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呼吸器自体は手術後すぐいったんはずすことができた。その日は家族と面会もでき、そのまま一晩すごした。
翌日の夕方痰がからんで呼吸器再挿管ということになるまでは、順調だと思っていた。ただ痛みが頻繁に感じるようになり痛み止めを何度も注射してもらった。ことは覚えている。夕方6時ごろだっと思うが、痰がからんで呼吸が苦しくなった。何度もナースコールをして管で痰をとってもらったが回復できない。
主人が7時頃面会にきた。なんだか回りの様子が変だった。そして主人に呼吸器をつけていいかどうか確認していた。それがどのような状態なのか私にも主人にもわかっていなかった。
主人もよくわからなかったが承諾して呼吸器を鼻から挿管した。言葉をうしなって鼻から管がとおっている。機械と体が一体となっている。この重症状態はなんなんだろう?と思ったが、意識が朦朧としてその日はそのまま眠ったと思う。
でも次の日から苦しみが始まった。呼吸器をつけると少しでも動くと吐き気がするのだ。多分のどのどこかを邪魔しているのか?私にはよくわからないが、体拭いてもらうときにちょっと動いても吐き気がする。
そんな状態がつづいた。
そしてその日の夕方発作のように吐き気が続いた。おそらく私の母と主人が来てくれていた2時間〜3時間の間中ずっと吐き気がつづいた。そして熱も高熱。血圧も上が180になっていたらしい。
そのときのことは自分でも意識が朦朧としていてはっきり言えないが、とにかく苦しかった。この苦しさは多分今まで生きてきて一番苦しかったんだと思う。
その日は面会時間が終了ということで主人と母は帰ることになり、そして無理やり何か睡眠薬のようなもので眠ったんだと思う。
呼吸器をつけていると言葉がしゃべれない。だから筆談となる。
それがなれるまでなかなか難しい。とにかくのどに痰がつまってとってもらいたいとか鼻に管を通しているところに何かつまってるからとって欲しいとか要求はそんなものだったと思うが、しょっちゅうナースコールしてボードに字を書いて説明したが、手に力が入らなくてミミズみたいな字になって伝わらないこともあった。あのときのもどかしさ、くやしさは忘れることが出来ない。
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