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はじめに

このウェブサイトは私がドイツ南東のバイエルン州にあるレーゲンスブルク(Regensburg)という街に研究者として滞在した約1年間(2004-2005)の生活を綴ったものです。ドイツと日本との違いについて、びっくりした事・感銘を受けた事・ふと感じたこと・・・、を何処かに残しておきたくて、あるいは興味のある方に情報を発信しようと作成しました。もちろん、日本とドイツの違いを検証してどちらが優れているかを議論しようという主旨ではありません。その違いを知り、少しでもドイツに興味を持っていただけたら嬉しく思います。
これまで何度か海外に出掛けた事はありましたが、海外で生活をするというのは初めての経験でした。ドイツ語もろくに話せない私が、いざドイツに来ると、文化・言語等の違いから困ること、嫌な思いをする事も少なからずありました。それでも、私が今回の滞在を通じて感じたこと、それは 『別の国に住むということは、その国の人々・文化・言語・宗教・食文化・生活様式・風習・伝統・気候・風土・・・、それらに触れ、それらを理解するように努め、それらの良さを受け入れ、そして好きになる事である』 という事でした。ドイツの全てを理解し、全てを好きになる事は(ドイツ人にでさえ)難しいと思います。それでも 『ドイツという国の中身に触れて、良さを発見し、好きになりたい』 と思う気持ちが大切だと感じました。

2005年7月 作者

このウェブサイトについて



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