので、”網走監獄博物館”。
さて、この門を越えると・・・
なんか、怖い看守・・・の像。うーむ。
結構、勉強になりました。結構、面白かった・・・というのは不道徳なんでしょうか?
そして、一気に最北点到着。
今回の旅行で、唯一私が写ってる写真です。勇気をだして、撮ってもらいました。まぁ、こんなヘタレな奴をぬいた写真のほうがいいでしょう。
はい、どうぞ。
っつうか、本当に最北か?20℃って・・・暑すぎだよ。長袖で行った俺が馬鹿。
あぁ・・・なんて美しいんだ。オホーツクに消える夕日。なんか、せつなくなって撮っちゃいました。
今日のおやどは、”稚内モシリパYH”!!!
あ、写真撮らなかったな、失敗、失敗。
このYHは、超おすすめですな。まずは、綺麗。そしてなんといっても、すごく便利な位置にたっています。
稚内駅から徒歩3分!利尻島までフェリーで行く人のちょうど通過地点に使われるYHです。
車でももちろんOK。しかし、YHから徒歩3分の市営の駐車場に置くことになります。駅から徒歩5分の駐車場なのに、駐車料金タダ!!!
まぁ、土地が土地だけに、当たり前かもしれんが、駅前の駐車場が無料ってココぐらいじゃないの?
このYHの夕食はいくら丼(1000円)だったので、遅れるのがまずいらしいので夕食をカット。
そして、稚内の街に出て食った夕食は・・・・・・いくら丼(2000円)。
ううう・・・なんかかなり損してるような。
しかし、あのつぶつぶでこうばしい北海道のイクラの美味さは、口で表現しては失礼なのでコメントはひかえます。
ティータイムは自らすすんで参加しました。
宿泊者の中にいましたよ・・・・私の永遠の夢が。
そう、それは・・・夫婦(めおと)ライダー・・・・あぁこれぞ恒久の夢だ・・・つまりかなわないってことです。(暗)
ヘルパーの人「いいですねぇ(笑)」
私の心の中「・・・いいですねぇ(嫉)」
礼文島、利尻島の話が聞けてかなり楽しかったです。島に行く人はぜひここで情報GETがよいかと。
利尻島に行って、歩いて回って、自転車で回って、さらに泳ぐ・・・とかなんとかやると利尻島のYHである称号がもらえるとか・・・。チャレンジャーは試してみてください。
ほのぼの。
・・・さて、あとは日本海を望みながら帰るだけ。
さて、遠くに見えるのが利尻島です。利尻山は、利尻富士と呼ばれている(?)くらいですからねぇ・・・なんとなく壮大ですね。はい。
風力発電。ずーーーーと続くと圧巻です。エコロジーです。はい。
んで、札幌到着。(はや)
おやど探し。
ずっとYH泊まり連続が耐えられなくなり、豪華にもホテルで泊まっちゃおう作戦。
・・・高いねぇ、ホテルって。
そこそこお手ごろだったのは、北海道で幅をきかせている”グリーンホテル3”。ここに決めた!
札幌の道は、条なので分かりやすいのかもしれんが・・・・初めて運転する札幌は、ファースト印象怖い。
ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる回ってようやく、グリーンホテル3の看板発見。んで、車をとめて中に入ってみると、
「ん?やけに豪華だな?」
気にせず、フロントへ
「あいにく、本日のシングル(9800円税別)は満席でして・・・ダブル(12000円税別)のお部屋でしたらございますが」
・・・まぁ、いいよ、そこでも(ダブルに1人は恥ずかしいけど)・・・
・・・数分後・・・
「お客様、4名様用の和室でしたら、シングル料金でもよろしいのですが・・・」
・・・4人部屋???そこに1人???いいの???
戸惑いながらも、OK。
はぁ・・・3泊分を1日で使いきっちまったよ(ため息)。
そして、よくよくホテル名を見てみると、
「ルーシス札幌」
へ????
お狙いのお安いホテルは、隣でした。本気で、素で間違えました。
完全に、場違いのホテルに私はきてしまったようです。皆さん、スーツですし・・・・超稼ぎまくりのビジネスマン用ホテルに、みすぼらしいかっこの私。あーーー恥ずかしい!
ここまで来て、「あ、すみません間違えました」ですみません。泊まりましたよ、4人部屋に、1人で。
うわーーー、こんな贅沢な布団のひきかた。
まるで、枕を2つ置いて、「ささ・・・・お隣にお入りくだされ・・・・(自粛)」
そして、Cooは、札幌に・・・・・・・・・いや、すすきのの街に消え・・・・・・?????
さてさて、今回の北海道旅行の超やってみたいこと事項。
バイクをレンタルして、ツーリング!
実に2年ぶりのバイク乗れるのか?って感じだけど、下調べしておいた肝心のレンタルバイク屋が見つかりません。
本当どこにあんの??????????????
・・・
・・・
・・・
かーーーーーーーなりさがしました。しかし、ない!ない!ない!
結局、あきらめましたよ。もう。
もういいよって、感じで、もう苫小牧フェリーターミナル。(はや)
飛び込みで大洗行きは、余裕でした。
苫小牧→大洗は1日2便もでてます。夕便18:45と夜便23:45(2003/9現在)。夕便のほうが翌日が有効に使えていいと思う。
本当は、2週間ぐらいは北海道にいるはずだったのに・・・・疲れました。疲れました。疲れました。疲れました。疲れました。疲れました。疲れました。疲れました。疲れました。疲れました。疲れました。疲れました。疲れました。疲れました。疲れました。疲れました。疲れました。
っていうか、やっぱ、北海道はバイクで来ないと楽しくないね。車は、邪道でした。すみません。ごめんなさい。
・・・はぁ、結局、何もない旅行だったなぁ・・・
まぁ、この旅行の目的はモチベーションを取り戻すこと。少しは、やる気でたかな?
・・・大洗港。なんで、高速と隣接してないんだよ。
ま、こんな感じでしょ。あはははは、やっぱ馬鹿だね、俺。(終)
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