1月11日 高知県足摺沖ジギング 昨年、初めて体験した冬のハガツオジギング。 寒い時期なのに、その陽気な釣れっぷりと素晴らしい美味しさに魅了され、 「これはもう、毎年の初釣りにピッタリ!」 と決めたのが、この「新春恒例ハガツオよさこいツアー」である。(まだ2回目)←(笑) 今年は千葉からまたこさんを迎えることとなり、前日から高知入りすることとなった。 前夜からちゃんと寝て、冬の荒波に耐えうる体調をキープするためである。(←軟弱) 当然宿は大浴場付きである。(あああ・・・幸せ〜♪) 船長からの電話では、釣行前日にはハガツオが船中20本以上出たとのコト。 またこさんをピックアップした我々岡山組4名(含むまたこさん)は、 その車中にて久しぶりの釣りへと次第にボルテージを上げながら、高速をひた走った。 昨年秋に須崎東ICまで開通したおかげで、ずいぶんと高知西部行きも楽になったようだ。 (あ、gachapinさんの運転のおかげか?笑) あっというまに中村市内の宿に到着した。(gachapinさんに感謝!m(_ _)m) 急いで風呂に入り、ハガツオ爆釣の妄想をふくらませながら寝たことはいうまでもない。 翌朝目が覚めると、少し強い風が吹いていた。 少し波が出るかもしれない。 そんな心配を胸に眠い目をこすりながら、入野港へ走る。 港へ着くと、もう船長が到着しており、すぐに出船となった。 走り出してしばらくは波静かで快適だった。 しかし、どうやら足摺岬のおかげで風裏だったらしく、岬を西へ抜けると、 次第に風波がひどくなってきた。 はたしてこの波の中、またこさんは大丈夫なのだろうか・・・。 (この後、無用な心配だったことを思い知らされる。) 明け方にはポイントに到着した。 目を覚ますと、前の方ではすでに1人パワフルにシャクっている。 しかし、寝ぼけた私はいつものようにスロースタート・・・。(恥) えっちらおっちらと用意をして、やっとのことでジグを海へ投げ入れる。 しかし、すごい風・・・。 水深は120〜130mくらいのエリアだ。 潮はあまり動いていないが、船が風で流れているようだ。 やや小さめのピッチで船体が揺れる。 そんな中、同行のいちたろうさんにヒット! 小気味よいファイトの末、水面に浮いてきた魚体は銀白色ではなかった。 いちたろうさんの今年の初物は・・・3kgくらいのネイリだ!(羨) 無事、ネットに収まりホッとしたのか、 その後、彼は「キャビンの人」と化した。(−人−) いや、実に羨ましい。 朝イチで結果を出して、悠々とキャビンで寝るなんて・・・。(笑) 私も一度でイイからやってみたいものだ。 またこさんはというと・・・ 最後尾で船長から借りたタックルで200gのジグを必死にシャクっている。 ハガツオを釣りたいという強い想いを持っての参加だ。 ついでにアカヤガラも釣りたいらしい。(笑) (アカヤガラをねらって釣るのは、ハガツオよりはるかに難しい。) 波に揺れる船上で黙々とシャクる様子が見て取れた。 そのうちに、そのまたこさんへヒット! うめき声を上げながら、あがってきたのは赤いチビキだった。 とりあえずのお魚キャッチにまたこさんは嬉しそう。(安堵) しかし!! ホスト役の私としては、是が非でもハガツオを釣ってもらわねばならない。 これはもう、なんとしてでもである。 またこさんが本命→ハガツオならば、私は本命→またこにハガツオなのである。 「お願いですから、釣れますように・・・(−人−)」 そう念じているのだが、いっこうにハガツオが当たってこない。(汗) チビキはよく釣れるのだが・・・。 もう少し深場を探ってみることになった。 そこは、220〜240mラインのポイントだった。(汗) 念のために200gを落としてみるが、底がなかなか取れない。 素直にあきらめて、300gを使用するコトになった。 新年早々ディープジギングとは・・・どこがライトなんだろ・・・(涙) しかし、すぐに反応が出た。 私にも本年の初ヒット! 