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初診時の診察

初診時は、患者さんの抱えていらっしゃる最も気になっている問題点をよくお聞きすることになると思いますが、同時にお口の中の診査や検査を行います。当院の診療システムについてご理解されてからの診察開始となります。

痛みをお持ちで来院された場合は、その痛みが起こっている原因をまず探しますが、患者さん自身の思われている状態あるいは前に治療を受けていた先生の診断とは異なる場合が非常に多いです。例えば、2006年の当院にいらっしゃった患者さんの場合、半数は、診断のエラーにより、痛みが解決できなくて、私たちのクリニックでようやく解決した例が、半数以上にのぼっています。すなわち「歯」の治療で紹介されて来られても、「歯」が原因でない場合もありますので、その場合は、その原因に対しての対応となります。

最も大切なステップは、状態を正確に診断することです。

本来ならば、痛みや症状がない状態で来院されたほうが良いのですが、もしも、大きく腫れているとかお痛みがあるとかの理由で緊急治療が必要な場合は、この日に行います。

病気の重症度にあわせてさらなる精密な診査が必要な場合は時間をさらにお取りして診査を行うことになります。診査、診断、治療、そして予防まで一貫した歯科治療を患者さんに提供できる事を診療目標として長期間患者さんの口腔内の健康を当院で管理してゆくという体制で全力を尽くすための準備をはじめます。

 

 

 

診査診断 (2日目)

精密検査 1時間30分:通常、口腔内全体の診査を行います。主に歯周病の重度な患者さん、過去にさまざまな治療がなされた患者さんで現在もなお困っていらっしゃるかた、口腔内の環境をとにかく整えたいかたの場合には、1本1本の歯に対しての診査と診断を行い、口腔内全体の診断と治療目標を立てるために精密な検査が必要となります。

虫歯の診査、歯肉の状態の診査、噛みあわせの診査、レントゲン診査、病気のなりやすさの評価、口腔内写真、お口の模型

この結果を基に治療計画を立てておきますので、次回のご予約は現在の状況のご説明と治療方針のアドバイスを行います。

 

 

 

治療計画 (3日目)

現在の状況のご説明と治療計画 1時間30分:問題の程度によってはご予約の時間が短くて済む場合もあります。逆に歯周病が重度な場合は長くなることがあります。また、前回の診査により、新たな診査が必要となる場合もあります。

たとえば生活歯髄検査(神経が生きて反応するかどうか疑わしい場合に行います)あるいは追加のレントゲン撮影

 

 

口腔管理  (口腔管理初期治療開始)

口腔内の疾患の予防: どのような患者さんでも、病気を治したいと思う気持ちでいっぱいだと思います。特に痛みを伴っている場合はそうです。そのような場合は、まず痛みを取ることを行います。そして治療計画のお時間にご説明いたしますが、緊急的に治療しておいた方がよい場合を除いて、まずは生涯を通してお口を健康に保つためにはどうしたらいいのかということを相談することから開始します。新しい家への引越しと同じですね。まずは新しい家をきれいに掃除して、良い環境を作って、そして、どこに荷物を置くか計画を立ててから引越しをすれば、スムーズになりますよね。

目先の事ではなく、長い目でみてしっかりとした治療方針を立て、間違いない方法で口腔内を健康になるように診療が進んでいきます。

 

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