主の晩餐について

主の晩餐式(ばんさんしき)
主の晩餐式(聖餐式とも呼ばれる)は、イエス・キリストの引き裂かれた体を記念するパンと、イエス・キリストの流された新しい契約の血を記念するための葡萄液の杯に教会員が共にあづかる教会の制度です。
 この制度は、イエス・キリストが十字架にかけられる前夜、ユダヤ人の過越の祭りの除酵祭の第1日に教会の中に主によって創設されました。(マタイ26:17-31 ルカ22:19)ユダヤ人が、モーセの時代から守っていた過越の祭りの預言かつ象徴的な意味がキリストの十字架において成就したのです。
 次の表は、旧約時代のユダヤ人の過越の祭りと、新約時代における教会の主の晩餐式に関する共通事項、また相違点を示しています。過越の祭りと主の晩餐式の間には密接な関係があり、これらの関係を確認することで、主の晩餐式の正しいあり方を学ぶことができます。

  過越の祭り 主の晩餐式
方法 ①1才の傷のない雄羊の血をかもいに塗る。
※その意味は、神がその血を見て、裁きを過越して、イスラエルの長子が救われたことを記念する。

②パン種(酵母)を取り除いたパンを食べる。
※パン種(酵母)は、聖書では罪や不義といった悪いものを意味しているからです。

①イエス・キリストの血を記念する葡萄液にあずかる。
※その意味は、罪なきキリストの血によって罪を赦され、救われたことの記念。  (ルカ22:19)

②キリストの体を記念するパンを食べる。
(パンは必ずパン種の無いもの)

 

参加資格 ①割礼を受けた者のみがこれを守る。

②各家ごとに守る。食べ物などを一切家の外に持ち出してはならない。    (出12:43-48)
①心の割礼(新生体験)をもち、バプテスマを受けて教会員となった者のみがこれにあずかる。

②各地方教会単位で行う。同グループの教会員であったとしても、自分の教会以外の晩餐式には参加できない。       (Ⅰコリント10:16-17)
※晩餐式は教会の定めである。
  目的    ①イスラエルがエジプトの奴隷から救われた事の記念

②真の救い主を待ち望む

③神の家イスラエルの内から不信仰や不義を取り除くこと。(除酵祭の意味)
※パン種の入っていないパンで祭りを行う。
①罪の奴隷からキリストの血によって救われたことを記念する。(ルカ22:19)
(注意・・救いのために行うのではない。記念である)

②人々にキリストの十字架の死を告げ知らせ、再臨の主を待ち望む

③自分を良く吟味し、主と血と御言によって清くされること、そして、教会の交わりを清く保つため。
(Ⅰコリント5:6-8、
 I コリント11:23-28)