21:手触り(マエズロス/フェアノオル)




王宮にて、礼装に飾りたてた父上を、うつくしいと讃えるものは多くいる。
悪意のざわめきをぬうように、隠しきれぬといった風に、
押し殺したあえぎ混じりにささやかれる、父上への賛美。









だが、父上のまことに艶なるすがたは、そのようなものではない。




・・・たとえば、








たとえば、髪をあらって、
むぞうさに、水のしずくのしたたり落ちるままにくつろがれる様。









「父上、おぐしを梳きましょう」
















とつぜん、フェアノオルにつやべたをしたくてたまらなくなって…(><)///

今回はちょっとストレートに「恋かもしれない」を達成した気が。ど、どうでしょか!(*><*)9
(・・・親子だけど・・・。)
ぬれてダーティな色ににじむブロンドにも大変くすぐられますが、
やはり手ざわりをふくめ、黒はうるみを増してなおいっそうにうつくしく思えてたまりません///
個人的には赤金にも見惚れてたまらないものがあるのですが、
(映画「ジェイン・エア」の子供時代の友人役の子が、
窓際で赤金の髪をときほどくシーンがあるのですが、その画は本当に素晴らしくって…!)
でもたとえばマエズロスが髪をあらっていても、
ときめいてドッキンドキンなエルフと言ったらフィンゴンだとしか…かれ以外の誰とも思えない…(笑)
しかもそれはマエズロスの髪だからドッキンドキンなのであって以下略。

しかし、なんだかお題では、マエズロスばっかり描いてる気がしてきました。
何でだろう。このままでは恋多き男になってしまう(><)