98年4月10日(金)快晴 DX伏見
こんにちは。マイク12号です。
前回に味をしめて、今回も楽日の訪問です。
いやぁ〜、やっぱり観劇は楽日ですよね。(笑)
今回、園田さんの新作が拝見出来るとあって、いつもより2時間も早く
起きてしまいました。(というか、興奮してほとんど寝られなかった ^^;)
でも、そのおかげで忘れた財布を家に取りに戻っても余裕で1回目に
間に合いました。(とんだサザエさんを演じてしまいました。)
お客さんは15名程度、ほとんどが年配の方で、平日の初回にしては
まずまずの入りでしょうか。劇場の規模も中くらいで、ポール(笑)が
多少目につきますが、特に観賞の邪魔にはならないので「合格」です。
(公演途中、3才位の男の子が、客席を走り回るというアクシデントも
ありましたが、これもアットホームな感じがして「合格」です。(笑))
さあ、それでは、「園田しほり」さんの新作です。
暗闇の中から、七色のライトに照らされた後ろ姿が浮かび上がります。
頭には黒地に銀が混ざった幅広の帽子、脚にはふくらはぎを包み込む、
柔らかな材質の黒のブーツ、そして、左は肩から肘まですっぽりと黒で
覆い、反対に右は肩口から肘までは素肌をさらし、腕には黒の長手袋。
右胸が光る素材なら、左は逆に光りを吸収する黒というように、左右が
非対称な、奇抜で華やかな衣装です。
「天使」の時とはまったく違う、大人の女性の妖しい魅力を放ちつつ、
それでいて気品を感じさせる雰囲気。
ダンスも、大人っぽくて、上品で、1度や2度見ただけではその全貌を
掴むことが出来ないほど味わい深くて、そして、とても複雑です。
流れるようにスムーズに舞えば、ピタリと止まり、客席に向かって
「どうかしら!!」
といった得意げな視線を送ります。
完全に音楽とシンクロした動きで、まさに魅せるための踊りという感じ。
帽子を使った仕草にも、大人の女性(レディー)の可愛いらしさが覗けて、
「う〜ん、コレだ!」と、思わず唸ってしまうぐらい魅力的で、私個人と
しては、今までで一番、園田さんのイメージに合っていると感じました。
(当然、一番のお気に入りになりそうです。(^_^) )
そして、一旦、舞台の袖に引っ込み、今度はガラリと変わって、
銀のブラジャー&トランクス、というスポーティなコスチュームで登場!
(一瞬、ピンクレディーを連想した私は、もう歳なんでしょうか (^^;)
曲もダンスも、さっき迄とは一変、アップテンポなカッコイイ系に!!
ブロックサインを送るかのように、腕を大きく、かつ、忙しく動かします。
このダンスもすごく複雑で、とても数回見ただけでは覚え切れません。
中に少しだけ、「東村山音頭」っぽいフリがあって、思わずニヤリ。
(もしかして、園田さんは、志村けんのファンなのでしょうか?(笑))
ベットでは、ベージュのスリップに黒いフワフワした襟巻きの様なものを
まとって登場。片側の胸をはだけて、長時間、微動だにしない片足上げや、
おなじみブリッジからの片足上げ、そしてブリッジから両手を放し、足だけで
上体を支えるポーズを披露します。見事なバランスですね。
(二回目のステージでは、リボンも投げ込まれました。)
この劇場は、左右だけでなく天井も鏡張りになっていて、普段は見られない
色々なアングルを拝見出来て、勉強になりました。(笑)
ポラタイムも、ベットと同じく、スリップ姿で登場。
当然、その可憐な姿を撮りたくて、手を挙げる私。
しかし無情にも、私の順番がくる前に脱がされてしまいました。(涙)
でも、少しだけ、園田さんとお話しできたし、素敵な笑顔も頂けたので、
ちょっぴり満足。次こそ、ポラロイド・ポジション(舞台最前列)に移動して、
スリップ姿をGetだぜ!!
しかし、ここで私は取り返しのつかない、大きな間違いをしてしまいました。
園田さんは、舞台に向かって右側から登場されるので、当然その時一番最初に
目にはいる、舞台最前列の左側の席に座るべきなのですが、こともあろうに、
私は反対の右側の座席に座ってしまいました。
当然、スリップ姿は撮れませんでした。(泣)
しかし、ここはプラス思考になって、デッサンの為に、横向き&上向きのお顔
を撮らせて頂きました。(もしかして、変なポラマニアと思われたカモ・・・)
残念ながら、今回はオープン・ダンスは無くて、すぐさまフィナーレに突入。
(2回目は時間が押していたみたいで、フィナーレも無しでした。)
でも、こんなに完成度の高い、素晴らしいダンスを拝見できて大満足でした。
(次回の関西NAも、とても楽しみですね。)
「メニューに戻る」 「レポートTOPに戻る」