98年10月9日(金)晴れ 大阪東洋ショー


マイク12号さんからの投稿です。


んにちは。マイク12号です。

さぁ!10月です。食欲の秋、スポーツの秋、そして、、、
もちろん私は観劇の秋です。明日から連休だからでしょうか?平日の 昼間なのに凄い人です。盆周りは勿論のこと、舞台から花道までびっしり埋まってます。仕方がないので、客席最後部のひな壇を確保して、いつもの様に香盤表をチェックすることにします。

あら、やっぱり!!

実は今回の東洋ショー、御覧のように、園田さんは別名で出演されています。私もjeysonさんから教えて頂かなければ、全く気づかない まま、危うく平凡な日々を過ごしてしまうところでした。(^^;

ということで、間一髪で人生最大のあやまちをおかす危機を回避したものの、 まだ安心はできません。そう、東洋名物の「仁義なきポラロイド争奪戦」が待って いるのです。

そんな私の心配をあざ笑うかのように、無情にも次々と香盤が消化されてゆき、何の策も思い付かないまま、とうとう園田さんの出番が来てしまいました。


「あれ? これは、もしかして新作?」

暗やみの中から現れたのは、純白のウエディング・ドレスに身を包んだ 園田さんでした。両手でブーケを持ち、澄まし顔で客席を見つめています。 まさに、清純という形容がピッタリな雰囲気で、もちろん観客の目は釘付けです。

ンスは、(いつもの元気一杯)+(可憐さ)+(コミカル)な 感じで、ドレスのサイズがちょっと大きめな印象もあって、なんだか可愛く 思えてしまいます。(*^_^*)

スカートもかなり大きくて、腰から足下までスッポリと覆っているため、 ステップは確認できませんが、湖を優雅に泳ぐ白鳥が、水面下では目まぐるしく 足を動かしているように、園田さんもかなり激しい動きをされていると思います。

 
 

そして、サナギから蝶へ生まれ変わるように、 ドレスをステージ上で脱ぎ捨てると!


中から現れたのは、カッコイイ園田さんでした。

タンクトップ、ショーツ、ストッキング、ハイヒール、すべてを白で統一し、 ドレスに引き続き、清純なイメージで迫ります。
(私は、'ピンクレディーのペッパー警部'が頭をよぎりました・・・)

さっきの大きなドレスからの対比もあり、小柄な園田さんが、いつも以上に 小さく見えます。しかし、見かけは小さくても、ダンスはとても華麗でパワフル。 その躍動感溢れるダイナミックな踊りは、客席からも、「オォー!」と歓声があがる ほどの素晴らしさ。

して、ベットでは、白いレースのネグリジェに白の マラボーと、またまた白で統一。 いつもの完成度の高い技を披露するたびに、盆周りからどよめきと拍手がおこり、 そのつど、園田さんのスゴサを再確認。

また、虚空を見上げ、満たされた笑みをたたえた表情でたたずむ仕草が、 ダンス1曲目のウエディング・ドレスから連続したストーリがあるように思えて、 純粋で、切なくて、とてもいとおしい想いが込み上げてきます。 もう少し、あと少しだけ側にいて、、、そんな気持を持った人も多かったでしょう。 そんな、名残り惜しそうな空気が漂う中、園田さんは舞台奥へと消えてゆきました。

〜ん。と、心に余韻を残したまま、ポラロイド・タイムに 突入しました。曲調がアップテンポに変わると場内も一変し、御覧のような有り様に。 本日の東洋は、まだ記憶にも新しい、サッカー・ワールドカップの [日本ーアルゼンチン戦の入場券]並の競争率の高さで、客席後方からは 「あ〜ぁ、これじゃ、後ろまで順番回って来ないよ〜!」と、嘆きの声が聞こえてきます。

その姿は、まるで1年前の私ではありませんか。(苦笑)

流石に今回の人の多さには正直アセりましたが、「2回目ならなんとか撮れそうだな」 と、すっかり東洋のやり方をマスターした私は、「ポラロイド奪取計画」を実行し、 見事2回目に園田さんのお写真をGET!!

の時、自筆の似顔絵を手渡したところ、あまりのデキの悪さ に、顔をクシャクシャにして笑う園田さんを間近に見られて、嬉しかったデス。 (ちょっと恐い)(笑)

しかし、いつも首に付けているクロスのペンダントがないのを発見。 気になって伺ったところ、今回の衣装に引っ掛かるので外しているが、楽屋に ちゃんと置いてあるとのお答えに、納得して、ホッと一安心。

ちなみにアレは、「お守り!」だそうです。(^_^)
ということで今回は、十字架なしの園田さんのポラを撮影できます。

「私は仏教徒だから、、、と、今までポラを敬遠していた ファンの方も、このチャンスに是非!」

−プンショ−では、本日のラッキーボーイとお見受けするお客さんに、ナンチャッテとか、おちゃめなポーズをして、交流を深められていました

ちなみに、このラッキーボーイな方は、他の出演者の皆さまからも、大変人気が あるようで、幕が降りてからも名前を呼んでもらったり、ツーショットのポラを 撮って、頭に愛のげんこつを頂いたりと、まさにファン冥利につきるとは、 この事ですね。(笑)

フィナーレは、パチンコショー形式で、出演者が赤い羽根を 手に総登場。
1回目の時、園田さんを間近に拝見できるポジションを見つけた 私は、早速2回目のフィナーレで、その場所に移動しました。(苦笑)

あまりに間近なので、目のやり場に困るのですが、少しでも園田さんと お話ししたい時は、こういう方法をとってみるのもよろしいのでは。

・・・と、新たなワザを身につけた私は、次回の十三観劇まで、 つかの間の平凡な生活に戻ってゆくのでした。

− 終劇 −


イラスト:マイク12号
 
(ヘタでごめんなさい)

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