あとがき

いらんことばかりをレポートしている間に、

 

とうとう退院の日を迎えてしまった。

 

 

本来は喜ばしいことなので

 

とうとうという表現は適切ではないかも知れないが…。

 

 

 

いざ退院となると、

 

うれしい気持ちと同時に、

 

学校を卒業してしまうような寂しさを感じる。

 

 

毎日お世話になった看護婦さんや、

 

せっかく仲良くなれた入院患者さん達と

 

毎日会えなくなってしまうからだ。

 

 

 

 

このK医科大学医学部附属病院東病棟3階の先生と看護婦さん、

 

特に看護婦さんの献身的な看護には大感謝である。

 

 

 

看護婦さんの仕事は、

 

とにかく休む暇がないハードな職業だ。

 

 

 

そんなキツイ仕事にもかかわらず、

 

皆、勤務中は真面目で誰にでもニコニコと優しく接している。

 

 

こんな私のワガママにも嫌な顔ひとつせず、

 

にこやかに引き受けてくれる。

 

 

 

看護婦さんには、

 

私達患者の知らないところで、

 

表に出て来ない地味な仕事もたくさんあると思う。

 

 

 

私は入院中、看護婦さんの仕事をずっと見てきたが、

 

おそらく実際の業務の10分の1も知らないだろう。

 

 

 

こんなことを書くと失礼かも知れないが、

 

外来はどこの受付も事務的で、

 

おしゃべりばかりしている。

 

 

 

患者のことを思いやる気持ちはあんまり無さそうだ。

 

 

正直なところ、大学病院はそんなものと、

 

まったく期待していなかった。

 

 

が、期待していなかっただけに、

 

今回の入院生活は良い意味で予想を裏切られ、

 

快適で充実した日々を送ることができた。

 

 

 

すべて東病棟3階の先生方と看護婦の皆様のお蔭である。

 

 

 

先生方と看護婦の皆様への感謝の気持ちは簡単に伝えることはできないが、

 

私が健康に毎日を過ごすことこそ皆様への御礼と考え、

 

早く元通りの身体になって仕事に復帰しようと思う。

 

 

 

最後に、今回の入院でたいへんお世話になりました、

 

K関先生、N谷先生、O林先生、N村先生、N島先生、

 

M田先生、N元先生、内科のK住先生、

 

そして看護婦のM本婦長さん、K高さん、M本さん、

 

Oさん、K西さん、N田さん、香Zさん、

 

Y津さん、M谷さん、I形さん、I下さん、

 

N崎さん、Y下さん、T本さん、K崎さん、

 

Y邉さん、A部さん、その他の先生と看護婦の皆様

 

(名札を確認しようとしたのですが、

 

退院までお名前がわからなかった先生と看護婦の皆様、

 

申し訳ございません)

 

にあらためて御礼を申し上げます。

 

 

 

 

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

K医科大学医学部附属病院東病棟3階に入院できて、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に良かった。

 

 

 

 

 

平成11年2月26日  あげはら