GWが終わる頃、gachapinさんからメールが届いた。 「○○のグループは、六の瀬でブリをバンバン釣ったらしい。」 「××達は、山陰でアオリのキロアップをかなり釣ったらしい。 「△△は・・・。」 5月の4連休は4日とも子ども達の試合で埋まり、応援と送り迎えで終わってしまった。 恐らく、gachapinさんも同じような状況なのだろう。 美味しかったという話を聞けば聞くほど、尻のあたりがムズムズしてくる。(笑) 連休が終わってからの予定を見ると・・・(-_-) 相変わらずのスケジュールだ。 ほぼ釣りに行ける日が無い。 かろうじて空いていたのが、5月12日のみ。 ちなみに、潮は若潮だった。(^^;) 様々な釣りモノが乱立するこのシーズンに、釣りに行かないのはあまりにも寂しい!!(>o<) ・・・ということで、gachapinさんと釣行計画を立てた。 若潮という潮は、青物には絶対良くないので、 初めての釣り「鯛ラバ」に挑戦してみるコトになった。 最近では各社から専用タックルも出ており、太刀魚に続くライトオフショアゲームの新しい流れである。 初めてのコトは何かと楽しい♪(^^) 早速、情報収集をしてタックルを準備する。(この時が一番楽しいのかもしれない。笑) 今までのジギングとはまったく違ったスタイルのゲームであることは間違いない。 当日は、朝からよく晴れていて、久しぶりにカッパを着なくてもよさそうだった♪ gachapin氏とW氏と私の3人のうち、鯛ラバ経験者はW氏のみ。 いろいろと釣り方を教えてもらいながら、妄想だけが膨らんでいく・・・。(笑) 船長の話では、今日1日のプランは、「鯛→太刀魚→鯛」だそうだ。 まずは、来島海峡に行く途中のポイントで鯛ラバをやる。 いよいよ初体験である♪ 乗った船の船足はとても速く、あっという間にポイントに到着した。 水深は約80m、底に船が沈んでいるということだ。 「根掛かりに注意してください。」 そう言われ、重めの70gラバージグを投入し、注意して底を取る・・・。 沈んでいる途中から、妙な感触が手元に伝わってきた・・・。 急いで巻き上げるが、根掛かり。(-_-) 3人ともラバージグを献上することになった。(泣) 一発目がこれじゃ、用意した数で1日足りるのか??? 次々と船中根掛かりが多発! 底取りはあまりにリスキーな為、早めにクラッチを入れて巻き上げ開始する作戦に変更。 その何回目かの時!! 「ゴゴッ!」 何かがラバージグをくわえた。 とっさに体がビクッと反応してしまい、ロッドの先が動いた。 それっきりだった・・・。 「アタリがあっても巻き続けるんです。」 そうW氏にも、船長にも聞いていたハズなのに。 バカバカバカ!ワシのバカ〜!!(T_T) 回収してラバージグをチェックすると・・・確かに傷が入っていた。 明らかに何かがくわえていたようである。 その後、反応がないので太刀魚ポイントへ移動。 しかし、太刀魚の反応も少ない。 お土産程度(と言っても、自宅用のみくらい。汗)に釣ったら、いよいよ来島海峡へ! そこは鯛で有名なエリアだけに、たくさん船が出ていた。(若潮でも) その船の中に割って入るようにして、ポイントを流し始める。 再び70gを落とし巻き上げるが、どうもおかしい。 ジグにアクションに生命感が無い気がするのだ。 石を操っている感覚とでも言おうか? ジグのように泳がない分、水流と重さのバランスが重要なのではないだろうか? やや軽い60gにチェンジすると、変な感じは解消されたのだった。 しかし、結局、鯛は釣れなかった。 W氏に1バイト、他の同船者に1ヒット(バラシ)、私に3バイト。 それだけ。 W氏のバイトも私のバイトも針に乗るまでには至らなかった。 2度目のバイトの時は、ガマンして巻き取る途中にフッと竿先が軽くなり、巻き上げを止めてしまった。 そのまま巻き上げ続けて追い食いを待たなければならないらしかった。(T_T) 3度目は、ガマンして巻いた。 しかし、またしても途中でくわえた口を離したまま、巻いても巻いても追い食いはしてこなかった・・・。(ToT) 1枚釣るまでは、なかなかキモが見えてこないのは仕方ないコトなのだけれど・・・。 船中7人乗って鯛1枚。(←太刀魚ジギング中にジグで釣れたモノ!笑) 他の船の様子を見ていても、明らかに今日は低調だったようである。 若潮は、青物のみでなく、鯛にも太刀魚にもよくないんじゃんかろうか? どこの船宿も予約が開いていたもんなあ・・・。(^^;) 「鯛ラバは1日にして成らず。」 なんとかしてもう一度リベンジを果たしたい! そして。 「もう2度と若潮の時に瀬戸内海では釣りをしない。」(笑) そんな思いを胸にして、帰路に着いたのだった。(^^;) |