屈辱の浣腸プレイ

検査当日の朝。

またもや、例の小悪魔Ｋ西さんである。

私「え！またＫ西さんですか？」

小「何かご不満でも？（流し目）」

私「い、いえ。身に余る光栄です」

小「でしょ？さ、トイレに行きましょ」

剃毛の次はスカトロかいな…。

かわいい顔してやってくれるやんか、小悪魔Ｋ西さんよぉ。

私の今の心境は、まさに赤い靴履いてた女の子である。

これから異人さんに連れられて

遠い国へ行くのだ。

そのまま、なぜか意気揚々とした小悪魔Ｋ西さんの後にトボトボと続いた。

ドナドナでも聞こえてきた日にゃ、

私はすっかり怯えた仔牛ちゃんである。

もし、前回のモヒカンプレイと比べて、

どっちが恥ずかしいか？と尋ねられたら、

やっぱり浣腸だろう。

どう考えたってそうだ。

自分でさえも見たことのない肛門を、

看護婦さんとは言え、昨日会ったばかりの

うら若き女性に見せちゃうのである。

もちろん、そんな趣味も経験もない。

運が悪いことに障害者用の大きなトイレは使用中。

検査まで時間がないので

普通の個室トイレの中で

洋式便器に向かって立ち、

ドアを開けたまま

パンツをおろして

外にケツを突き出す。

この上ない屈辱的スタイルだ。

（号泣）

もし…

小便をしに来た人が通りかかったら、

確実に

笑えます。

Ｋ西さんは後ろにしゃがみ込んで私のケツの穴を覗き込み、

さらに

指でそれを広げようとしている。

あっヒィー！

鬼ィ！

当然のことながら、初体験の私にとっては恥ずかしいことこの上ない。

しかし、

そちら方面の趣味のある人にすれば、

ひょっとしたら

お金を払ってでも経験してみちゃいたい

官能の世界かも知れんぞ。

どや、羨ましいやろ？

一体、誰に対して…。

Ｋ西「ホラ、もっとお尻の穴を

しっかり見せてくださいよぉ。

もっと力を抜いてねぇ。

力が入ってたら痛いですよぉ〜」

はうっ！

言葉の優しいＳＭプレイである。

一瞬のスキを突いて浣腸を肛門に挿し込まれた。

Ｋ西さんは女王様で、

私は奴隷。

どう足掻いてもＫ西さんが明らかに優位である。

まさかこの状態で、

「さぁ、ひ弱なひ弱な奴隷さん。

アタイの靴を舐めてごらん。ホラホラ」

とは言いやしないだろうか。

今の私は

ケツの穴に爆竹を挿された上に、

いきなり点火されてしまって

爆死寸前のカエルも同然だ。

あぁ、中学生の頃、カエルさんにあんなことしたからバチが当たったに違いない。

今さら謝っても遅いかも知れないが、

ゴメンナサイ、カエルさん。

アンタの気持ち、

今になって

すっごぉ〜く

よくわかりました。

そんなくだらないことを考えているうちに、

どんどん浣腸液を注入されている。

逆噴射してしまわないよう

尻の穴を食いしばる。

もしここで失敗したら、

新たに別のプレイが

スタートしてしまうぞ。

さすがはプロ。

一瞬で浣腸は終了してしまった。

何事も無かったように、そそくさと引き上げるＫ西さんを見送る間もなく、

私は個室に大急ぎで鍵を掛け

一気に

暴発した。

剃毛浣腸と２度に及ぶ初体験の相手である

Ｋ西さんの顔と名前は、

一生忘れられそうにもない。