友人Tさんのおかあさまの「摩耶」ちゃん(スタンダード・キラ)をメイクさせて頂きました。
(ウィッグは先方のご要望で「のの」デフォルトを使ってます)




摩耶ちゃんです。
デフォルトメイクのイメージを崩さないようにとのご要望だったので、
デフォルトイメージでなおかつ透明感のあるナチュラルメイクをこころがけました。
写真では色があまり出せませんでしたが、
ブルーのアイシャドウ、ブルーマスカラをしたブロンドのまつ毛、
ピンクのほっぺたをしています。






摩耶ちゃんの資料(笑)がありましたので、
それのイメージどおりに愛らしくドリーミーで、憂いのない表情を狙いました。


おまけでライトアップして撮ってみた摩耶ちゃん。



かねがね一番ヘッドはメイクしてみたかったので嬉しかったですv
ありがとうございます、Tさんのおかあさまvv


ちなみに、娘さんの代筆メールで来た摩耶ちゃんの資料。


時:1920年代
場所:フィンランドの森の中(湖の畔)

ビアンカ、14歳、樵のお爺さんと二人暮らし。
快活な少女期を過ぎて、最近物思いにふけるようになった。
いつも、小さな湖の畔にあるお気に入りの白樺の木に作ってあるブランコに揺られながら、
森の外の世界を想像している。
深いブルーの瞳、ブロンドの長い髪の毛、
着ている服は粗末だがその面立ちには少女ながら隠しきれない気品があった。
そうだ、ビアンカは実はロシア貴族の末裔だったのだ!!
ビアンカ、実の名はマヤ・カトリーヌ・ロマノフスキー…
あれは1910年代の混乱したロシア、
ロマノフ王朝がまさに崩壊しようとしていた頃のことだった。
マヤの実の両親ロマノフスキー男爵夫妻は、
真夜中の混乱したペテルブルグ駅から列車に乗ってフランスへ亡命しようとしていた。
一人娘のマヤはまだ1歳の誕生日を迎えたばかりの幼子、
やっと歩けるかどうかのマヤを抱いた男爵は人混みに押されて倒れてしまった。
思わずマヤから手を離した途端、みるみる二人の距離は離れてしまった。
必死で娘の名を呼ぶ両親…
一人泣いているマヤを抱き上げたのは、がっしりした一人のフィンランド兵であった。
あれから13年…
マヤを連れてフィンランドに帰ったその兵士も、今はすっかり老いてしまった。
その老人に最近気がかりなことがあった。
この山小屋の近くを伺う複数の男たちの影……to be continued…

※実はロシアバレエの才能がある。



Tさんのおかあさま……だいすきですvv
フィンランド育ちの健やかさとバレエの才能をピンクのほっぺたで表現し、
隠しきれない気品をブルーのマスカラで表現しました(笑)。
ええと、ご要望にはお答えできたでしょうか??ドキドキ///



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