「自立にむけて」 

  


 

 

スポーツ少年団・軟式野球 <寄書

 

 

「いっぱい U」

 6年の担任の先生が、生徒と保護者に宛てて出されていた学級通信です。その最

後の通信(3月30日付)から、一部を抜粋させて頂きました。

 

 <みんなへ>

 泣かないつもりだったのに、はでに泣いてしまって恥ずかしかった。でも次から次に涙

が出て止められなかったのでごめんね。

 先生は、やっぱりT君も一緒に卒業式に出してやりたかった。前回書いた2年間の歩み

の中にはちゃんとT君もいたのだし、T君とみんなと先生で作った思い出がいっぱい浮か

んできて.....

 でも、みんなとてもりっぱだったよ。堂々と胸をはり一人一人が卒業証書をもらう姿、

一人一人が心をこめてつくったよびかけ     〜   。

 

 

 <保護者の皆様へ>

 二年間本当にありがとうございました。 〜

 T君のことを報告しておきます。

 面会可能になってから、毎週土曜日に行っていました。そして、卒業式の日、証書や他

の品々を持って行きました。仕事が色々あり病院へは5時ごろ行きました。すると、お母

さんもT君も泣いていました。事情を聞くと「H君とHK君がお母さん達と一緒にさっき

来てくれて、その時は嬉しかったようだけど、帰ったらTが泣き出すので、私まで」とい

うことでした。

 「今日が卒業式って言ってなかったんだけど、それがわかったからかしらねえ。」と言

われて、「T君、自分の足で行けたら、卒業式行ってもいいって看護婦さんが言ってくれ

たけど、行けんかったで仕方ないがね。でもいいでしょ、代わりに先生 来てあげたか

ら。」と言い、代読で証書授与をしました。かわいそうと思う反面、泣けるようになった

んだなと思いました。

 今は、よく話がわかる、よく笑う。

 右手はまだ少ししか動かないが、左手はよく動くようになりました。

 その左手で反応してくれる。(はいだと手をあげる、ばんざい、バイバイをする。)

 卒業式の日、初めて口からプリンを食べれた。明日からも2個まで良いとの事。行く度

に少しずつ良くなっていて楽しいです。が、それでも意識が戻ったとは言えないそうで

す。

 まだ、長くかかりそうですが、私は今後も暇をみつけて行くつもりです。おうちの方で

もT君の刺激のため、子供をつれていってやっていただけたらと思います。よろしくおね

がいします。    〜  。

 

 

「卒業アルバム」<寄書>より抜粋しました

  

 

 ★ 少年団でとても楽しかった、中学校へ行っても仲良くしよう

(H・S君)

 

  何をたのんでもいやな顔をせず、「いいよ」と引き受けてくれたので

うれしかったな!! 中学でもよろしく!!

(Mさん)

 

 ★ またがんばろうね。べんきょうをたくさんおしえてくれてありがとう

(T君)

 

  いろいろなことに対して、プロ中のプロ! とってもうらやましくて

しょうがなかったよ

(Yさん)

 

  サッカーとかおりがみとか...たくさんのことがとっても上手! 

勉強もできるしうらやましー!!

(Kさん)

 

 

 

  

 

「覚醒・番外編」は以上です。

宜しければ、「覚醒編」の続き「リハビリ編」を読んで下さい。

 

 ★ 感想や助言等がありましたらお寄せください。

   

 

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