宝石 EARLY WORKS
フェイスの削りテスト中の宝石の、とても古い写真を発掘したので…。
文章は、当時かきそえたもののようです。
8番ヘッドノーマルの宝石(たからいし)です。
北京で買った京劇のフォトカードをイメージしながらつくりました。
京劇風の衣装や、歌舞伎風の衣装を着せたい子です。
これは、まだリューターで眼窩内部を削っていない頃の写真で、奥目がちです。
ドールアイに光りがはいりにくく、また視線に肉薄したなまなましさが欲しかったので、
その後4時間かけて削りました///
すこしメイクも薄めです。
まだ専用の衣装をあつらえていない頃で、洋服を着せています。
洋服を着ると、いかにも囲われものといった、やましい雰囲気が出る…気がする…(汗)
カンの良い方は何となく表情づくりで分かってしまわれるのではと思うのですが(ど、どうだろ…)
宝石は男の子です。
京劇の、女形役者の男の子なのです///
8番ヘッドは大変かおがちいさいので、
他の子に比べて首がすこしふとめに見えるところや、
後頭部がたてながなのでウィッグがどっさりと乗っている感じが
化けている少年っぽさを演出してるように見えたのです。
少女にはあざとさのある、くどい媚びはありえないものだと思いますので、
思いきり化粧の濃い、化けた媚びのある表情にしました。
不気味と妖艶のはざまな気がしますが(汗)
これが何とも…かつモダンなソリッドな味わいがあればと…(苦笑)
男の子です…(笑)
もう髪をゆっても、舞妓風にしてもとても似合うのですが(汗)