横ではgachapinさんもヒット!! なんとも景気がイイではないか!(嬉) ときおりゴクゴクッと首を振るのが分かる。 何が食ってるのか???(ワクワク) 懲りもせず(昨年何度もバラしている)かなり強めのドラグ設定で、 強引にリフトアップにかかる。 となりでgachapinさんフックアウト!! なかなか良さそうな魚だったのに・・・。(ちなみに自分のも) そんなコトを思いながらロッドを支えていると、強いしめこみが・・・! グーッ!ブツッ!! 何かが不意に切れたような感触が・・・。 あっけないフックアウトだった。 初モノをまんまとバラシ・・・。(悲) 今年の課題 「今年はもう強引なファイトはせず、ドラグを使って魚を走らせよう・・・。」(T_T) その後、今度は船中トリプルヒットがあった。 細心の注意を払い、大事に大事に取り込みました。 結果は・・・gachapinさんのがハガツオ、私とまたこさんのはチビキ。(-_-) おいおい、どうなってるんだい!!(笑) その後もチビキはつれ続いた・・・。 が、 ドラマは突然やってきた。 またこさんのロッドがイイ感じで曲がっているではないか。 しかも、リールからラインが引き出されている! ドラグが鳴っているのだ。 当のまたこさんは、慣れないディープジギング(240mライン)とチビキ釣りのおかげで 握力を失っているらしく、ロッドを支えきれないようだ。 「代わって〜!!」と頼まれたが、 「いやいや、これはスポーツフィッシングだから自分でがんばりなさい。」 と、gachapinさんと口をそろえて言った。(笑) 必死の形相でラインを回収し、魚が寄ってきた。 銀白色だ!(チビキではない。笑) 立派なサイズのハガツオだった! しかも、尾びれのつけ根にスレでかかっている。 それでしんどかったのね〜!(笑) ヘトヘトになって座り込むまたこさんを船のみんなが祝福する。 本当におめでとう!! なんとか私も肩の荷が下りた。(安堵) それにしてもすごい釣り根性だ。 波っ気がある中、初めてのディープジギングを黙々と続け、 (ちなみに私は途中キャビンで休憩していた。恥) しっかりと本命のハガツオを手にしてしまった。 しんどいのに釣りを止めない根性に感心した。 更にその後、もう一度朝イチのエリアへ移動して、アカヤガラまで釣ってしまったのだ。 なんという釣り運の持ち主だろう! ホント参りました。<(_ _)> 結局、ハガツオは渋いまま陸上がりの時間を迎えた。 船中ハガツオ3本、ネイリ1本、アカヤガラ1本、チカメキントキ1本、チビキ多数である。 私はチビキ2本のみ(汗)に終わってしまった。 新年にふさわしい赤い魚(なんとなくめでたい!)なので、勘弁してやるか・・・。(涙) 宿に戻り、風呂でさっぱりとする。 そして、居酒屋「海や山や」へ。 店ではすでにMOSのKAJIさんご一行が舌鼓を打っていた。(同じ海に出ていた方々) 試しにおまかせで料理をお願いしたら・・・ ???のぬた(忘れてしまった・・・汗) 刺身の盛り合わせ(モイカ・ハガツオ・タイ・ヨコワ・ブリ) 鯨の刺身 グレのタタキ ウツボのタタキ ウナギのタタキ ながれこご飯 川エビの唐揚げ ブリ大根 マンボウ(腸)の唐揚げ とろろ汁 (う〜ん・・・多すぎて何か忘れてるような・・・) 食い意地の張った私たちはさらにブリの刺身・焼き鳥三種・スタミナチャーハンを食い、 身動きするのも苦しい状態に陥ってしまった。(笑) 本当にごちそうさまでした。(−人−) 翌日の春のような日差しの中、「来年もきっとまた来よう」と心に誓い、高知を後にした。 最後に・・・ 楽しい釣りを提供してくださった船長をはじめ、 一緒に行ってくれたgachapinさん、いちたろうさん、またこさん、同船の方、 沖で手を振ってくれたKAJIさんとそのグループの方々、海山のお店の方々、 本当にありがとうございました!!<(_ _)> また、みなさんとご一緒できる日を楽しみにしています!!(^^)/ |