キロアップへの道


2004.5.8 島根半島にて
胴長35cm 1820g〜♪


                 5月8日 島根半島エギング 

この日、本来なら宇和海1泊2日イカツアーに出かける予定だった。
今年もすでに何度か宇和海へ出かけるも、なかなか1kgサイズに届かない。(汗)
「この春は、どうしてもkgサイズのイカを釣りたい!!」
これが今年の私の願いでもあった。(笑)

エギングを始めてからこれまで、kgサイズを釣っていない私には、
「1kg」というのがとてつもなく高い壁のように感じられていた。(笑)

秋のサイトゲームが大好きな私には、
1カ所で粘って深場にエギを落とすようなゲームとは無縁だと割り切っていた。
しかし、昨年マーボとともに行った瀬戸内の因島で、「見えないゲームのおもしろさ」にも興味が湧いた。
深場にエギを落とし、イメージしながら動かすのである。
これがなかなか難しい。
何しろガマンが必要なのである。(笑)
イカ道まっただ中の私は、現在深場修行中なのである。

前置きが長くなってしまったが、
そんな私の今回の宇和海釣行予定は日曜は大雨という予報により、
gachapin氏と協議(笑)の末、ボツになってしまった。(-_-)
リールとラインを新調し、ボルテージの上がった脳をどうやって沈めようか?
幸いにも、土曜はまだイイ天気のようだ。
山陰地方の情報収集をしてみると・・・。
どうやら、アオリの接岸が始まっているような状況である!
gachapin氏は今回はパスするそうなので、久しぶりに単独で突撃である。

行く途中、前回の釣行で壊れた「オートギャフ小継」くんの代わりに、カツイチのイカギャフを入手する。
これでデカイカが釣れても安心である。(備えあれば憂いなし)

ポイントに着くと風も無く、絶好のエギング日和♪
これでアオリ接岸なら、爆釣じゃ〜♪♪
このポイントでは昨年の春イカ挑戦で、敗北を味わった場所だ。

1投目で底を確認。
2投目、大きくシャクって誘いを入れた後フォーリング中にラインがピンと張った!!
イカだと思って合わせを入れると、

 ズンッ!!

乗ってる〜♪
慎重に寄せて、ギャフを入れる。
デカイ〜!!
車からメジャーとバネばかりを持ってきて計測すると・・・。
なんと 35cm 1820g あるじゃありませんか♪
念願のkgアップ達成に感無量である。
デジカメパシャパシャ状態である。(笑)

朝イチからこれじゃあ、今日はイカパラダイスか?!
そう思ったが、後はまったく続かなかった。

14時を回った頃、次の目的地へ。(ココも去年敗北を喫している)
波止の先端に、たくさんのエギング師がいるのが遠目で見ても分かる。
人混みは苦手なので、しばらく港内でしゃくるが反応が無い。
仕方なく先端部分へ。

空いている場所へ入ってやってみているウチに、ズシッ!!
おお!来た来た〜♪
足元に海草があるので、沖で浮かして遠目でギャフを打とうかと考えながらファイトする。
(ここまでは余裕なのだが・・・)

沖で少し浮いてきたので、ギャフを見ると・・・。
ギャフの先端部分を開き忘れていた!!(汗)←手動なのである!
「どうせこんなに人がいたんじゃ釣れないだろ。」と思っていたので準備を怠っていたのである。

この時点で平常心が失われたと今にして思う。(笑)
何を血迷ったか、私はロッドを股に挟み、両手でギャフの先端部分を開いた
当然糸フケが・・・。(呆然)
ギャフの準備ができたときには、掛ける相手はいなかった・・・。(-_-)
ヌルヌルになったエギだけが帰ってきたのである。

この後、バラした敵討ちに燃えたが、コウイカ1つとエギを3つロストするだけに終わった。(T_T)

今回、大きなイカが釣れて嬉しかったのだが、帰ってから写真を見てみると、
イカがエギをしっかり抱いていて、フッキングしていないように見える。
どうもフッキングが甘いようだ。
バラしたヤツも、恐らく抱いていたの離しただけだったのかもしれない。

念願のkgサイズが釣れて、ホッとしたのだが、
次の課題が見えた。(笑)
「確実なフッキングとギャフの準備」
まだまだ私のイカ道は続きそうである。(−人−)




使用タックル ブリーデンYS89 + ツインパワーMg2500s
PE0.8号 アオリーQ3.5号ゴールドサクラダイ


  
疑惑のノーフッキング画像         4号エギにチビコウイカ


Lightな釣行記録へもどる